【鬼滅の刃】鱗滝左近次の素顔や正体とは?お面をしている理由や人物像を調査
『鬼滅の刃』で主人公「竈門炭治郎」を育て助けた天狗の面で素顔を隠した「鱗滝左近次」。元水柱だという「鱗滝左近次」の強さや能力はどのくらいでしょう?「鱗滝左近次」の弟子やアニメの担当声優、そして鱗滝左近次の天狗面の下の素顔についてまとめていきましょう!
目次
鱗滝左近次とは
天狗の面に作務衣のような出立ちの素顔不明なキャラクター「鱗滝左近次」を皆さんご存知ですか?「判断が遅い!」などの名言がミーム化したことでも有名なこの「鱗滝左近次」は『鬼滅の刃』に登場するキャラクターです。今回はそんな主人公「竈門炭治郎」を育て助けた天狗の面で素顔を隠した「鱗滝左近次」の強さや能力、弟子やアニメの担当声優、そして気になる天狗面の下の素顔についてまとめていきましょう!
鱗滝左近次のプロフィール
「鱗滝左近次」は『鬼滅の刃』本編よりも前の幕末期の剣士で、現在は前線を退き「水の呼吸」を若い次世代の剣士たちに教え継がせていく「育手」をしている真っ赤な天狗の面が特徴の壮年男性です。「鱗滝左近次」自体も元は「殺鬼隊」の「水柱」と呼ばれる最高位の実力と強さをもった剣士のひとりで、幕末を駆け多くの鬼を退治し、そして今は多くの弟子たちを輩出しています。また素顔については謎が多く、『鬼滅の刃』本編ではそのヴェールの先は明らかになりませんでした。
鬼滅の刃の概要
ここでは「鱗滝左近次」の素顔をどこで見られるかという話題に移る前に『鬼滅の刃』についておさらいしましょう!『鬼滅の刃』とは鱗滝左近次や主人公の竈門炭治郎をはじめとする「鬼殺隊」と鬼舞辻無惨たち「人喰いの鬼」の死闘を描いたダークファンタジー漫画で、「吾峠呼世晴」先生によって4年のあいだ「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されてきました。アニメ『鬼滅の刃』も大ヒットし、2022年現在もスピンオフ作品やメディアミックス化の止まらない話題作のひとつです。
鬼滅の刃のあらすじ
鬼となってしまった妹の「竈門禰󠄀豆子」ともども謎の青年「冨岡義勇」に救われた主人公の「竈門炭治郎」は義勇の勧めで山奥に棲む天狗の面をつけた老人「鱗滝左近次」を尋ねます。そうして禰󠄀豆子を救いたいことや禰󠄀豆子の生い立ちを打ち明けられた鱗滝左近次は炭治郎に禰󠄀豆子を救うための力を授けるべく特訓を受けさせるのでした…!
鱗滝左近次の素顔や正体を徹底調査
この章では早速気になる「鱗滝左近次」の天狗面の下にある素顔やなぜ素顔を隠すようになったかの真相について迫っていきましょう!
鱗滝左近次の素顔は未だ明かされていない?
まずはじめに「鱗滝左近次の素顔が鬼滅の刃最終巻までに明かされたか?」という事実に関して言えばそれは「NO」となります。ミステリアスな雰囲気や史実の「源義経と鞍馬天狗」の伝承のように、鱗滝左近次は若い世代を育てる父親的存在としてのリリーフが据え付けられており、お面キャラの鉄板でもありますがどのコマでも素顔は見えないように画面作りがされています。
鱗滝左近次のお面をとった素顔がある?
それでも素顔が知りたいというのがファンの心、そんな要望に応えるように「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」が東京の「森アーツセンターギャラリー」で2021年10月~12月に開催され、その原画展では描き下ろしイラストとして鱗滝左近次の天狗の面の下の素顔が公開されました。もしも見逃した方は「グランフロント大阪」で2022年7月14日から大阪会場として原画展が開催されますので、そちらに足を運ぶと素顔を見られるかもしれません。
鱗滝左近次が天狗のお面をつけている理由
そもそもなぜ鱗滝左近次は天狗の面をつけているのでしょうか?その答えは「素顔に迫力がないこと」と「鬼に舐められないようにするため」という理由があったようです。また、このアイデアは同期の鳴柱であった「桑島慈悟郎」が鱗滝左近次に提案したとされており友情を示すエピソードにもなっています。柔和で優しそうな素顔を天狗の面をかぶることで邪悪を祓い修験者を護る善天狗へ「南無満山護法善神」との願掛けをしているのかもしれません。
鱗滝左近次の人物像
鱗滝左近次が育てた弟子たちはどんな人物がいるでしょうか?この章では鱗滝左近次の人となりと弟子たち、そして、鱗滝左近次強さを秘訣や能力について紹介していきましょう!
