【鬼滅の刃】鬼舞辻無惨が26話で女装をしていた真相とは？名言や声優も調査

皆様、2020年の「ネット流行語100」に選出された敵役「鬼舞辻無惨」をご存知ですか？なかでもアニメ『鬼滅の刃』の第1シーズンで登場した「パワハラ会議」ことアニメ『鬼滅の刃』26話の女装姿は「美しいけど怖い」と話題になりました。今回はそんな『鬼滅の刃』のパラハラ会議の裏側で女装をして登場した理由や子供を連れた鬼舞辻無惨の理由、アニメ『鬼滅の刃』における鬼舞辻無惨の声優など、女装版鬼舞辻無惨にまつわるこぼれ話を紹介しましょう！

「鬼舞辻無惨」は『鬼滅の刃』における所業の黒幕にして人喰いの鬼の始祖です。平安時代から暗躍しており、本人は「弱点である日光の克服」と「長く生きること」を目的としています。その目的のためなら他の人々が死のうが悲しもうが気に留めない傲慢さと冷徹さがあり、それが何百年にも渡る『鬼滅の刃』の世界の悲劇を引き起こしました。

鬼舞辻無惨はその不死性に加え、変装能力や擬態、人身掌握術などを備えており、今回の記事の本題である「女装版鬼舞辻無惨」や子供を連れた夫としての姿、子供の姿などいくつもの変化を見せています。今回はこの女装版や子供版など変化の理由について考察してみましょう！

「鬼舞辻無惨」の女装版の変装や子供に化ける理由ついての謎に迫る前に、『鬼滅の刃』の概要とあらすじについておさらいしておきましょう！

『鬼滅の刃』は「吾峠呼世晴」先生によるアクション漫画で、主人公の「竈門炭治郎」と妹の「竈門禰󠄀豆子」を中心として悪鬼「鬼舞辻無惨」や人喰いの鬼たちと「鬼殺隊」との闘いを描いています。『鬼滅の刃』は「集英社」の『週刊少年ジャンプ』で2020年まで連載されており、アニメ『鬼滅の刃』や『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を初めゲームや歌舞伎、舞台などさまざまなメディアに発展しています。

『鬼滅の刃』の舞台は大正時代となっています。心優しい少年「竈門炭治郎」は鬼の首魁「鬼舞辻無惨」に人生と家族を壊され、妹の禰󠄀豆子も鬼にされてしまいました。鬼になってしまった禰󠄀豆子を人間に戻すべく、今まで人を傷つけたことのない炭治郎は決意を決め、「鬼殺隊」の隊員として鬼と闘いながら鬼舞辻無惨に迫ることにするのでした…！

この章ではアニメ『鬼滅の刃』第26話「新たなる任務」で登場した女装版の鬼舞辻無惨がなぜ変装をしたのか？そしてその前後の登場シーンでもなぜ鬼舞辻無惨は子供を連れた夫の姿や子供の姿に変装していたのかを考察していきましょう！

鬼舞辻無惨と竈門炭治郎が直接鉢合わせて遭遇したのはアニメ『鬼滅の刃』だと第7話「鬼舞辻無惨」、漫画『鬼滅の刃』第2巻になります。その際に、炭治郎は鬼舞辻無惨の匂いと顔を確認しており、鬼舞辻無惨の側も炭治郎を危険視する素振りをみせ名指しして殺すように配下の鬼たちに指示を出していました。

これは諸説ありますが、鬼舞辻無惨が手傷を負い死を覚悟させられた「継国縁壱」と酷似した雰囲気を読み取ったから、あるいは継国縁壱に縁のある血族である竈門家であったからか、いずれにしても何かしらの理由で警戒度を上げたため変装の頻度を増やした可能性が考えられます。

