【呪術廻戦】吉野順平の死亡理由や最期を解説!人物像や術式も
吉野順平は『呪術廻戦』の序盤で死亡したキャラクターです。しかしながら、その人物像や悲惨な最期から、多くのファンの印象に残るキャラクターとなっています。この記事では、吉野順平が『呪術廻戦』作中で見せた活躍や、死亡理由について解説していきます。
目次
【呪術廻戦】吉野順平とは?
吉野順平は『呪術廻戦』に登場する男子高校生で、とある出来事から主人公の虎杖悠仁と友人のような関係を築きます。しかし、ほどなくして死亡してしまい、その壮絶な最期が多くのファンを驚愕させました。ここではまず、吉野順平のプロフィールと『呪術廻戦』という作品について簡単に紹介します。
吉野順平のプロフィール
- 名前:吉野順平(よしの じゅんぺい)
- 年齢:17歳(享年)
- 出身地:神奈川県
- 所属:里桜高校2年生
- 技:式神「澱月(おりづき)」
- 趣味:映画鑑賞
吉野順平は気弱で優しい性格の少年です。学校でいじめを受けており、右目を覆う長い前髪の下にはタバコの火を押し付けられた痕が隠されています。両親は離婚しており、母と二人で暮らしていました。映画鑑賞が趣味で、虎杖とも映画の話をきっかけに親しくなっています。元々術式を持ってはいたものの、呪術師のようにそれを使いこなすことはできませんでした。
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦』は週刊少年ジャンプジャンプにて連載中の、芥見下々(あくたみげげ)氏によるダークファンタジーバトル漫画です。人間の負の感情から生まれる「呪い」をテーマとした作品で、作り込まれた世界観や迫力あるバトルシーンが人気を集めています。2022年8月には、コミックス累計発行部数(電子版含む)が7000万部を突破しました。アニメも好評で、2023年7月からはアニメ2期が放送されることも決定しています。
呪術廻戦のあらすじ
『呪術廻戦』の物語は、主人公の虎杖悠仁が、呪霊に襲われていた先輩を助けるため、特級呪物「宿儺の指」の力を取り込むところから動き出します。「宿儺の器」として呪術師に捕らえられた虎杖は、一旦は死刑宣告を受けたものの、呪術高専の教師・五条悟の計らいで、宿儺の指を全て取り込むまで刑の執行が猶予されることになります。その後、虎杖は呪術高専に編入し、呪術師として呪霊との戦いに身を投じていくことになるのです。
【呪術廻戦】吉野順平の活躍や死亡理由
『呪術廻戦』の序盤で死亡した吉野順平ですが、一体どのような最期を迎えたのでしょうか。また、『呪術廻戦』では死亡したと思われていたキャラが、実は生存していたケースも存在します。ここからは、吉野順平の『呪術廻戦』作中での活躍や死亡理由、生存や復活の可能性について解説していきます。
吉野順平の活躍
まずは『呪術廻戦』作中での吉野順平の活躍を紹介します。順平が術式を使えるようになったきっかけや、悲惨な最期を迎えるまでの経緯を見ていきましょう。
活躍①いじめのターゲットになる
吉野順平は映画好きの仲間と映画研究会を立ち上げ、充実した学校生活を送っていました。しかし、その部室をたまり場にしていた不良グループに抗議したことから、いじめのターゲットにされてしまいます。そのいじめは壮絶なものでしたが、担任の教師にも気づいてもらえず、順平は学校に行けなくなってしまいました。
活躍②真人と出会う
ある日、学校を休んで映画館に行った順平は、3人の学生が変死体となっている現場を発見します。その3人は彼をいじめていた不良グループのメンバーだったのです。彼らは特級呪霊・真人の術式「無為転変」によって殺害されていました。順平は真人の後を追い、自分にも同じことができないか尋ねます。それを聞いた真人は無為転変で順平の脳を呪術師と同じ構造に変化させ、術式が扱えるように手ほどきしました。
活躍③虎杖悠仁と出会う
順平が帰宅すると、自宅前で担任の教師が待っていました。的外れな発言をする担任に苛立った順平は術式で攻撃しようとしますが、そこに映画館での事件を調査していた虎杖が割り込んできます。虎杖は教師から順平を引き離すと、事件について軽く事情聴取をしますが、順平は真人のことを語りませんでした。その後、2人はマニアックな映画の話で盛り上がり、順平の母親が合流したこともあって、そのまま夕食を共にすることになります。
