【キングダム】秦はどのような国?大将軍や新旧の六大将軍メンバーも紹介

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『キングダム』に登場する秦は、中華西端にあった大国です。個性的で強い武将が数多く名を連ね、本作の主人公・信も秦の武将として所属しています。本記事では、そんな『キングダム』の物語の中心となる秦国の特徴や武力、大将軍や六大将軍のメンバーも含めて紹介していきます。

【キングダム】秦はどのような国?大将軍や新旧の六大将軍メンバーも紹介

目次

  1. 【キングダム】秦はどのような国?
  2. 【キングダム】秦国の六大将軍一覧
  3. 【キングダム】秦国の新六大将軍のメンバー一覧
  4. 【キングダム】秦国の新六大将軍の候補一覧
  5. 【キングダム】秦国のその他キャラ一覧
  6. 【キングダム】秦の王騎の役割や史実
  7. 【キングダム】秦に対する世間での評判や人気
  8. 【キングダム】秦には強い武将が多く武力が凄い

【キングダム】秦はどのような国?

『キングダム』に登場する秦(しん)は、史実にも登場する中華西端に位置する国です。主人公・信(しん)は、この秦の武将である為、物語は秦国が春秋戦国時代という激動の時代において中国統一を目指す物語となっています。まずは、秦国の概要と、『キングダム』という作品の概要、あらすじをおさらいしていきましょう。

秦国とは?

秦国とは、『キングダム』に登場する7か国の1つです。史実においては、周の時代から存在しており、紀元前905年から紀元前206年までと長く実在していた国となります。周王朝の衰退後、急激に勢力を伸ばした強国とされています。強力な武将が数多く所属し、強大な武力を持っていました。『キングダム』は、そんな秦国が中国全土を統一する為に躍進する物語なのです。

キングダムの概要

『キングダム』は、春秋戦国時代の古代中国を舞台にして描かれた青年漫画です。『週刊ヤングジャンプ』にて、2006年1月より連載されています。ストーリーは面白いものの、絵のタッチが読者に受け入れられなかったようで、連載初期はあまり人気がなく、一時は打ち切りの候補となりました。しかし、原作者の原泰久先生が絵のタッチを修正したことで人気が急上昇します。その結果、2022年9月の時点で累計発行部数が9200万部を突破する大人気作品となりました。

キングダムのあらすじ

主人公の信は、戦災孤児の下僕として少年時代を過ごします。信には、天下の大将軍になるという大きな目標があり、同じ境遇の親友・漂(ひょう)と共に毎日鍛錬に励んでいました。そんなある日、漂だけが秦の大臣に見出されて仕官します。しかし、わずか1か月後、漂は致命傷を負った状態で信の下へ戻り、大将軍になるという夢と地図を託して絶命してしまいました。信は漂から託された夢を叶えるべく、大将軍になる為立ち上がります。

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【キングダム】秦国の六大将軍一覧

秦国において、強大な武力を持つ6人の大将軍のことを「六大将軍」と総称しています。六大将軍は、かつての秦王・昭王(しょうおう)より作られた制度です。大きな特徴としては、王の権限なく戦争を起こすことができるというもので、これは他国をけん制する意味も持っていました。まずは、強大な武力で恐れられていた六大将軍の初期メンバーを順に紹介していきます。

旧六大将軍①王騎

王騎(おうき)は、『キングダム』の作中において、六大将軍唯一の生き残りとして登場します。戦況に応じて自分の成すべきことを見極め、実行するだけの知力武力の両方を持ち合わせた最強の将軍です。あらゆる戦いの場で、どこからともなく現れて巨大な矛を自在に操りながら圧倒的な武力を振るう姿から「秦の怪鳥」と呼ばれていました。信の実力を認め、信の率いる部隊に「飛信隊(ひしんたい)」と名付けたのも王騎です。

趙(ちょう)軍の武神・龐煖(ほうけん)と戦いの最中、趙軍の武将・李牧(りぼく)の策によって現れた伏兵に不意を突かれ、致命傷を負って倒れます。その後、実力を認めた信達に未来を託して死亡しました。

