【呪術廻戦】狗巻棘には悲しい過去がある?おにぎりの具で話す理由も
『呪術廻戦』に登場する狗巻棘の悲しい過去について詳しく解説していきます。狗巻棘が過去のせいでおにぎりの具で話すようになった理由や、おにぎりの具のそれぞれの意味も説明。術式である呪言についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
狗巻棘とは?
狗巻棘は『呪術廻戦』でも少し謎めいているキャラになり、現在は裏切り者として内通者ではないかと予測されています。かっこよさとかわいさを持ち合わせている狗巻棘は、人気も高いキャラとしても有名です。しかし、実は悲しい過去を持っているのではないかともいわれています。この記事では、狗巻棘の悲しい過去について解説していきます。
狗巻棘のプロフィール
- 名前:狗巻棘(いぬまきとげ)
- 年齢:17歳(高校2年生)
- 誕生日:10月23日
- 所属:東京都立呪術高等専門学校
- 等級:準1級呪術師
狗巻棘と乙骨の関係
狗巻棘と乙骨憂太(おっこつゆうた)は、ともに呪術高専東京校の2年生です。同級生ですが、本編ではあまり絡んでいる姿を見ることができません。しかし、過去を振り返れる乙骨憂太が主役を務めた『呪術廻戦』0巻では、両者の出会いから描かれています。初めはおにぎりの具だけを話す狗巻棘を怖がっていた乙骨憂太ですが、呪霊退治をした際に仲良くなります。
現在はあまり絡んでいる姿は見られないものの、お互いが気にかけている存在であることは間違いないでしょう。0巻は映画化もされているため、気軽に見たい人にもおすすめでしょう。
狗巻棘の性格
狗巻棘の特徴といえば、おにぎりの具だけで会話をすることです。そのため、過去に何かトラウマなどがあるのかなど、ミステリアスな雰囲気に感じる人も多いでしょう。しかし、当の本人は意外にもお茶目な一面を見せる、普通の高校生です。
初対面ではおにぎりの具を話しているため、意思疎通が難しく感じる人も少なくありません。また、優しさも持ち合わせており、戦闘シーンではかっこいい姿も見られます。その点から、女性人気が高いキャラの1人としても挙げられます。
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦』は芥見下々(あくたみげげ)さんによる漫画になり、週刊少年ジャンプにて連載されたことがきっかけで人気を博しました。現在も連載は続いており、多くのファンを獲得している作品のひとつといえます。コミックは20巻まで出ており、第1巻は販売後すぐに重版が決まるなど人気の高さを伺うことができる記録を持っています。
コミックの累計発行部数は20巻までで7000万部を突破する勢いを持ち、今後も人気は右肩上がりになっていくでしょう。アニメは2021年に『呪術廻戦』第1期が終了していますが、2023年にはアニメ『呪術廻戦』第2期の放送も決定したことで歓喜の声が挙がりました。また、映画に舞台などさまざまなジャンルでもファンを獲得しており、イベントでは体験型ゲームが開催されるなど面白さもプラスされた作品です。
呪術廻戦のあらすじ
『呪術廻戦』では主人公の虎杖悠仁(いたどりゆうじ)を中心に、呪術師が呪霊とバトルをしていく物語です。虎杖悠仁は元々普通の高校生でしたが、特級呪物である宿儺(すくな)の指を食べてしまったことで、死刑判決をくだされます。しかし、その後五条悟(ごじょうさとる)の提案により、残りの宿儺の指を食べ切るまでは死刑に猶予が与えられました。
普通の高校から呪術の専門学校へ転校し、そこから呪術師になるためのストーリーが開始されていきます。登場人物の中にはこの記事で紹介するような、狗巻棘のように悲しい過去を持っているキャラも少なくありません。
狗巻棘の過去やおにぎりの具で話す理由
『呪術廻戦』に登場する呪術師の中には、悲しい過去を持っているキャラも少なくありません。狗巻棘もその1人になり、悲しい過去を背負って生きている人物です。ここからは、狗巻棘が背負っている悲しい過去やおにぎりの具でしか会話をしなくなった理由を解説していきましょう。
狗巻棘には悲しい過去がある?
狗巻棘の悲しい過去は、持っている術式にあります。狗巻家は代々呪言師になっており、狗巻棘は生まれたときから呪言を使用できていました。呪言は話した言葉通りに物事などが起きてしまうため、注意が必要な術式ともいわれています。
しかし、狗巻棘は幼少期時代に呪言について理解しておらず、知らず知らずの内に大切な人たちを傷つけてしまった過去を持っています。傷つけたくない人たちを呪ってしまう自分に対して、悲しいという感情や苛立ちなどを感じた過去を持っています。
狗巻棘がおにぎりの具で話す理由
狗巻棘が現在おにぎりの具で会話をしているのは、悲しい過去を持っていることが理由です。過去に傷つけたくない人を無意識に傷つけてしまった過去から、意味を持たないおにぎりの具で会話をするようにしました。パンダは狗巻棘の過去を知っているため、おにぎりの具それぞれがどのような意味を持っているのか、周りに解説しています。
狗巻棘がおにぎりの具で話すようになるまで、どのようにしたら意味を持たない言葉で話せるのか見つけ出すのに苦戦した過去も持っています。
狗巻棘が話すおにぎりの具の意味
狗巻棘が話すおにぎりの具の意味で、公式から確定されているのが「しゃけ」と「おかか」です。「しゃけ」は肯定を意味しており、同調するときなどに使用しています。ただし「さけ」は”裂け”という意味を持ってしまうため、「しゃけ」と発言しています。「おかか」は反対に否定を意味していますが、意外にも範囲が広いため否定以外にも使用されていることがある言葉です。
その他には公式が確定していない言葉の一部では、「高菜」は”大丈夫か?”というように心配をするようなニュアンスで使用され、「ツナ」は”やばい”という意味で使われています。「さけ」と同様に「うめ」も”埋め”などの意味を持つため、使用されていません。
狗巻棘の現在は?腕がない?
