【呪術廻戦】エンディングはおしゃれ？不評？イラストや評判を調査

【呪術廻戦】は作品同様にアニメのOP・エンディング主題歌や、劇場版アニメ主題歌も注目されています。今回は【呪術廻戦】のアニメや劇場版アニメで使われている曲について詳しく紹介していきます。

作者・芥見下々先生は「週刊少年ジャンプ」2018年14号から【呪術廻戦】連載を開始し、現在大人気の少年ジャンプ作者です。芥見先生は連載をしている【呪術廻戦】以外にも以前に描いていた、読切作品もファンの間では大好評です。

【呪術廻戦】は芥見下々先生が描く、ダークファンタジー＆アクション漫画です。人間の負の感情の元である「呪霊」と呪術師同士のバトルシーンや、登場人物達の壮絶な運命が描かれています。2020年からTVアニメが放送され、アニメ2期は2023年に放送予定です。

祖父の亡くなった夜、主人公の虎杖悠仁が通っている高校で、自分の不手際によって封印が解かれた「呪霊」が出現してしまいました。所属するオカルト部の先輩を助ける為、特級呪物『両面の宿儺の指』を口に入れた虎杖は、宿儺の器となり死刑を言い渡されてしまいます。しかし、全ての宿儺の指を集めるまで死刑猶予をもらった虎杖は、東京都立呪術高等専門学校に転入し、新たな人生を歩みだします。

【呪術廻戦】の第1期・1クール目のエンディング主題歌「LOST・IN・PARADISE~festAKLO」は曲だけではなく、映像内で流れるイラストデザインについても話題になっています。続いてはエンディング主題歌で描かれているイラストの評判について紹介していきます。

エンディング主題歌内でキャラクター達が私服姿で緩やかにダンスをする姿が印象的ですが、エンディング主題歌がおしゃれだという評価と『ダサイ』という評価がファンの間で討論されています。しかし、アメリカで開かれたクランチロールのアニメワード2021にて、最優勝エンディング賞を受賞している為、海外では高い評価を得られているようです。

エンディング主題歌が『ダサイ』と評価される理由はキャラクターの服装が理由だと言われています。作中でキャラクター達は制服姿で登場する事が多い為、エンディング主題歌内で私服で緩やかにダンスをする姿にギャップを感じさせるようです。虎杖は、黄色の半袖シャツに青のハーフパンツ、肩掛けのカバンを掛けています。伏黒は、大きめの白いシャツに黒色のズボン、赤色のヘッドホンを付けリュックを背負っています。

釘崎は、髪型を普段の見た目とは真逆の、かわいらしいスタイルで、青緑のシャツに白のサロッペットで、ブーツを履いています。五条は白の長袖シャツを着て上にベージュ色の半袖シャツを羽織り、緑のボトムスを履いてます。普段の黒でキッチリとしている姿とのギャップが激しい為、逆おしゃれという声も多数あります。

エンディング主題歌内での、各キャラクターのポーズについても話題になっています。ここからはイラストを一覧にして紹介していきます。

1番目が虎杖悠仁のパートです。髪にワックスを付け、軽快なダンスをしながら扉を開けて登場します。その後、電車に乗り、外食や釣りをして楽しんでる姿が見れます。そして曲の終り頃に私服から制服へと衣装チェンジしながら、回転飛びをして、謎のポーズをした静止画で終わります。ファンの間でこのポーズは「エンディングポーズ」と呼ばれています。その他にこのポーズはFinのFではという声もありました。こちらのポーズは漫画の番外編でも描かれています。

2番目は伏黒恵のパートです。虎杖とは違い、ダンスはせず歩いて扉を開け登場します。自転車に乗り、本を読みながら食事をし、式神と一緒にお出かけした後は、最初の歩き方とは違い曲に合わせて歩きながら終わります。虎杖、釘崎、五条はダンスをする場面があるのですが、伏黒は一切ダンスはしないのでファンの間では話題になったそうです。

3番目は釘崎野薔薇のパートです。大量の紙袋を両手に持ったまま曲のリズムに合わせてダンスをしながら扉を開け登場します。その後電車に乗り、スイーツを満面の笑みで食べ、ショッピングをしている風景が描かれています。アニメ内では見れない彼女のテンションとスタイルにエンディングを見たファンは「この子本篇でいつ出てくるの？」と言われているそうで、同一人物だと思われていなかったようです。