鬼舞辻無惨の性質として平安時代から凝り固まった猜疑心と生き残ることへの執着があります。そのため味方に自分の名前を口にしたら自死するように仕組むなど、自分の消息を隠すために女装や子供を伴った夫として過ごすことによってニンゲンである鬼殺隊が衆目の前で斬り捨てられない姿をとっている可能性も考えられます。

悠久の人間の世を生きるというのはただ生き残りたいという純粋な動機のみで生きるのは非常に苦痛なものです。シーズンごとに好きな衣服を着飾るようにもしかしたらライフスタイルを変装という形で楽しんでいる、という説もないとは言い切れません。この説の論拠としては、鬼舞辻無惨の変装の美しさや服装、擬態して周りに侍らせている人間の層の豊かさにあるといえます。事実、鬼舞辻無惨の女装は鬼舞辻無惨の変装のなかでも格段に美しいと人気があります。

変化を得意とする鬼舞辻無惨が劇中で変装してみせたのは「女装」「子供連れ家族の夫」「子供」などいわば社会的地位が低く人に紛れた際に斬りつけづらいカテゴリーの人々になっています。鬼舞辻無惨が女装や子供を選んだのはおそらく「鬼殺隊」が非公認の民間組織であることと関係があると考察出来ます。

実際に、浅草で炭治郎が鬼舞辻無惨に遭遇した際に激しい怒りを覚えつつも人々の行き交う往来と親しげに鬼舞辻無惨に話しかける子どもの姿を見て、仕留めることが出来た間合いでも刀を抜くことが出来ませんでした。このように狡猾な理由として人道的にも斬りつけづらい姿に変装したり、変装して周りの人々を惑わすような立ち位置を好んでいる可能性があるのです。

この章ではそんな狡猾な理由で女装や子供連れをしている鬼舞辻無惨の内弁慶とも言える配下の鬼などに言い放った名言をピックアップし性格を考察していきましょう。

この名言は「パワハラ会議」と名高いアニメ『鬼滅の刃』26話に登場した配下の鬼である「下弦の鬼」たちに女性の知らない鬼だと侮られた際に言い放った言葉です。声優である関俊彦さんの重々しい声色に視聴者たちも「姿は女性だけどこのキャラも鬼舞辻無惨だった！？」とアッと言わせる名シーンとなっていました。

このセリフも同じくパワハラ会議内で登場したセリフになります。この二つのセリフから分かる通り、序列を重んじて自分より配下の鬼たちに対しては非常に高圧的な態度を示すことが伺えます。先の考察の狡猾さと併せると皮肉ともとれるほど鬼舞辻無惨は他の存在が自分を脅かすことを許せません。

こちらもまたパワハラ会議内で重々しく語られたセリフになります。鬼舞辻無惨の性質としてどギツイのは、この「意見は言わせるが意見を言うこと自体に対して不遜だと捉える」精神構造にあります。これはおそらく平安時代の貴族筋であったことと起因し、常に他人に対して見下すニュアンスが含まれているのです。アニメ版ではこの見下しの演技が担当声優の関俊彦さんの手によって痛快なほどに表現されていますのでご注目を！

こちらのセリフはまだアニメ化されていない最終盤に言い放たれたセリフになります。永遠を求め、理不尽なまでに他人を踏み台にした鬼舞辻無惨の傲岸さや理不尽さ、そして孤独だったのだという真実が現れた名言と言えるでしょう。担当声優の関俊彦さんがどのように捌くのか注目の名言でもあります。

こちらのセリフも戻りまして26話からのチョイスです。かつて殿上人であった鬼舞辻無惨から見れば（鬼も含め）下賤な人々の勅言など無聊でしかなく、聞きたい言葉だけを聞いて他は否定するという身勝手な態度が1000年近くも変わらず残っている証左でもあります。

