【鬼滅の刃】狛治と恋雪の関係を徹底調査!二人のその後や結婚の真相とは
『鬼滅の刃』に狛治(はくじ)と恋雪(こゆき)というキャラクターが登場します。二人は婚約をしていましたが、結ばれることはありませんでした。狛治と恋雪の二人の関係や結婚の真相、『鬼滅の刃』の作中で語られる二人のエピソードをご紹介します。
【鬼滅の刃】狛治とは
『鬼滅の刃』に登場する狛治(はくじ)というキャラクターは、上弦の参の鬼・猗窩座(あかざ)の人間だったときの名前です。猗窩座は狛治のときの記憶を忘れて鬼になっています。狛治は恋雪(こゆき)という婚約者がいましたが、結婚することはできずに悲しい結末を送っています。そんな二人の出会いや関係性、『鬼滅の刃』の作中で語られるエピソードなどをご紹介します。
狛治のプロフィール
『鬼滅の刃』に登場する狛治は猗窩座とは違い、黒髪の青年です。病気で床に伏せている父親の薬代のため、スリや盗みをしていました。しかし、慶蔵という男とその娘の恋雪との出会いで狛治の運命は一変します。恋雪も病弱で走ることさえもできない体でしたが、狛治の献身な看病で元気に回復します。二人は婚約者となりましたが、結婚は叶いませんでした。
漫画『鬼滅の刃』をおさらい
狛治と恋雪のエピソードは『鬼滅の刃』の作中後半で描かれます。ここで『鬼滅の刃』の概要とあらすじをおさらいしましょう。
『鬼滅の刃』の概要
『鬼滅の刃』は『週刊少年ジャンプ』にて連載されていた人気少年漫画です。作者は吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)で、ファンからは「ワニ先生」の愛称で愛されています。『鬼滅の刃』の単行本は23巻で完結し、アニメは第一期第二期が放送されました。第三期である鬼滅の刃「刀鍛冶の里編」の制作も決定されています。また『鬼滅の刃』の劇場版アニメ「無限列車編」も公開され、社会現象ともなる人気作品となりました。
『鬼滅の刃』のあらすじ
『鬼滅の刃』は鬼を狩る「鬼殺隊」である竈門炭治郎を主人公にした物語です。炭治郎は鬼にされてしまった妹の禰豆子を人間に戻すため、鬼殺隊に入り鬼と戦っていきます。こうして炭治郎は鬼の始祖である鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)に辿り着き、仲間や柱達と共に立ち向かっていきます。
【鬼滅の刃】狛治と恋雪の関係を徹底調査
猗窩座の人間時代である狛治は悲しい過去を持っています。病気だった父の看病、父の死、慶蔵と恋雪との出会いなど、『鬼滅の刃』の作中で狛治のエピソードが描かれています。狛治の過去や父や慶蔵、恋雪との出会いや関係性を詳しくご紹介していきます。
一緒に暮らしていた父親がなくなる
狛治は病気の父がいました。父に薬を飲ませるため、盗みやスリを働いて薬代を工面します。狛治の身体には盗みの証である入れ墨がいくつも入っていました。狛治は入れ墨や盗みの刑罰の痛みなどは苦にならず、何度も繰り返して父に薬を飲ませていました。ある日、父が首を吊って死んでしまいました。狛治に盗みをさせてまで生きたくはないとのことでした。狛治は荒れ、町で喧嘩を繰りかえすようになってしまいます。
慶蔵とその娘の恋雪との出会い
狛治が大人と喧嘩をしていると、道場をしているという「慶蔵」という男に出会います。慶蔵は子供が大人に襲われていると聞き、助けに駆けつけましたが、狛治はその場の大人を倒してしまっていました。狛治は慶蔵にも殴りかかりますが、見事に返り討ちにあってしまいます。慶蔵は「素流(そりゅう)」という武術の道場を営んでいました。しかし、門下生がおらず、道場が立ち行かなくなってしまっていました。狛治は慶蔵に気絶させられて道場に連れて行かれます。そこで慶蔵の娘である「恋雪」と出会いました。
将来を誓い合った二人
恋雪は病弱でした。看病していた母親は、恋雪の死に目を見たくないと入水自殺してしまいました。慶蔵は看病に慣れておらず、途方に暮れていたところでした。そこで狛治を見つけ、狛治に恋雪の看病を頼みます。狛治は父の看病をずっとしていので、手際よく恋雪の看病をします。病弱で歩くのも辛そうだった恋雪ですが、狛治の献身な看病でみるみるうちに回復しました。そのうち、二人は恋に落ち、花火の下で恋雪は狛治にプロポーズをします。
数日後に慶蔵と恋雪が死亡
結婚を誓った狛治は、父の墓に祝言をあげることを報告しに出かけました。日暮れ前に帰った狛治ですが、狛治はなにやら嫌な予感がしていました。狛治が出かけている間に慶蔵と恋雪は毒殺されていたのです。恋雪に好意を寄せていた隣接する道場の息子が、武術では慶蔵と狛治に勝てないと、井戸に毒を入れました。それを知った狛治は隣の道場の人間、67人を素手で殺します。この事件は30年程後に「作り話」とされるほど悲惨なものになりました。