旧六大将軍②摎

摎(きょう)は、六大将軍の中で最も若く小柄な将軍として知られる武将です。性別は女性で、元は王騎の召使いとして仕えていましたが、王騎の武力を間近で見ていた為、立派な武人へと成長を遂げ六大将軍に選ばれました。その正体は、六大将軍が仕えていた昭王の実の娘です。しかし、素性を隠す為に顔を隠す仮面を付けて戦場に出るようになります。秦国が馬陽(ばよう)を侵略している際、龐煖に討たれて死亡しました。

旧六大将軍③白起

白起(はくき)は、六大将軍の筆頭として活躍した武将です。武神を自称する龐煖からも「正真正銘の怪物」と称される程、癖が強く戦いにくい武将でした。長平(ちょうへい)の戦いでは、秦国の総大将を務めて勝利する活躍を見せます。しかし、この時に投獄した趙国の兵士約40万人を生き埋めにしたことで、趙国から強い恨みを買われることになりました。『キングダム』には、自害した故人として登場します。

旧六大将軍④胡傷

胡傷(こしょう)は、六大将軍の中で軍略を得意とする武将です。武力を認められた武将達で構成された六大将軍の中で、唯一選ばれた軍師出身の智将として選出されます。昭王の時代に、六大将軍が自由に戦を起こし戦いに勝利することができたのは、胡傷の知略あってのものでした。秦国の右丞相・昌平君(しょうへいくん)の師であり、多くの武将から信頼を寄せられていた人物です。

旧六大将軍⑤司馬錯

司馬錯(しばさく)は、『キングダム』の作中で六大将軍としての武功がまだ語られていない武将です。その為、昭王の時代にどのような活躍をして、どのように死亡したのかが謎となっています。史実に登場する司馬錯は、楚(そ)国や魏(ぎ)国との戦いにおいて、数多くの武功を立て、秦国の勢力を拡大する際に活躍したとされています。

旧六大将軍⑥王齕

王齕(おうこつ)は、六大将軍の中で最も怪力だったとされる豪将です。長柄の巨大な斧を軽々と振り回し、敵将をなぎ倒しながら楚国の侵攻に大きく貢献した人物とされています。しかし、楚国の大将軍で同じく怪力の持ち主である汗明(かんめい)との一騎打ちで敗北しています。

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【キングダム】秦国の新六大将軍のメンバー一覧

昭王の時代に発足した六大将軍制は、昭王亡き後、受け継ぐ者が現れず消滅してしまいました。そのまま歴史の産物とされていたところ、始皇十三年に秦王・嬴政(えいせい)によって六大将軍制が復活します。この時、秦国で最も多くの武功を立てていた5人の大将軍が六大将軍に任命されます。ここからは、新六大将軍に任命された秦国のメンバーを順に紹介していきます。

新六大将軍①蒙武

蒙武(もうぶ)は、鉄製の錘(すい)と呼ばれる巨大なこん棒のような武器で活躍する武将です。秦国において「中華最強」を自称する程、怪力と勢いに長けた豪将で、数々の武功を立てたことから新六大将軍に選出されました。その戦い方は、自分の武力を見せつけ、士気の上がった兵達を率いて戦うという力押しで、軍師の考える策を必要としません。無茶な戦い方をしていますが、他の武将や配下の者達から厚い信頼を寄せられています。

新六大将軍②騰

騰(とう)は、旧六大将軍の1人である王騎の副官を務めていた武将です。『キングダム』の連載初期では、圧倒的な武力を持つ王騎の影に隠れてかすみ気味ではありますが、王騎から武力を認められて信頼されています。武器としている剣は、「ファルファル」という独特の音を響かせることでも有名です。常に飄々としており、真顔で冗談を言うようなお茶目な一面もあります。