こちらも曲に合わせ4人目は五条悟のパートです。こちらも曲に合わせ緩いダンスをしながら足で蹴りながら扉を開けて登場します。その後お店でサングラスを見たり、お寿司を食べようとする姿が写されます。曲のサビの後の場面なので、曲調に合せて緩めにダンスをする姿に「絶妙に力を抜いている感じが五条先生らしい」という声も多数ありました。

【呪術廻戦】のエンディングのイラストを担当されているのが、フリーのアニメターである五十嵐裕貴さんです。五十嵐さんはスター・ウォーズ：ビジョンズ「のらうさロップと緋桜お蝶」で初監督を務め、「映像研には手を出すな」や「ハイキュー」など他にも有名なアニメの原画を担当されています。【呪術廻船】のエンディングでは全て1人で担当し、五十嵐さんのTwitter内で「本篇はハードな展開になる予感ですが、毎回気持ちよく見てもらえる様に楽し気な風に描きました」と答えています。

ここからは今まで【呪術廻戦】のエンディング主題歌として流れた曲の詳しい内容や歌手について紹介していきます。

【呪術廻戦】第1期・1クール目のエンディング主題歌「LOST・IN・PARADISE~festAKLO」のミュージックビデオでダンスの振り付けを担当したのは、Seishiroさんです。Seishiroさんはダンサー兼振付師として活躍されていて、乃木坂46の「インフルエンサー」やコカコーラーCMの「ファンタ坂学園」などの振り付けを担当している事でも有名です。

【呪術廻戦】第1期・1クール目のエンディング主題歌、ALIさんの「LOST IN PARADISE feat. AKLO」は作曲をALIさん、AKLOさんが、作詞をALOLOさん、LEOさん、LUTHFIさん、ALEXさんが、編曲をALIさんが担当しています。CDは通常版、初回生産限定盤、期間限定生産アニメ版が発売されています。CDのジャケットにはエンディング内で、虎杖、伏黒、釘崎、五条が各自着ている服装で描かれています。

「LOST IN PARADISE feat. AKLO」は、ハイセンスで聴いてみると、アニメの曲だとは思えない程スタイリッシュな曲であると、日本のアニメファンだけではなく、海外アニメのファンの間でも大好評です。

「LOST IN PARADISE 」の歌手を担当しているALIさんは、作曲、編曲も担当しています。「LOST IN PARADISE」以外にもアニメ『BEASTERS』楽曲「WILDSIDE」では最優秀オープニング賞 を受賞され、同じアーティストで二冠達成は史上初な事から、海外のアニメファン内でも注目されました。ALISさんは7人組の多国籍バンドで、ジャンルレスで活動されています。リーダーのLEOさんは【呪術廻戦】の舞台、渋谷で生まれ育った為、エンディング主題歌を担当できた事にとても喜ばれたそうです。

世間では次の米津玄師さんやKing Gnuのような歌手になるのではないのかと話題になっています。

【呪術廻戦】第1期・2クール目のエンディング主題歌、Cö shu Nie（コシュニエ）さんの「give it back」です。2021年3月10日に発売されたシングル曲です。作詞と作曲はギター＆ボーカルの中村未来さんが担当しています。CDはアーティスト盤の期間生産限定盤Aとアニメ盤の期間生産限定版Bが発売されています。アーティスト盤には、カップリング曲の「miracle」がレコーディングされています。こちらはアニメ盤には収録されていません。

アニメ盤のCDジャケットにはコートを着て、柔らかい雰囲気で佇んでいる、虎杖、伏黒、釘崎の3人が優し気な笑顔で描かれています。

「giveitback」はキレイで儚げなバラード曲で、この楽曲のテーマは「戻りたい場所」だそうです。この曲の主人公は楽しかった時や、もう会えないあなたの事を夢で見て思い出し泣いているという表現があります。曲名やサビで使われている「giveitback」とは「返して」という意味です。しかし曲の終りには、現在傍にいる仲間と一緒に前に進もうと歩みだす姿が想像出来る歌詞になっています。この曲は、主人公・虎杖悠仁の心情を表現している曲だとも言われているようです。

