【呪術廻戦】白髪おかっぱの正体とは？裏梅の術式や宿儺との関係も考察

『呪術廻戦』では多くのキャラが登場しますが、その中でも注目されたのが白髪おかっぱ姿の人物です。白髪おかっぱ姿ですが、髪の毛には赤い部分も入っており謎が深い人物といえるでしょう。この記事では、『呪術廻戦』に登場する白髪おかっぱの人物について紹介していきます。

『呪術廻戦』にて登場する白髪おかっぱの人物は、「裏梅（うらうめ）」です。白髪おかっぱの裏梅は偽夏油とともに行動をしている様子が見られ、考察では偽夏油たちの計画に加担しているのではないかといわれています。

登場シーンはまだまだ少ないキャラですが、正体の分からない白髪おかっぱの裏梅には、多くの読者が注目をしています。白髪おかっぱの裏梅は、見た目がかわいらしいところもあるため着々とファンを増やしているキャラの1人です。

週刊少年ジャンプにて2018年から連載が開始された『呪術廻戦』は、呪術を使用する呪術師たちが呪霊とバトルをするダークファンタジーな物語です。作者は芥見下々（あくたみげげ）さんになり、作者の好きなホラー作品が肝となっている作品といえます。

コミックはすでに20巻まで発売がされており、アニメは2021年3月にて第1期が終了しました。その後、アニメ第2期を待ちわびる人が多い傾向にあり、2023年に第2期の放送が決定しています。今後、アニメ第2期を引き金に、一層人気の出る作品になっていくことでしょう。

『呪術廻戦』の主人公は虎杖悠仁（いたどりゆうじ）になり、元々は普通の高校生でした。しかし、高校にて所属していたオカ研にて、特級呪物である宿儺の指の封印が解けたことで生活が一変します。

宿儺の指を食べてしまった虎杖は呪術師によって死刑の判決を下されますが、残りの宿儺の指19本を食べ終わるまでは猶予を与えられます。普通の高校から呪術専門の高校に転入をし、呪術師を目指して成長していく姿を見ることができるでしょう。

白髪おかっぱの名前は裏梅と作中にて解明されましたが、その正体はいまだ謎に包まれたままです。ここからは白髪おかっぱの裏梅の正体についての考察、現在は偽夏油といる裏梅が慕っていた可能性のある宿儺との関係について紹介していきます。

裏梅は見た目がかわいらしいため女性に思われがちですが、実は性別が不明のキャラです。着物を着用していることから、女性の予想が高いです。顔立ちは幼さが残るため少女にも見えますし、少年と言われればそのようにも見える容姿をしています。裏梅は重要人物である可能性が高いといわれているため、今後の展開では性別を含めた謎が解明されていく可能性が高いでしょう。

裏梅はこれまでの登場人物の誰かではないか、という考察がされています。裏梅の情報で分かっているのは白髪おかっぱ、着物を着用、名前、偽夏油とともに行動をしている、程度です。そのため、もしかするとこれまで登場した人物が、裏梅と名前や容姿を変えて登場しているのではないかといわれています。その中でも候補に挙がっているのが、釘崎野薔薇の親友として登場している沙織ちゃんです。

沙織ちゃんは釘崎が小学校1年生のときに東京から引っ越しをしてきた、7歳年上のお姉さんです。村の人からいじめを受けていた沙織ちゃんですが、釘崎と仲良くなりました。上品で聖母のような優しさを持っている沙織ちゃんに、釘崎は憧れを持っていました。

その後、村を追い出されてしまった沙織ちゃんですが、渋谷事変にてオフィスで働いている沙織ちゃんの姿が描かれています。そのため、白髪おかっぱの裏梅になったとは考えにくいでしょう。しかし、一番候補として挙がっているため、今後の展開では沙織ちゃんの動向にも注目が集まります。

もう1人裏梅の正体として候補に挙がっているのが、いまだ謎が多い特級呪術師の1人でもある九十九由基（つくもゆき）です。九十九と裏梅の共通点として、偽夏油のそばで活動をしていることと、髪色でしょう。九十九が夏油一派の残党とともに行動しているのは、渋谷事変にて明らかになっています。登場した回数が少ないため、術式等も分かっていないことから裏梅の候補として名前が挙がっています。

裏梅が宿儺と出会った際に「久しぶりです」という言葉を交わしており、読者からは宿儺と裏梅がどこかで繋がっていた可能性があると考察しました。宿儺は1000年以上前に生存しており、ようやく封印が解かれています。そのため、裏梅も1000年以上前から存在している人物として、獄門彊に封印されていたのではないかといわれています。