新六大将軍③王翦

王翦(おうせん)は、漆黒の鎧に独特な仮面と兜を纏った武将です。蒙武の父親である大将軍・蒙驁(もうごう)の副官を長く務め、武力と知力を兼ね備えた優秀な武将とされています。かなりの野心家で、常に勝つことだけを考え戦に挑む為、初めから負けるとわかっている戦いは絶対にしません。軍略を巡らせた重厚感のある戦い方を得意としていて、主に防衛戦で活躍します。

新六大将軍④楊端和

楊端和(ようたんわ)は、「山界の死王」と称される山民族の女王です。女性でありながら、男顔負けの怪力の持ち主であり双曲剣を武器に戦場を駆け回る勇ましい武将です。幼い頃から、国を拡大すること目標としていて、政が王都を奪還する際に尽力する等、同盟を結んでいます。武力と知力をバランス良く持ち合わせた人物です。

新六大将軍⑤桓騎

桓騎(かんき)は、残忍で迫力のある元野盗団の頭領である武将です。六大将軍に選出された王翦と共に、秦の筆頭将軍である蒙驁の副官として活躍していました。元野盗であり、桓騎軍も野盗出身者から成り立っている為、予測不能な巧妙な戦法で一気に襲い掛かる戦術を得意としています。問題行動も多い人物ですが、その武力は本物です。

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【キングダム】秦国の新六大将軍の候補一覧

嬴政の名の下で復活を遂げた六大将軍制。しかし、新たなに六大将軍に選ばれた5人の武将と肩を並べるだけの武力を持った者がいなかった為、最後の1席が空いた状態となっています。ここからは、新六大将軍に選ばれる可能性が高い秦の将軍を5人紹介していきます。

新六大将軍の候補①信

信(しん)は、天下の大将軍を目指す『キングダム』の主人公です。直情的な性格で、敵に真正面から突っ込んでいく戦い方をしていましたが、武力を認められて旧六大将軍の王騎から「飛信隊(ひしんたい)」という独立遊軍の隊長に任命されます。それ以降は、飛信隊のメンバーらと共に多くの武功を立て、立派な将軍へと成長を遂げました。たくさんの経験を経たことで、本能型の才能を発揮するようになっていきます。

新六大将軍の候補②王賁

王賁(おうほん)は、武装した騎兵隊からなる独立遊軍「玉鳳隊(ぎょくほうたい)」の隊長を務める武将です。六大将軍に選出されている王翦の息子でもあり、槍を武器に勇敢に戦い武功を重ねています。また、武力だけでなく知力の面でも才能を発揮しているいて、文武両道の武将です。王家の嫡男の為、プライドが高く、下僕出身である信に対して何かと高圧的な態度を取っています。

新六大将軍の候補③羌瘣

羌瘣(きょうかい)は、信が隊長を務める飛信隊のメンバーの1人で、副長という立場にいる武将です。暗殺を生業とする一族「蚩尤(しゆう)」の末裔であり、女性ながら独特の剣さばきで多くの武功を立てています。武力だけでなく知力もある為、軍略を巡らせてそれを実行するだけの実力を持っています。飛信隊では、副長兼羌瘣隊の隊長として多くの兵達をまとめあげています。

新六大将軍の候補④壁

壁(へき)は、秦国の文官・昌文君(しょうぶんくん)の副官です。秦王派の1人で、武力よりも知力に長けた武官として大将軍になることを目指しています。基本戦術においては実力を発揮しますが、奇襲や奇策には弱く、苦戦する場面もあります。名家の出身者にもかかわらず、非常に真面目で下僕出身である信達に対しても優しく接する為、多くの武将から慕われています。

新六大将軍の候補⑤蒙恬

蒙恬(もうてん)は、秦国の独立遊軍「楽華隊(がくかたい)」の隊長を務める武将です。気分屋で飄々とした態度が目立ちますが、武力と知力の両方を兼ね備えています。六大将軍に選出されている蒙武の息子でもあり、大将軍を目指す信や王賁とはライバルという間柄です。昌文君から直々に兵法を教わり実力を認められた天才でもあります。

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【キングダム】秦国のその他キャラ一覧

秦国の強さは、六大将軍だけで成り立っている訳ではありません。他にも武力が高く魅力的な将軍が数多く所属しています。ここからは、六大将軍とその候補とされている将軍以外で活躍している多くの武将を紹介していきます。

