【ナルト】アスマは猿飛一族の一人!死亡までの経緯や強さを考察
『ナルト』にて第十班を率いる猿飛一族の一人である猿飛アスマについて解説します。暁との戦いで死亡してしまうアスマの死亡するまでの経緯を考察し、能力や技、名言をまとめています。さらにアニメ版『ナルト』でアスマを演じた声優についても紹介します。
目次
【ナルト】アスマは猿飛一族の一人
『ナルト』のアスマは、猿飛一族の一人です。能力も高く、たくさんの忍者に慕われていますが、家族とはうまくいっていなかった過去があります。アスマ率いる第十班は、家族のような強い絆で結ばれています。アスマと同じ上忍の紅とは、婚約者という関係です。
アスマのプロフィール
- 名前:猿飛アスマ(さるとびあすま)
- 忍者登録番号:010829
- 誕生日:10月18日
- 年齢:28歳(第一部)→31歳(第二部)
- 星座:てんびん座
- 身長:190.8cm
- 体重:81.6kg
- 血液型:O型
- 好きな食べ物:ソーセージ、とろろそば
- 嫌いな食べ物:アスパラガス
アスマの性格
『ナルト』のアスマとは、木の葉隠れの里の上忍です。自信に満ちており、兄貴肌の性格で、常にタバコをくわえています。同期には、主人公のナルト達を担当したはたけカカシとマイト・ガイがいます。自由奔放が教育方針ですが、教え子達に信頼されており、絆は深いです。アスマは担当忍者以外にも、たくさんの忍者に慕われていました。趣味は将棋ですがあまり強くはなく、強さは教え子のシカマルの方が上で、一度も勝てませんでした。
アスマの家族
『ナルト』 のアスマは、名門と言われている猿飛一族です。家族は父、母、兄弟がいます。父はヒルゼンで、三代目火影でした。ナルトの父のミナトが四代目火影を務めていましたが、死亡したため、再び三代目として火影の座についていました。母はビワコで、医療忍術が得意でした。兄弟については明かされていません。またナルトを慕っている猿飛木の葉丸は、甥にあたります。
アスマの意外な過去
『ナルト』のアスマは若い頃に父親に反発し、里を離れた過去があります。その時に、火の国の大名を守護する組織「守護忍十二士」にいた経緯があります。しかしリーダーが守護忍十二士のメンバー半数とクーデターを起こし、同士討ちとなり、守護忍十二士は滅びました。後にアスマは父ヒルゼンの墓の前で、「好き勝手な事して悪かった、猿飛一族で良かった」と語っています。
アスマ班とは?
アスマ班とは、アスマが率いる第十班のことです。メンバーは、奈良シカマル・秋道チョウジ・山中いのです。アスマ班は連携プレーが得意で、教え子の三人は「猪鹿蝶トリオ」と呼ばれています。奈良シカマルはIQ200という頭脳の持ち主で、洞察力にも優れています。同世代の中で最も早く中忍になりました。秋道チョウジは大食いで「デブ」と言われることが嫌いです。山中いのは植物に詳しく、人の精神に入り込んで乗っ取る術を使います。
ナルトの概要
『ナルト』は、岸本斉史による少年漫画です。1999年から2014年まで「週刊少年ジャンプ」にて連載されました。2002年にはテレビアニメも放送開始しました。『ナルト』は海外でも人気が高い作品です。主人公のナルトは、「世界が尊敬する日本人100」に架空の人物でありながら選ばれています。現在ではナルトの息子のボルトが主人公のアニメが放送されています。
ナルトのあらすじ
うずまきナルトは落ちこぼれの忍者でしたが、火影になることを夢見ていました。体内に九尾の尾獣を封印されており、みんなから相手にされず、家族もいないためいつも一人でした。忍者アカデミー卒業後はカカシ班に配属され、うちはさすけと春野サクラと共に任務をこなしていきます。ナルトは戦いながら成長し、仲間との絆も深くなっていきます。
【ナルト】アスマの死亡までの経緯や復活
『ナルト』のアスマの家族には火影の父親がおり、そして里を離れていた過去がありました。上忍として活躍していたアスマは強さも能力も高いのですが、暁との戦いで死亡してしまいます。アスマが死亡したのは何話だったのか、死亡した経緯となぜ復活したのかについて考察していきます。
アスマの死亡シーンは何話?