鱗滝左近次の性格
鱗滝左近次の性格として真っ先に挙げられるのは己の選択に伴う「覚悟」と「責任感」を他者にも教え伝える「厳格さ」があがります。頑固親父といった印象を受けるほどその「覚悟」や「責任」を重んじる側面があり、それはまだ幼い炭治郎に対しても手を緩めることはありませんでした。
鱗滝左近次の特徴
鱗滝左近次の特徴として挙げられるのはやはり真っ赤な天狗の面に流水と瑞雲をあしらった作務衣のような衣装を羽織って「鞍馬天狗」を思わせる立ち姿です。
鱗滝左近次の弟子たち
そんな鱗滝左近次には『鬼滅の刃』の劇中で明らかになっているだけでも多くの弟子が存在し、それぞれに鱗滝左近次が自ら彫り暗示を施した面を弟子に送って身を案じています。ここではそんな鱗滝左近次が密かに深い師弟愛を注いだ至極の弟子たちをご紹介しましょう!
竈門炭治郎
鱗滝左近次が実際にどのように教えたのかが明確に描かれている弟子は主人公の「竈門炭治郎」になります。鱗滝左近次はまず炭治郎の体力づくりと察知能力、判断力を鍛えるために霧深い山に多数のブービートラップを設置してそのなかを走り抜けるように教えたり、水のなかで息を止める訓練を経て弟子である炭治郎に「全呼吸」を教えました。
冨岡義勇
『鬼滅の刃』劇中現行の「水柱」である「冨岡義勇」もまた鱗滝左近次の弟子のひとりです。冨岡義勇は炭治郎と禰󠄀豆子に初めて会って、禰󠄀豆子を討伐しようとした際の炭治郎の動きから観察力と胆力を見抜いて鱗滝左近次に兄妹を託し、『鬼滅の刃』劇中では何度も炭治郎を時に助け、時に助けられる兄弟子として描かれました。
錆兎
炭治郎の鍛錬中に現れた狐面の少年「錆兎」もまた鱗滝左近次の愛弟子で、孤児として鱗滝左近次の元に託されました。炭治郎よりも幼いながら全集中の呼吸を会得し、山のなかで鍛錬に励む炭治郎を少女「真菰」とともに支えて送り出すことになります。
真菰
狐面の少年「錆兎」とともに現れた狐面の少女「真菰」もまた鱗滝左近次の教えそだてた大切な弟子のひとりです。真菰は詳しい生い立ちすべてが語られた訳ではないものの錆兎とともに炭治郎の成長を見守る兄姉弟子にあたり、その若い生涯が最終選抜の手鬼によって散らされたことが劇中では描かれていました。
鱗滝左近次の強さや能力
この章では『鬼滅の刃』の「鱗滝左近次」の強さや能力についておさらいしておきましょう!
強さ・能力①育手
鱗滝左近次の強さや能力として挙げられるのは「強い覚悟と胆力を持つ剣士を叩き上げる」という「育手」としての実績です。この能力は並大抵のものではなく劇中で描かれた「柱稽古」を見ても「何のためにこの鍛錬があるか」「この訓練をすると何が得られるか」「何を重要視したらいいのか」を明確化•体系化するのは難しいということがわかります。それらを漏れなく詰め込んで計画的に弟子たちに教えられるのは、数多くの経験を積んできた鱗滝左近次のストイックさあってのこそだと言えるでしょう。
強さ・能力②元水柱
そんな経験豊かな鱗滝左近次の強さを証明するのは「水柱」として活躍して生き残ったという絶対的な経歴が挙げられます。柱はどうしても「十二鬼月」のような凶悪な鬼の討伐に駆り出されることが多く、『鬼滅の刃』劇中でも分かる通り下弦の上位の鬼や上弦の鬼となると柱であっても死傷してしまう非常に危険な闘いが待っています。そんな状態でも生き残っているということ自体が鱗滝左近次の強さとも言えるのです。
強さ・能力③圧倒的な体力の持ち主
また弟子たちに教えているカリキュラムというのは然り自分も試し常習化しているカリキュラムとも言えます。実際に炭治郎は標高の高い山間で育ったにも関わらず鱗滝左近次の特訓に「息苦しい」と序盤は語っており、鱗滝左近次の底無しの体力を示すものとなっていました。加えて長く闘い受け流しながら闘う「水の呼吸」の使い手であることからも他の剣士よりもずば抜けて体力があった可能性はあります。これはひとつの立派な能力と言えるでしょう。
鱗滝左近次の声優を担当したのは
この章では「鱗滝左近次の素顔も声優も大塚芳忠さんがいい!」との声もあがる名マッチングをみせた声優「大塚芳忠」さんについて紹介しましょう。
鱗滝左近次の声優は「大塚芳忠」