秦国のキャラ①張唐

張唐(ちょうとう)は、旧六大将軍が活躍していた時代より秦を支えてきた老将です。強面で頑固な部分がありますが、秦を長年守ってきたことに誇りを持っていて、60歳を過ぎても現役の大将軍として活躍しました。六大将軍の活躍が大きすぎてかすみ気味ですが、激動の時代を50年以上も戦い続けた大人物です。その為、知恵と経験が豊富で部下達からは厚い信頼を寄せられています。

秦国のキャラ②録嗚未

録嗚未(ろくおみ)は、旧六大将軍である王騎の配下で、第1軍長を務めていた武将です。王騎軍の中では、新六大将軍に選出された王騎軍副官の騰に次ぐ武力の持ち主で、多くの武将から厚い信頼を寄せられいます。趙国との戦いで、王騎が龐煖に討たれたことを知ると、鬼神のごとき戦いを見せ趙国を圧倒しました。短気ですが、情に厚い性格をしています。

秦国のキャラ③隆国

隆国(りゅうこく)は、王騎軍の第2軍長を務めていた武将です。長年王騎軍の将として数々の武功を立て、秦国の為に尽力してきました。その知識と経験を買われて、将軍になったばかりの信に様々な教育を施しています。しかし、几帳面で真面目な隆国は、信のマイペースな性格にストレスを抱えていました。

秦国のキャラ④楚水

楚水(そすい)は、飛信隊で副長を務める武将です。元々は秦国の将軍・郭備(かくび)の軍で副官をしていましたが、趙(ちょう)国との戦いで郭備が討たれたことで、残った郭備軍の兵士をまとめて飛信隊に身を寄せるようになります。常に冷静な態度で物事を見極めることができる人物で、勢いに任せた戦い方をしがちな信を止める役割を担っています。

秦国のキャラ⑤渕

渕(えん)は、飛信隊で副長を務める武将です。非常に真面目で責任感が強い性格をしている為、飛信隊のまとめ役を担っています。一個人としての武力や知力はそれほど高くないものの、大事な局面で堅実な戦い方をする為、信をはじめとする飛信隊のメンバーから厚い信頼を寄せられています。

秦国のキャラ⑥田有

田有(でんゆう)は、飛信隊メンバーの1人で、千人将です。元は大工の頭領をしていたことから、非常に大柄で怪力の持ち主として飛信隊の主力となっています。飛信隊の五百人将・沛浪(はいろう)と共に精鋭歩兵隊を組織するのに尽力しました。飛信隊の結成初期から加入しているメンバーで、信の実力を認めており、信頼を寄せています。

秦国のキャラ⑦岳雷

岳雷(がくらい)は、飛信隊メンバーの1人で、千人将です。秦国の大将軍・麃公(ひょうこう)の下にいた兵士で構成された飛信隊乱戦特化部隊「黒飛麃(くろひひょう)」の指揮官でもあります。性格は少々無骨ですが、面倒見が良く多くの飛信隊メンバーから慕われています。

秦国のキャラ⑧那貴

那貴(なき)は、飛信隊メンバーの1人で、千人将です。元々は、六大将軍に選出されている桓騎軍の武将でしたが、黒羊丘(こくようきゅう)の戦いにおいて、部隊の入れ替えで飛信隊に一時加入します。その後、信の戦い方と飛信隊を気に入った為、桓騎軍を抜けて飛信隊に正式加入をはたしました。元野盗だったこともあり、隠密や斥候といった行動を得意としています。

秦国のキャラ⑨バジオウ

バジオウは、六大将軍に選出されている楊端和傘下の武将です。山の民であり、元々はバジ族という滅んだ一族の生き残りです。山の中で獣同然の生活をしていた際、楊端和との戦いに負けたことで主従関係を結びました。その後は、人間性を取り戻して秦国と山の民両方の言語を理解する戦士として成長を遂げます。常識にとらわれない独特な戦い方を得意としています。