『ナルト』のアスマが死亡したシーンは、アニメでは299話「届かぬ絶叫」で致命傷を負い、300話「最後の言葉」で息を引き取ります。301話の「悲しき報せ」ではお葬式のシーンが放送されました。単行本ではアスマの死亡シーンは、36巻の 328話になります。アスマの婚約者の紅にアスマの死亡を告げる役目は、シカマルが行っています。
アスマの死亡までの経緯
『ナルト』のアスマが死亡した経緯は、暁の忍者と戦って心臓を貫かれたからです。アスマを死亡させたのは、飛段(びだん)という不死身の肉体を持つ忍者です。飛段は自分が負った傷を相手に反映させることができるため、自分で自分を攻撃し、相手にダメージを与えます。最後は飛段が自らの心臓を鎌で貫き、アスマに反映させたため、アスマは死亡しました。これがアスマが死亡した経緯です。
アスマの死後に紅との子供は生まれた?
『ナルト』のアスマは上忍であるため、それなりの強さと高い能力がありましたが、いのの医療忍術でも助けることができず、残念ながら死亡してしまいました。しかしすでに紅のお腹の中には、アスマとの子供がいました。アスマが生きていたら、紅と子供と幸せな家族になっていたことでしょう。その後紅は無事に女の子を出産し、「ミライ」と名付けました。姓も猿飛と名乗っています。
アスマは穢土転生の術で復活した?
『ナルト』のアスマが死亡した後、忍と暁による第四次忍界大戦が怒りました。アスマは薬師カブトの「穢土転生の術」により復活します。この術で復活すると生前と変わらぬ強さと術が使えるため、アスマを倒すのは困難です。アスマの教え子のシカマル、チョウジ、いのはアスマと戦います。特にチョウジはアスマと戦うことをためらっていましたが、覚悟が芽生え、アスマを封印することができました。
【ナルト】アスマの強さや能力
『ナルト』のアスマは火影の父親に反発していた過去があったり、子供の顔を見ることなく死亡してしまいました。アスマは火遁と風遁の術を使い、仲間や部下を救ってきました。ここからはアスマの強さや能力と、使う技について解説していきます。
アスマの戦闘スタイルや強さ
『ナルト』のアスマの性質変化は、「風」と「火」です。性質変化とは、「火遁」「風遁」「雷遁」「土遁」「水遁」の性質を持つチャクラのことです。上忍はほとんどが2種類以上の性質変化を持っています。しかし木の葉隠れの里の忍者で「風」の性質変化を持っている者は少なく、アスマは貴重な存在です。因みに主役のナルトも「風」の性質変化です。またアスマは戦う時にはチャクラ刀「アイアンナックル」を使います。これにチャクラを流し込み、どんな物でも貫くことができます。
アスマの技
『ナルト』のアスマは上忍のため、能力も高く様々な技を使います。火を使って大爆発を起こしたり、チャクラ刀を用いて相手を攻撃します。
アスマの技①水乱烈風
『ナルト』のアスマはチャクラ刀を自由自在に操ります。「水乱烈風(すいらんれっぷう)」はアスマが使うチャクラ刀に風遁を加え、遠隔操作する技です。『ナルト』のアニメオリジナルの技となっています。
アスマの技②灰積焼
「灰積焼(はいせきしょう)」は、体内のチャクラを高熱の灰に変えて口から噴射して周囲に撒き散らし、あらかじめ奥歯に用意しておいた火打ち石で着火することで、火薬が舞っている範囲に大爆発が起こるという技です。
アスマの技③火打ち矢倉
『ナルト』のアスマは火遁と風遁の術が使えるので、攻撃の幅が広いです。「火打ち矢倉(ひうちやぐら)」は、小さい種火を瞬く間に爆発炎上させる技です。わずかな火でも炎上させることができるので、相手にとってはやっかいです。
アスマの技④飛燕
「飛燕(ひえん)」は、チャクラ刀「アイアンナックル」に高密度に圧縮したチャクラを覆って相手を殺傷する技です。連続で相手をどんどん切り刻んでいきます。接近戦で使用したり、アイアンナックルを投げて、遠距離の相手にも攻撃をすることができます。
【ナルト】アスマの名言
『ナルト』のアスマは父親が火影で、過去に様々な経験をしているからこそ、言葉に重みがあります。アスマには数々の名言がありますが、ここでは印象的な3つの名言を紹介します。
アスマの名言①「オレ達が第十班の…」
オレ達が第十班のチームだった事を忘れないようにな!