アニメ『鬼滅の刃』の「鱗滝左近次」役の声優を務めたのは渋くてワイルドな声色と抑揚のある演技が特徴の「大塚芳忠」さんです。
大塚芳忠のプロフィール
「大塚芳忠」さんは芸能事務所「クレイジーボックス」に所属する声優・ナレーターさんです。芸名の読みは「おおつか-ほうちゅう」ですが、本名は同じ漢字の「よしただ」で、この芸名は仕事先などでの呼ばれ間違いから来てそのまま定着したというユニークなものになっています。テレビアニメでの声優デビューは1981年の『六神合体ゴッドマーズ』で、それ以降多くのアニメや洋画、ゲームで声優として、そしてニュースやバラエティ、CMなどではナレーターとしてマルチに活躍されています。
大塚芳忠の主な出演作品
大塚芳忠さんの代表作としては『重戦機エルガイム』(1984)の「ミラウー・キャオ」、『機動戦士Ζガンダム』(1985)『機動戦士ガンダムΖΖ』(1986)の「ヤザン・ゲーブル」、『機動武闘伝Gガンダム』(1994)の「チボデー・クロケット」、『BRIGADOON まりんとメラン』(2000)の「メラン・ブルー」、『NARUTO -ナルト-』シリーズ(2003〜)の「自来也」、『亜人』(2016)の「佐藤」、『ゴールデンカムイ』(2018〜)の「鶴見中尉」、『殺し愛』(2022)の「ドニー」などが挙げられます。
鱗滝左近次の素顔に対する世間での評判や人気
この章では『鬼滅の刃』の鱗滝左近次の素顔などについての感想を少しだけTwitterで覗いてみましょう!
こちらの方は原画展は逃したものの、鱗滝左近次の素顔についての考察として鱗滝左近次のデザイン元になった「伴田左近次」に似ているだろうと予想しています。
こちらの方は「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」の東京会場の感想の中で鱗滝左近次の素顔を「優しい」と表現しています。意外性があるとの感想も挙がっているその素顔を確認できるのは2022年夏の大阪会場になりそうです。
こちらの方は「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」の特典への感想を述べるなかで興味深いヒントを漏らしています。なんと、「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」のパンフレットでも鱗滝左近次の素顔がみられるということです。手元に残しておきたい場合はぜひ大阪会場にお越しの上、パンフレットをご購入ください。
鱗滝左近次がもしも〇〇だったら
最後にSelvyスタッフが送る「鱗滝左近次がもしも〇〇だったら」のコーナーで鱗滝左近次の性格や人となりをおさらいしていきましょう。
鱗滝左近次「夫」篇
鱗滝左近次といえば厳格さが目立ちますが、その裏側にあるのは愛情深い性格ともどかしいくらいの奥手さです。伴侶としてそばに立つ鱗滝左近次は熱烈な恋や駆け引きは得意ではないかもしれませんが、一途に伴侶や子供たちを守ってくれるよき父になるでしょう。
鱗滝左近次「会社の上司」篇
鱗滝左近次はとにかくストイックに部下を鍛えることと、根幹にある「覚悟」といったメンタリティを教え込むことに対してはピカイチの腕を持っています。きっと鱗滝左近次の元で鍛え上げられれば胆力は磨かれあらゆる困難に仲間とともに立ち向かう社員へと成長するでしょう。
鱗滝左近次「父親」篇
鱗滝左近次の息子であることは厳格さと闘う思春期が必ず来るということにもなります。愛情深い鱗滝左近次ですが甘い言葉やわかりやすい愛情表現を示すことは少ないため、そんな父の愛に気付けるかがお互いの生傷の数を決めそうです。
鱗滝左近次の素顔は明かされていなかった
鱗滝左近次の素顔や強さ、担当声優に関するご紹介はいかがでしたか?『鬼滅の刃』本編では明かされなかった鱗滝左近次の素顔も「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」の大阪会場で確認できると思いますので、まだご覧になっていない方は是非是非お誘い合わせの上で大阪に訪れてみるといいでしょう!
この記事のライター
卯龍
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