秦国のキャラ⑩シュンメン

シュンメンは、楊端和傘下の武将です。山の民の中でも「鳥牙族」という一族の戦士で、鳥のくちばしのような突起がついた仮面が特徴です。長剣を武器に、武力知力の両面で楊端和を補佐しています。『キングダム』に登場する山の民の中では、割とおしゃべりで素直な性格をしています。また、面倒見も良い一面がある為、部下の教育係も務めています。

秦国のキャラ⑪タジフ

タジフは、山の民で楊端和傘下の武将です。大柄で屈強な体付きの戦士で、巨大な石球を武器に敵をなぎ倒す戦法を得意としています。武力の面では、バジオウと同等の強さを見せますが、知力の面は少々乏しく秦国の言葉は理解していません。自身が身に着けている仮面の一部を折った信を武力の面で認めていて、信に対して敬意を払う態度をとっています。

秦国のキャラ⑫雷土

雷土(らいど)は、六大将軍に選出されている桓騎軍傘下の武将です。元は野盗であり、非常に暴力的な性格と口の悪さが目立ちます。しかし、野盗時代に修得した知恵と経験を活かして、桓騎軍の中では主力として活躍します。桓騎に絶対の信頼を寄せている為、桓騎の考えが読めない状況においても信じて付き従っています。

秦国のキャラ⑬カタリ

カタリは、山の民で「メラ族」という一族の族長です。楊端和の配下将として橑陽(ろうよう)の戦いでメラ族を率いて活躍しました。野性的な戦士が多い山の民の中で、カタリは非常に温和で冷静な人物です。秦国の言葉もある程度理解しており、知力の面でも有能でした。

秦国のキャラ⑭キタリ

キタリは、メラ族の族長・カタリの妹である女戦士です。カタリに付き従い、楊端和の配下として戦いにも参加しています。曲剣を武器に戦場を駆け回りますが、橑陽の戦いでカタリが戦死すると、一時的に戦意喪失していまいます。その際、共に戦っていた壁が励ましたことで、カタリの意志を継いでメラ族の新しい族長になりました。

秦国のキャラ⑮ゼノウ

ゼノウは、桓騎軍に所属する大柄な武将です。粗暴な武将が多く所属する桓騎軍の中でも、特に戦闘狂が集まる「ゼノウ一家」の長を務めています。桓騎軍の中で1番体が大きく、巨大な牛を腕力だけでねじ切ってしまう程の怪力の持ち主です。その力強さを桓騎は買っており、大事な局面で起用しています。

秦国のキャラ⑯厘玉

厘玉(りんぎょく)は、桓騎軍で騎馬隊の指揮官を務める武将です。桓騎の側近という立ち位置にいる人物で、桓騎からは厚い信頼を寄せられています。『キングダム』本編では、飛信隊と桓騎軍が衝突した際に知略を巡らせてこれを回避させる活躍を見せました。しかし、騎馬隊を指揮する場面が多く、一個人としての武力については未知数な部分が多いです。

秦国のキャラ⑰オギコ

オギコは、桓騎軍に所属するの千人将です。上半身裸でモヒカンにおさげ髪という『キングダム』の中でも特に印象的な見た目をしています。桓騎軍の幹部として桓騎の傍らに控えていることが多い人物ですが、知力は低く、作中でも幼稚な表現をすることがあります。しかし、千人将として桓騎軍の騎馬隊を指揮する際には、先頭に立って敵陣に突っ込む勇ましさを見せています。

秦国のキャラ⑱鱗坊

鱗坊(りんぼう)は、王騎将軍配下の武将で第3軍長を務めた人物です。気難しそうな顔をしていますが、王騎に対しては篤い忠誠心を持っており、戦では数多くの武功を立てています。武力だけでなく、敵の武将を解析して対策する等、知力の面でも優れています。しかし、下の者に対して高圧的な態度をとる場面もあり、毒舌家としても有名です。