ここまでは狗巻棘が持つ悲しい過去やおにぎりの具の意味などを紹介しましたが、現在の狗巻棘には死亡説や腕が無くなったという話題が出ています。ここからは、現在の狗巻棘について解説していきましょう。
狗巻棘は現在死亡してはいない
狗巻棘には死亡説が出ていますが、現在は死亡していないとされています。腕を切断されたことにより、上層部に監禁されている可能性が高いとみていいでしょう。しかし、狗巻棘には内通者の可能性も出てきているため、今後の展開によっては裏切り者として登場する可能性も否めません。
狗巻棘は片腕がなくなった?
狗巻棘は渋谷事変にて、何者かに片腕を切り落とされた描写があります。それ以降、狗巻棘は『呪術廻戦』の作中にも登場しなくなってしまったため、死亡説が流れたのでしょう。両腕がなくなったと予想する人もいますが、巻かれている包帯のようなものを見ると片腕だけと推測できます。
狗巻棘の腕は誰に切断された?
狗巻棘の腕を切断したのは、虎杖の中で暴れだした宿儺が第一候補に挙がっています。宿儺が領域展開を使用したことで、腕が飛んでしまったという考察です。しかし、宿儺の領域展開は人体をバラバラにすることができるため、片腕だけなくなるのは予想しがたいでしょう。その他の候補には、上層部の誰かが切断したという説があります。狗巻棘に巻かれた包帯のようなものが、上層部のものだったことで濃厚となりました。
狗巻棘の術式は呪言
狗巻棘の過去や現在に触れてきましたが、『呪術廻戦』では外せない術式についても紹介していきましょう。狗巻棘が使用する術式の呪言について、詳しく解説します。
狗巻棘の呪言とは?
狗巻棘が使用する術式の呪言とは、発した言葉通りに相手を呪うことができるものです。呪言という術式は代々狗巻家が継いできたものになり、呪言師とも呼ばれています。狗巻棘の過去にあったように、幼少期には呪言の強さを知らずに無意識に使用して大切な人を傷つけてしまったこともありました。そのため、常に術式を出さないように、狗巻棘は現在おにぎりの具で会話をしています。
狗巻棘の使った呪言
普段はおにぎりの具で会話をしている狗巻棘ですが、術式である呪言を使用したシーンは見ものといえるでしょう。狗巻棘が作中で使用した呪言で挙げられるのが、ものを止める際に発した言葉の「爆ぜろ」です。その他にも、相手の身体を捻らせるように発した「捻れろ」や動きを止める「動くな」、「堕ちろ」、「戻れ」、「眠れ」、「止まれ」などが挙げられます。
ただし、呪言を使用する際にはデメリットもあります。発する言葉の強さが強ければ強いほど、自分へ反動が返ってきます。作中では強い言葉を発した際に、狗巻棘が喉を痛めている様子が描かれていたことで、喉に反動が来るのではないかと予想されています。
狗巻棘が口元を隠す理由
狗巻棘は戦闘シーン以外では口元を隠しており、その理由が知りたい人も多いでしょう。狗巻家では代々口元を隠していますが、それぞれが理由を持っていると予想できます。狗巻棘が口元を隠しているのは、発する声をできるだけ小さくするためです。
悲しい過去があるため、なるべく言葉を発したくないという気持ちがあるのでしょう。その他に、狗巻棘の口元には模様が入っています。その模様を隠すためという理由も、少なからずあるでしょう。
狗巻棘に対する世間での評判や人気
狗巻棘への世間の声として多いのが、初めは謎キャラだったもののかっこよさも垣間見えてきて、気付けばファンになってしまったという人が多いです。おにぎりの具を話す姿から、呪言を使用するときの姿のギャップがかっこいいという声もありました。
その他には、狗巻棘の過去に泣けてしまうという声もありました。呪言という術式のせいで、悲しい思いをしてきた狗巻棘に対して同情する声が挙がります。
狗巻棘には悲しい過去があった
狗巻棘はおにぎりの具を話す不思議系キャラですが、その背景には悲しい過去がありました。現在は片腕を失って、行方が分からなくなっていますが、今後どのように登場するのか楽しみという人も多いでしょう。今後の狗巻棘の動きにも注目です。
この記事のライター
N.R
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