活躍④母親が呪霊に殺される
真人に術式を教えてもらったときは復讐心に憑りつかれていた順平でしたが、虎杖の人の命に対する考え方を聞くうちに、母親のためにも復讐は思いとどまろうと考えるようになりました。しかし、そんな中、順平の母親が呪霊に殺されるという事件が起こってしまいます。母親の近くには宿儺の指が置かれており、それが呪霊を引き寄せていたのです。母の死を目の当たりにして絶望する順平の前に真人が現れます。
活躍⑤復讐に走る吉野順平
真人は、母親の前に宿儺の指を置いた犯人に心当たりがないか順平に問います。実際は真人と夏油傑による犯行だったのですが、真人を信用していた順平は、いじめグループの主犯格である伊藤が犯人だと思い込み、復讐のために高校を襲撃しました。体育館に集まっていた教師や生徒を術式で気絶させ、伊藤を執拗に痛めつけます。そんな順平の復讐劇を止めるべく現れたのが虎杖でした。ここから虎杖と順平の戦いが始まります。
吉野順平の死亡シーンは何話?
吉野順平の死亡シーンは原作では『呪術廻戦』4巻の27話、アニメでは12話に描かれています。順平は、復讐を止めにきた虎杖を攻撃していましたが、虎杖と会話をする中で心境に変化が生じていきます。さらに虎杖は、そんな順平を、呪術高専に来ないかと誘いました。順平が虎杖の説得に応じようとしたその時、真人が現れ、順平を殺害してしまうのです。
吉野順平の死亡の理由
順平は、真人の術式「無為転変」によって、改造人間にされてしまいました。その際、無理矢理体を変形させられたショックで死亡しています。順平は自分の復讐心を肯定し、術式を教えてくれた真人を最後まで信用していました。ところが、それは真人が順平の能力を利用しようとしていただけだったのです。そのことに気付けなかった順平は、真人に裏切られ無念の最期を迎えることとなります。
吉野順平の最期のセリフ「なんで?」の意味
改造人間にされた吉野順平は、自我を失い虎杖に襲い掛かりますが、最期の瞬間だけ虎杖に向かって「なんで?」と言葉を発しています。このセリフに込められた意味について、ネット上では様々な考察がされており、「なんでこんなことになるのか」という嘆きだという説や、改造人間にされる前に発していた問いかけを機械的に繰り返しているだけだという説などが挙げられていました。また、虎杖をその瞬間だけ「ゆうじ」と呼んでいたことから、呪術高専に行った未来を想像していたのではないかという説もあります。
吉野順平は生存している?復活はある?
吉野順平が生存している可能性は極めて低いと考えられています。公式ファンブックに「享年」という記載があったためです。また『呪術廻戦』には「反転術式」と呼ばれる肉体を修復できる術式も存在しているのですが、それを用いた復活の可能性もほぼ無いだろうと言われています。現段階で、反転術式で蘇生ができるのは宿儺だけで、その宿儺も順平を治すことを拒否していたためです。また、真人自身も反転術式で復活できる可能性を否定していたことから技術的にも不可能であると推測できます。
吉野順平はアニメOPで登場
吉野順平がアニメ版『呪術廻戦』のOPに登場していたこともファンの間で話題となりました。そこには、呪術高専の制服を着た吉野順平が、虎杖や他の仲間達と笑い合う姿があり、そのOP映像から「吉野順平は生存し、呪術高専に来るはずだ」と予想した視聴者も少なくなかったようです。しかし、実際はそのOPとは真逆の結末を迎えることとなり、アニメ視聴者にとっては吉野順平の最期がよりショッキングなものとなりました。
【呪術廻戦】吉野順平の術式や人物像
吉野順平は、真人によって力を引き出されたことにより、術式を操れるようになりました。その術式とは一体どのようなものだったのでしょうか?ここからは、吉野順平の術式について、彼の人物像と共に紹介していきます。
吉野順平の術式
吉野順平の術式は、「澱月(おりづき)」と呼ばれるクラゲの式神を使用するものです。呪力で毒を精製し、式神を介して注入することができます。また、防御に使うことも可能で、『呪術廻戦』作中では式神の中に入ることで虎杖の打撃攻撃を無効化しています。さらに、鋭い触手で相手を突いたり、拘束することも可能です。毒の加減、式神のサイズ、強度などを変えることもできるため、非常に汎用性の高い術式となっています。
吉野順平は領域展開が使える?