秦国のキャラ⑲黒桜

黒桜(こくおう)は、桓騎軍で副官を務める女武将です。野盗出身者が多い桓騎軍に所属している為か、スタイルは良いですが、険しい顔つきをしています。戦では、弓を武器に戦いますが、黒桜の本領は戦況を見極め策を巡らす知略で発揮されます。桓騎軍の頭脳となる存在です。

秦国のキャラ⑳摩論

摩論(まろん)は、桓騎軍を支える軍師です。粗暴な性格の武将が多い桓騎軍の中では、礼儀正しい言葉遣いをしており、紳士を自称しています。軍師の為、戦いの場においては武力ではなく知力を発揮し、桓騎軍の強さに一役買っています。実は料理が上手いという隠れた才能も発揮しています。

秦国のキャラ㉑番陽

番陽(ばんよう)は、王賁が率いる玉鳳隊で副長を務めている武将です。教育係として、幼い頃から王賁を支えており、王賁に対する忠誠心は誰よりも篤いものとなっています。下の者に対して、高圧的な態度をとることがあり、初対面の飛信隊メンバーに対してきつい言葉を言い放っていました。

秦国のキャラ㉒関常

関常(かんじょう)は、玉鳳隊の千人将です。玉鳳隊に加入する前は、王翦軍に所属していました。物事をはっきり言う性格である為、隊長である王賁に対しても必要であれば躊躇わず反論しています。その為、加入した頃は王賁と反りが合いませんでしたが、戦いを重ねる内に王賁の実力を認め支える存在になっていきました

秦国のキャラ㉓干央

干央(かんおう)は、王騎軍で第4軍長を務めていた武将です。非常に真面目で武力に秀でた武将として、長い間王騎を支えて戦っていました。無口ではありますが、先頭を切って敵陣に突っ込んでいく勇敢さがあります。王騎が討たれた後は、騰軍に所属しています。

秦国のキャラ㉔同金

同金(どうきん)は、王騎軍の第5軍長です。坊主頭に長い顎鬚を生やしている見た目のいかつさが目立つ武将です。大きな矛を武器にしており、王騎の死後は騰軍に所属して、武力の面で騰を支えていました。

秦国のキャラ㉕胡漸

胡漸(こぜん)は、蒙恬が隊長を務める楽華隊の副長です。蒙家に長く仕えている老将で、幼い頃から蒙恬の教育係を務めています。その為、楽華隊には結成当初からの最古参メンバーとして所属していました。蒙恬からは「じぃ」と呼ばれており、お互いに厚い信頼関係を寄せています。

秦国のキャラ㉖陸仙

陸仙(りくせん)は、楽華隊で副長を務める武将です。若い武将ですが、同じく楽華隊で副長を務めている胡漸とは信頼関係にあり、互いに尊重し合っています。武器として扱っている槍の腕前は非常に高く、王賁にも引けを取らない程の武力の持ち主です。気分屋な蒙恬とは反対に、真面目で控え目な性格をしています。

秦国のキャラ㉗亜光

亜光(あこう)は、六大将軍に選出されている王翦配下の武将です。険しい顔つきで無口の為、威圧感がすごい武将ですが、王翦から第1将軍に任命される程、厚い信頼を寄せられています。冷静に戦況を見極め、それを実行するだけの武力と知力を持ち合わせており、攻撃と守備の両面で活躍しています。

秦国のキャラ㉘麻鉱

麻鉱(まこう)は、王翦軍で第2将軍を務める武将です。武力と知力両方に秀でた才を持っていて、智将と名高い王翦を片腕として支えています。作中では、少々傲慢な態度が目立ちますが、部下からも厚い信頼を寄せられています。

秦国のキャラ㉙亜花錦

亜花錦(あかきん)は、玉鳳隊の三千人将を務める武将です。元は王翦軍に所属していました。蛇矛を武器に敵を圧倒する武力がありますが、亜花錦の本来の強さは知略にあります。優れた戦術眼を持っている為、あらゆる面から勝機を見出すだけの知力を持ち合わせています。