恋雪は慶蔵に抱えられたまま亡くなり、慶蔵は恋雪を抱えて医者の元まで走り続けた後に亡くなったとされています。慶蔵は人よりも身体が丈夫だったため、その分長く苦しんだとされています。この悲惨な事件で狛治は何もかもがどうでもよくなり、帰る家もなくして途方に暮れます。そこに事件を聞きつけた鬼舞辻無惨が現れ、十二体ほど強い鬼が欲しいと言い、狛治の頭を手刀で貫きました。そこで狛治は鬼となり、全ての記憶をなくして猗窩座(あかざ)になりました。
猗窩座の死に際に再会する
鬼になった猗窩座は、武術で人を鏖殺するようになりました。無限列車編では煉獄杏寿郎を執拗に鬼に誘い、殺害します。無限城では水柱の冨岡義勇と竈門炭治郎と相対します。痣を発言させた冨岡義勇と透き通る世界を習得した炭治郎に、猗窩座は首を斬られました。しかし、首を斬られても身体は滅びず、首の傷を治癒して戦おうとします。首の弱点を克服し、鬼以上のものになりかけます。そんな猗窩座の手を引き、止めようとする恋雪が現れました。猗窩座は恋雪と慶蔵を思い出し、狛治だったころの過去を思い出します。
共に地獄の業火に呑まれる
「私たちのことを思い出してくれて良かった 元の狛治さんに戻ってくれて良かった・・」
「おかえりなさい あなた・・」出典: omni-note.com
猗窩座は鬼を超越した存在になる前に、恋雪や慶蔵のことや過去を思い出します。そして自分自身を攻撃し、自ら死へと向かいました。 父親や慶蔵と再会したあとに恋雪が現れ、ありがとうと言いながら猗窩座の頬に手を添えました。猗窩座の姿は狛治へと戻っていき、泣きながら恋雪にすがって謝りました。恋雪は抱きしめながら笑顔で「おかえりなさい、あなた」と言います。恋雪は猗窩座になってからも狛治のことをずっと見守っていたようでした。恋雪は天国には行かず、狛治と共に地獄の業火に包まれました。
【鬼滅の刃】狛治に対する世間での評判や人気
『鬼滅の刃』の作中で描かれる狛治の過去はとても壮絶なものでした。鬼であっても猗窩座のことを憎めなくなったという人も少なくありません。そんな狛治と恋雪の幸せを願うファンアートもたくさん描かれています。地獄まで一緒について行った恋雪とどうか幸せになって欲しいという思いが込められています。
狛治と恋雪は祝言をあげることはできませんでした。しかし、恋雪は最後に「おかえりなさい、あなた」と言います。この場面に涙しなかった人はいないと言われています。最後に猗窩座ではなく、狛治に戻ったこのシーンが好きなファンはたくさんおり、狛治と恋雪の幸せを願う人ばかりでした。
恋雪は自分の看病ばかりせず、花火でも見に行ったらどうかと狛治に言いますが、狛治は恋雪が治ったら来年も再来年もいけるからその時でいいと言いました。病弱な恋雪は未来のことを考えられませんでしたが、狛治が当たり前のようにする未来の話が、恋雪の救いになりました。病状が回復した恋雪は、狛治と花火を見て、狛治にプロポーズします。花火の下のこのシーンはファンを感動させました。地獄でもいいから祝言を挙げて幸せになって欲しいと、願わずにいられません。
【鬼滅の刃】狛治がもしも〇〇だったら
『鬼滅の刃』に登場する、鬼の猗窩座の過去である狛治が、もし身近な人物だったらどんな風になるのでしょうか。もし狛治が〇〇だったらをまとめてご紹介しますので、一緒に考えてみてください。
狛治「友達」篇
もし狛治のような人が友達にいたら、よき友達、ライバルになるかもしれません。腕っぷしが強くて優しい狛治なら、もし友達に何かあっても守ってくれそうです。また、狛治と煉獄杏寿郎が友達になったらいいなという声もありました。お互いの信念を曲げなかった猗窩座と煉獄杏寿郎はぶつかってしまいますが、きっと鬼のいない平和な現代であればいい友達になれると思われます。
狛治「恋人」篇
狛治が恋人だったら、一途に自分のことを愛してくれること間違いなしです。他の女性に言い寄られても一切揺るがない、そんな姿が思い浮かびます。また、風邪を引いたり体調を崩したときは献身的に看病をしてくれそうです。
狛治「介護士」篇
優しくて人のために何かをすることができる狛治は、介護士に向いているかもしれません。病弱な父や恋雪を看病しており、苦にも思わず献身に尽くしていた狛治なら良い介護士になれると思われます。また、名前に「治」という字がある狛治にはぴったりだと言われています。
狛治は鬼になる前は家族や恋人思いの少年だった
『鬼滅の刃』の狛治の過去や慶蔵や恋雪との出会いをまとめてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。猗窩座が鬼になる前の狛治だった時は、父や恋雪の看病を懸命に行う家族や恋人思いの少年でした。この猗窩座の過去の物語は、とても感動的だと評判です。今後『鬼滅の刃』を見る際は、ぜひ猗窩座の過去の狛治のことや、他の鬼の過去も注目して見てください。
この記事のライター
shiori
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