この名言はアスマの教え子三人に、アスマがプレゼントを渡した時に言った言葉です。アスマは教え子が中忍試験に合格したお祝いに、それぞれにピアスをプレゼントしました。中忍になると、今度は自分達が班を率いていくことになります。しかしいつまでも、第十班で学んだことを忘れないようにという思いが込められているのでしょう。
アスマの名言②「紅のお腹の中には…」
今…紅のお腹の中には… オレと…紅の…子供がいる… お前達に…俺の”玉”を…託す…!!
この名言は、暁の飛段と角都との戦いでアスマが重傷を負い、今まさに命が燃え尽きようとしている時に言った言葉です。アスマは教え子達に、自分の子供の存在を伝えました。「玉」とは、木の葉隠れの里を率いていく子供達のことです。アスマの最後の言葉を聞き、教え子三人は「玉」を守っていくことを誓います。
アスマの名言③「お前らにはもう何も…」
お前らには何もいうことがない まさに完璧な猪鹿蝶だった! ありがとう
この名言は、第四次忍界大戦の時に言った言葉です。アスマは穢土転生の術で蘇り、教え子三人と戦います。アスマは戦うことによって、三人の成長を確かめたかったのです。三人が自分が思っていた通りに成長し、アスマは満足してこの名言を言いました。そして教え子により封印されたのです。
【ナルト】アスマの声優
『ナルト』のアスマの声優は、低音ボイスが魅力的なベテラン声優です。数々の作品に出演し、大人の二枚目の役からコミカルな三枚目の役まで幅広く演じます。ここからはアスマの声優について紹介していきます。
アスマの声優は「小杉十郎太」
『ナルト』のアスマの声優は、小杉十郎太さんです。小杉さんはサラリーマンとナレーションの仕事を両立していた過去があります。しかしどちらか一本を選択する時に、サラリーマンを辞めています。仕事はナレーションのみのつもりだったので、アニメの仕事は断っていましたが、ダメ元で受けたアニメのオーディションが受かり、他のアニメや吹き替えの仕事が増えたという経緯があります。
小杉十郎太のプロフィール
- 名前:小杉十郎太(こすぎじゅうろうた)
- 職業:声優
- 生年月日:1957年12月19日
- 星座:いて座
- 血液型:B型
- 出身地:神奈川県
- 所属事務所:大沢事務所
小杉十郎太の主な出演作品
- 機動戦士Zガンダム:ヘンケン・ベッケナー、ナレーション
- 魔法騎士レイアース:ザガート、ランティス
- NINKU -忍空-:橙次
- ぼのぼの:スナドリネコさん
- 金田一少年の事件簿:剣持勇
- 少女革命ウテナ:鳳暁生
- 巌窟王:フェルナン・ド・モルセール将軍
【ナルト】アスマに対する世間での評判や人気
『ナルト』のアスマの人物像、家族や過去、能力などについて考察してきましたが、次はアスマは世間ではどう思われているのか解説していきます。インターネットから意見を集めてまとめてみました。
『ナルト』のアスマは、教え子に後を託して死亡しました。教え子のシカマル、いの、チョウジはアスマの教えを守り、立派に成長しました。アスマを倒した暁の飛段と角都は、将棋の「飛車」と「角行」を表しているというのも、奥が深いです。
『ナルト』のアスマとシカマルの師弟関係が好きという方はとても多いですが、アスマとチョウジの関係も好きという方も多かったです。アスマの子供のミライは、シカマルが指導しています。シカマルはアスマに言われた「玉」をしっかりと守っています。
『ナルト』のアスマの死に、多くのファンが悲しみました。アスマの死によりシカマル、いの、チョウジの絆はより一層深まっていくのですが、多くのファンが死なないでほしいと願ったことでしょう。
【ナルト】アスマは猿飛一族の一人で死亡していた
『ナルト』のアスマは猿飛一族で、父親は三代目火影です。三代目火影のヒルゼンは、能力・人格ともに優れていました。アスマは父親に反発していた時期もありましたが、わだかまりは解けています。紅との間に子供ができていましたが、暁との戦いで教え子に見守られながら息を引き取りました。しかしアスマの思いは、しっかりと教え子に受け継がれています。
この記事のライター
ささめ
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