1000年前の裏梅と宿儺の関係性は、主人と料理人という立場であったことが作中で描かれています。宿儺と関係していることもあり、裏梅が重要な人物であることが明確になってきたのでしょう。今後の展開で、裏梅の謎が解明されていくことを願う読者も少なくありません。

裏梅と五条家の関係性は定かになっていませんが、裏梅の顔立ちが五条悟に似ていることから何か関係性があるのではないかといわれています。顔立ちが似ていることもポイントですし、裏梅の目が六眼と呼ばれる目に見えているのも関係しているでしょう。おそらく、今後の展開では裏梅と五条家に何かしらの関係性が見出せる可能性が高いとみていいでしょう。

白髪おかっぱの裏梅は、どのような術式を使用するのでしょうか。ここからは、裏梅の能力について、術式や使用する技を紹介していきます。

裏梅の術式は氷凝呪法（ひこりじゅほう）と呼ばれるものになり、その能力の高さは特級呪術師でも立ち向かうのが難しいといわれているほどです。主に氷を使用した技を繰り出し、相手にダメージを与えます。また、裏梅の術式は相手1人に対してではなく、広範囲に及ぶため相手が5名以上であっても全員に対してダメージを与えることが可能です。そのため、『呪術廻戦』の登場人物の中でもレベルの高い強さを持っているといえるでしょう。

負のエネルギーを掛け合わせて正のエネルギーに変えることができる、回復術の反転術式を裏梅は使用可能です。裏梅は自分自身に受けたダメージを治すことができるため、今後も偽夏油側に居る場合は虎杖たちの天敵になりかねません。また、反転術式を使用して氷の技だけではなく、反対の火を使用した技も繰り出せる可能性も高いです。

裏梅が使用する技は現在作中では2つ繰り出されており、どちらも氷を使用して相手にダメージを与える技です。どのような強さを持っているのか、技の特徴を見ていきましょう。

裏梅が使用する技の1つ目が霜凪（しもなぎ）というものです。霜凪は裏梅が口から息を吹き出すことで氷が作られ、相手の足元に氷を這わせます。氷はみるみるうちに相手の足元を凍らせていき、身動きを取れなくさせます。霜凪は吹き出す量によって広範囲に行き渡らせることができるため、多くの呪術師の足元を止まらせることが可能でしょう。

霜凪で相手の足元を凍らせた後に、直瀑（ちょくばく）という技で相手にダメージを与えます。直瀑は鋭く尖った巨大な氷を相手の頭上から突き落とすため、殺傷能力の高い技の1つです。相手は足元が凍って身動きが取れないため、直撃は免れないでしょう。霜凪と直瀑を併用することで百発百中に近い攻撃ができることから、裏梅が強いといわれています。

裏梅が『呪術廻戦』で登場するシーンを知りたいという人も多いでしょう。まだ『呪術廻戦』の作中での出番は多くないキャラのため、シーンを覚えておくのがおすすめです。ここからは『呪術廻戦』の作中にて裏梅が登場したシーンを紹介します。

『呪術廻戦』7巻の53話では、陀艮の領域展開である蕩蘊平線の中で偽夏油たちとともに、佇んでいる裏梅の姿を見ることができます。初登場シーンですが言葉を発するわけでもなく、謎に包まれたままの存在であったといえるでしょう。

『呪術廻戦』11巻の92話では、渋谷事変にて指揮を取っている裏梅の姿を見ることができます。偽夏油の代わりに指揮を取っていたため、重要な役回りをしており、さらには偽夏油からの信頼も厚い関係にあると考察されています。

『呪術廻戦』14巻の116話と117話では作中に裏梅の姿を多く見ることができ、さらに宿儺と関係していることが発覚します。読者からは、裏梅と宿儺の間に関係性があったことに驚く声が多く挙がりました。

『呪術廻戦』でも正体が分からない中で人気を集めている白髪おかっぱの裏梅に対して、どのような世間の声が挙がっているのでしょうか。まず一番多いのが、その正体についてです。どこからやってきて、性別はどちらなのか、なぜ宿儺と関係しているのか等が挙げられます。

次に多いのが、裏梅の容姿に対してです。物静かな印象を受ける裏梅は、まだコミックでしか登場していません。アニメで登場したときに、どのように容姿の美しさが再現されるのか楽しみという人も多くいます。

白髪おかっぱの裏梅は、いまだに謎が多く正体が掴めないキャラの1人です。今後の展開によっては、正体が明らかになることも期待できるでしょう。今後の裏梅の活躍や宿儺との関係性についても、目が離せないキャラといえます。