この章ではアニメ『鬼滅の刃』シリーズで「鬼舞辻無惨」を演じた担当声優の関俊彦さんについて詳しくご紹介していきましょう！

アニメ『鬼滅の刃』で傲岸な悪の首魁「鬼舞辻無惨」を担当した声優は「関俊彦」さんです。ここではプロフィールや代表作をチェックしていきましょう！

「関俊彦」さんは声優事務所「81プロデュース」所属の声優さんで、1983年のラジオドラマ以来、アニメや特撮、ゲームに番組ナレーションなどを堂々とした演技と気さくなトークで盛り上げているベテラン声優さんです。声優としてだけでもなく教育向けの歌番組やキャラソングなどでみせる歌唱力も抜群でファンから絶大な人気を誇っています。

関俊彦さんの代表作としては、1989年『ダッシュ!四駆郎』の「南進駆郎」役や『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』（1991）の「ブリード加賀」役、『忍たま乱太郎』（1993〜）の「土井先生」、『アレクサンダー戦記』（1999）の「アレクサンダー」、『最遊記』シリーズ（2000〜2022）の「玄奘三蔵」役「金蟬童子」役、『キルラキル』（2013）「鮮血」役、『聖闘士星矢』シリーズ（2002〜2005：２代目）の「蠍座のミロ」などが挙げられます。

ここでは鬼舞辻無惨の女装や変装、子供連れについての感想や、鬼舞辻無惨の声優である関俊彦さんの評判を少し覗いてみましょう！

こちらでは女装した鬼舞辻無惨が美しくて好きという声が上がっています。しかしながら大抵のファンは「部下にはなりたくない」と口にすることが多く、その所以が殿上人としての傲岸さや狡猾さ、寛容性のなさに起因することは間違いありません。

こちらの方は鬼舞辻無惨役を演じた俳優さんや声優が映画に勢揃いして無惨様オールスターズが出来たと喜んでいらっしゃいます。関俊彦さんの役の幅広さ、そして鬼滅の刃自体のマルチメディア展開の幅広さを感じさせるエピソードです。

こちらの方は声優さん同士の別作品での立場が『鬼滅の刃』でパワハラ会議に移り変わった際の面白さをあげています。豪華な声優陣の贅沢な使い方あってこその痛快さと言うのもまたファンは気に入っているのです。

最後にSelvyスタッフが選ぶ「もしも無惨様が〇〇だったら」を紹介して鬼舞辻無惨の性格やIFを考えてみましょう！

鬼舞辻無惨が夫だったら…これはかなりパートナーは覚悟をしなければなりません。というのも鬼舞辻無惨が牙を剥くのは自分にとって不都合なことが起きてからであり、本人は女性の扱いに非常に長けているからです。それも不都合は当人間の不都合ではなく会社などで受けた不都合なども含まれるため、ある日突然離婚届なんていうこともあるかもしれません。

鬼舞辻無惨が上司になった場合は、先程のパートナーよりもより神経質に過ごさねばなりません。個人を制裁するのであればまだしも、鬼舞辻無惨の叱責は連帯責任。チームの誰かがミスをした際に鬼舞辻無惨は容赦なくそのチームを解体しともすればリストラを言い渡すこともあり得るでしょう。パワハラめいた高圧的な態度と併せてボイスレコーダーを持っていくことが必要になりそうです。

鬼舞辻無惨がもしも罷り間違って総理大臣になってしまった場合は野党がどこまで踏ん張れるか、そして国民が選挙に行って意見を言えるかが国勢を左右するでしょう。鬼舞辻無惨は保身のためならば何でもしてくるため究極は国が滅ぶことはないかもしれません。しかし、保身が最上位にある以上無茶苦茶な政策は飛び出るでしょうし正常な判断と民主主義で正していく必要があります。

『鬼滅の刃』の悪役「鬼舞辻無惨」の変装についての考察紹介はいかがでしたか？鬼舞辻無惨は臨機応変に男でも女でも姿を自在に変えて人間の世界に紛れて生きていることが分かりました。これから更に鬼舞辻無惨についてもアニメでは登場してきますのでファンの方は是非続報をお待ちください！