秦国のキャラ㉚田里弥

田里弥(でんりみ)は、王翦軍で第3将軍を務める武将です。多くを語らない王翦の言動に思考を巡らせて付き従う姿が印象的な田里弥は、武力よりも知力で王翦を支える智将です。王翦軍の頭脳とも言える存在で、非常に思慮深い性格をしています。『キングダム』の作中では、少々天然なキャラとして認識されており、読者から人気を集めています。

秦国のキャラ㉛倉央

倉央(そうおう)は、王翦軍の第4将軍です。寡黙で威圧感のある武将が多い王翦軍の中では、比較的明るく冗談を口にする武将です。王翦に対しても物怖じせず質問を投げかけるなど、軽い印象があります。『キングダム』の作中では、思慮深い田里弥と絡むシーンが多く、正反対の性格の2人ですが息の合った戦法で王翦を支えています。

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【キングダム】秦の王騎の役割や史実

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王騎の秦国における役割

『キングダム』で、旧六大将軍唯一の生き残りであり、秦国の大人物として登場する王騎。王騎が秦国で存分に武勇を振るっていた理由は、仕えていた昭王の「中華統一」という明確な目標があったからです。目標をしっかり見定め、それを実現する為に自分がどう考え行動するのかを実践した結果、王騎は秦国で大将軍になり活躍できました。

王騎が多くの武将から尊敬されているのは、そうした経緯があったからなのです。そして、信は王騎の下でその意志を学び成長を遂げます。王騎という存在は、秦国の武将達に未来を見据えて戦う大切さを教える役割を持っていたのです。

王騎と信の関係

下僕出身である信が、将軍になって多くのメンバーが所属する飛信隊の隊長にまで成長を遂げた背景には、王騎の存在が大きいとされています。元々優れた身体能力を持つ本能型の信ですが、それだけでは、大所帯となる飛信隊を動かくことはできません。そこで、王騎が信に教えたものは、個人の武力だけではなく、組織としての武力を高めることの大切さでした。この教えが、信の胸に深く刻まれることになり、信は立派な将軍へと成長したのです。

王騎の史実

『キングダム』には、史実に登場している人物が多くいますが、王騎は史実には名前がありません。しかし、モデルとなったとされる武将がいます。それが、王齮(おうき)という秦の将軍です。名前の読みも同じで、昭王に仕えていたことも酷似しています。しかし、『キングダム』に登場する王騎のような武功を立ててはいないようです。

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【キングダム】秦に対する世間での評判や人気

『キングダム』は、ストーリーが壮大な為、話は長く、登場人物も多くて複雑です。しかし、漫画やアニメを見始めてしまうと、その面白さにハマってしまう人が続出しています。中でも、主人公の信が所属する秦国は、『キングダム』の軸となる国であることから多くの武将が登場し活躍します。そんな武将達に好意を寄せているファンは非常に多いです。

また、秦国の魅力は武将だけでなく、嬴政の目指す中華統一の目的にもあるようです。武力で他国を抑え込んで吸収するのではなく、全ての者が新しい国の仲間になることを目指そうしている嬴政。理想論ではありますが、嬴政はこの目的をずっと軸に据えて戦っています。そんな秦国の考え方に感動している読者は非常に多かったです。

秦国には、数多くの個性的な武将と隊が登場します。それぞれが違った良さを出していて、どの武将、隊にもファンが付いています。その中でも、やはり主人公の信や信が率いている飛信隊に人気が高く、これからの活躍を期待する声が多数挙がっていました。

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【キングダム】秦には強い武将が多く武力が凄い

『キングダム』に登場する秦国は、主人公の信が所属する国だけあって、非常に多くの優秀な武将が集まっている国であることが判りました。中華統一を目標に掲げ、それを実現しようと大勢の武将達が死力を尽くして戦う姿が『キングダム』の魅力の1つです。これから信達がどのように活躍するのか、『キングダム』の今後の展開に注目していきましょう。

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本記事では、『キングダム』に登場する人気キャラクターであるのえいせい(嬴政)の出生から生い立ち、秦王になるまでの活躍を解説しています。あわせて、『キングダム』のえいせい(嬴政)の人間関係と彼の放ちファンに強い印象を残した名言も紹介します。

【キングダム】信の一生を史実から徹底考察!今後はどのように展開していく?