吉野順平は領域展開を使うことはできません。領域展開は難易度が高く、順平に呪術を教えた真人ですら順平が生きているうちは領域展開を使うことができませんでした。呪力を使い始めて日が浅い順平が、領域展開を使うことは極めて困難です。
吉野順平の性格
吉野順平は基本的には大人しく優しい性格をしています。しかし、部室に居座る不良グループに抗議したり、酷いいじめを受けても相手に言い返したりというエピソードもあることから、芯の強さも持ち合わせた人物であることがわかります。
【呪術廻戦】吉野順平の声優
吉野順平の存在はアニメ視聴者にとっても印象深いものとなっています。ここからは、アニメ『呪術廻戦』で吉野順平を演じた声優のプロフィールや主な出演作品を紹介します。
吉野順平の声優は「山谷祥生」
アニメ版『呪術廻戦』で吉野順平の声を担当したのは、山谷祥生(やまや よしたか)さんです。山谷さんの優しい声質が、順平のイメージにぴったりだと視聴者の間で評判になっていました。
山谷祥生のプロフィール
- 出身地:宮城県
- 生年月日:1992年2月15日
- 血液型:A型
- 身長:171cm
- 事務所:FIRST WIND production
山谷祥生さんは、「やまやん」「やまてぃ」といった愛称でファンから親しまれています。東日本大震災がきっかけで自身の夢を見つめ直し、大学を辞めて声優の道に進むことを決めたそうです。アニメ好きである一方で、フットサルやスノーボード、川釣りといったアウトドアな趣味も持っています。
山谷祥生の主な出演作品
- 『一週間フレンズ。』長谷祐樹
- 『暗殺教室』杉野友人
- 『TSUKIPRO THE ANIMATION』八重樫剣介
- 『盾の勇者の成り上がり』川澄樹
山谷祥生さんは、主に少年から青年の役を担当する声優です。爽やかでやわらかい声質から、数多くのイケメンキャラを演じており、多くの女性ファンを獲得しています。
【呪術廻戦】吉野順平に対する世間での評判や人気
『呪術廻戦』作中で悲惨な最期を迎えた吉野順平ですが、その死を受け入れ難いと感じたファンは少なくありません。吉野順平の生存ルートを見たかったという声も多く上がっていました。
SNSでは「吉野順平がかっこいい」というコメントも目立っていました。吉野順平の容姿や人柄は、多くの読者・視聴者を惹きつけています。
『呪術廻戦』で吉野順平が活躍するのは数話のみですが、彼はそのわずかな出番の中でファンに強烈な印象を与えています。『呪術廻戦』に特定の推しキャラがいるわけではないが、吉野順平のことは忘れられないという声もありました。
【呪術廻戦】吉野順平は真人によって死亡した
吉野順平は真人の術式「無為転変」によって死亡しています。アニメのOP映像に登場していたこともあり、多くのファンが彼の生存ルートを期待していましたが、それを裏切る悲惨な結末となりました。また、『呪術廻戦』では死亡したはずのキャラが実は生存していたパターンも存在はするものの、吉野順平に関してはその可能性も極めて低いと言われています。本当に吉野順平の死亡は決定的なのか、『呪術廻戦』作中の伏線を探しながら作品を見返してみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
まつこ
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