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【キングダム】信の一生を史実から徹底考察!今後はどのように展開していく?

キングダムの主人公・信は史実に存在する李信将軍がモデルだと言われています。本記事では、信の今後の活躍や最後について、史実に基づいて考察していきます。信の子孫や、これまでにキングダム作中で描かれた信の活躍についてもまとめました。

キングダムの物語は史実に基づいているのか調査!登場人物や年表を徹底比較

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キングダムの物語は史実に基づいているのか調査!登場人物や年表を徹底比較

『キングダム』は春秋戦国時代に実在した人物が登場している事から、史実との関係性が注目されている漫画作品です。『キングダム』では将軍や軍師等の様々な役割を持ったキャラクターが活躍をしています。『キングダム』の年表や登場人物と史実の比較について紹介します。

【キングダム】最強の武将ランキングまとめ!公式の武力数値データから選出

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【キングダム】最強の武将ランキングまとめ!公式の武力数値データから選出

本記事では人気漫画『キングダム』にて武勇に長けた最強の武将ランキングTOP30を紹介していきます。公式から明かされている武力数値データをもとに強さを解説し、キングダム作中での活躍シーンも考慮しながら最強ランキングを考察していきます。

【キングダム】秦国の最強キャラは誰?その他の国の強い武将も合わせて紹介

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【キングダム】秦国の最強キャラは誰?その他の国の強い武将も合わせて紹介

『キングダム』に登場する秦国の最強キャラの強さや活躍ランキングTOP10をまとめています。また、趙国やその他の国の武将の最強ランキングTOP10も合わせて紹介します。更に、『キングダム』の最強キャラに対する世間での評判や人気も調査しています。

【キングダム】信の最後はどのように死亡する?嫁や子孫についても考察

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【キングダム】信の最後はどのように死亡する?嫁や子孫についても考察

本記事では『キングダム』に登場する信の最後はどのような死を迎えるのかについて調査します。また信の最後だけでなく『キングダム』における信の嫁になる可能性が高い3人の候補者や史実上に存在する信の子孫は誰なのかについても詳しく解説します。

【キングダム】桓騎(かんき)の最後は史実通りになっている?李牧との戦いについて

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【キングダム】桓騎(かんき)の最後は史実通りになっている?李牧との戦いについて

『キングダム』に登場する秦の武将、桓騎(かんき)の最後は史実通りなのかについて考察しています。李牧との戦いで最後はどうなったのか、かんきの弱点、アニメ『キングダム』でかんきを演じた声優、世間での評判についても紹介しています。

【キングダム】信は実在した李信がモデルになっている?大将軍になった?

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【キングダム】信は実在した李信がモデルになっている?大将軍になった?

『キングダム』の信は「天下の大将軍」を目指す主人公ですが、他のキャラと同様に中国の史実において実在した人物をモデルとしています。そんな『キングダム』の信の実在モデルについて、史実上の活躍や大将軍になったかどうか、子孫の存在などをまとめました。

【キングダム】桓騎(かんき)の弱点を史実から考察!李牧戦の結末は?

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【キングダム】桓騎(かんき)の弱点を史実から考察!李牧戦の結末は?

『キングダム』に登場する桓騎(かんき)は作中屈指の高いカリスマ性の持ち主でありながら、多くの弱点を持っているキャラクターです。本記事では、『キングダム』内で描かれていた内容を基に、桓騎(かんき)の弱点や李牧戦の結末について紹介していきます。

【キングダム】李牧は最後に死亡するのか徹底考察!史実での記録も解説

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【キングダム】李牧は最後に死亡するのか徹底考察!史実での記録も解説

本記事では『キングダム』に登場する趙国三大天の1人・李牧の最後についてまとめていきます。『キングダム』に描かれている李牧が最後に死亡するのかどうか、死因などについて考察し、史実の李牧が迎えた最後や死因についても紹介していきます。

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