「giveitback」の歌手を担当しているのが、Cö shu Nie の中村未來さんです。中村さんは歌、作詞、ギター、キーボード、マニピュレーターを担当していて、メンバーの松本駿介さんがベースを、新たに藤田亮介さんがドラム担当として正式に加わりました。Cö shu Nieさんは2018年に「東京喰種トーキョーグール：re」のアニメOP主題歌にも起用された事で有名です。

ここからは【呪術廻戦】のOP主題歌として流れた曲の詳しい内容や歌手について紹介していきます。

【呪術廻戦】第1期・1クール目のOP主題歌はEveさんの「廻廻奇憚」（かいかいきたん）です。作詞、作曲をEveさんが、編曲をNumaさんが担当しています。この曲は、2020年10月3日から配信がスタートし、同年11月にはYouTubeにてミュージックビデオが公開されました。CDは呪術盤初回限定盤、ジョゼ盤初回限定版、通常盤が発売されています。ジョゼ盤とは、アニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」の挿入歌が一緒に収録されています。

「廻廻奇憚」は【呪術廻戦】のミステリアスでダークな部分から、明るい場所へと進む、世界観を曲で表現しているといった曲で、一度聴くと耳に残ってしまう程中毒性のある曲だと、ファンの間でも言われています。廻廻とは造語（新しく作られた言葉）となり、「何度も繰り返す」という意味ではないのかと言われています。奇譚とは不思議な話という意味を表します。これら全てを合わせると「繰り返される不思議な話」となります。

タイトルからも【呪術廻戦】の世界観が連想されます。Eveさんは曲を作る為に【呪術廻戦】のコミックスを1から最新刊まで読み返し、担当する1クール目のストーリーのみでは無く、全て読み込み曲を作り上げたそうです。

「廻廻奇譚」の歌手を担当しているのはEveさんです。2009年に歌い手としてネットで活躍し始め、2019年にメジャーデビュー、2022年3月にはアプリゲーム「呪術廻戦ファントムパレード」の主題歌「アヴァン」が配信されています。

【呪術廻戦】第1期・2クール目のOP主題歌は音楽ユニット、Who-ya Extendedさんの（フーヤエクステンデッド）の「VIVID VICE」です。作詞、作曲、編曲を全て担当し、CDは通常盤、ミュージックビデオが収録されたDVD付初回生産限定盤、ノンクレジットオープニングが収録されたDVD付期間生産限定盤が発売されています。

「VIVIDVICE」はドラムとベースのインパクトが強いロック調の曲で、歌声にはエフェクトを掛け、爽快感を感じる曲調です。「VIVIDVICE」とは鮮やかな罪、償いという意味を表し、この曲は、主人公の虎杖目線のみではなく、他の登場キャラクター達にも当てはまる歌詞だとSNS上で話題です。 Who-ya Extended自身も、登場キャラクターそれぞれの視点を連想される様に作っていることをインタビュー時に答えています。

「VIVIDVICE」の歌手を担当しているのは、Who-yaさんです。2019年「ｰPSYCHO-PASSｰサイコパス3」のアニメOP主題歌に起用され、同年11月にメジャーデビューしました。10月25日に配信されたシングルで、週刊デジタルシングルランキングTOP10に入り、その後も幾つものランキングでTOP10入りしました。YouTubeの公式ミュージックビデオは100万再生を突破しています。「VIVIDVICE」にてオリコン初登場1位を獲得しました。

【呪術廻戦】の曲として流れている曲は、アニメだけではなく映画で流れている曲もファンを魅了しています。ここからは【呪術廻戦】劇場版アニメ主題歌について詳しく紹介していきます。

【呪術廻戦】劇場版アニメ主題歌、エンディング主題歌の歌手は、KingGnuが担当しています。KingGnuは、2015年に常田大希さんを中心に、Srv.Vinci（サーバ・バンチ）という名前でロックバンドを結成します。その後メンバーチェンジをし、現在のメンバー常田大希さん、勢喜遊さん、新井和輝さん、井口理さんで構成されます。4人体制になり、2017年にKinuGnuに改名します。2019年にはメジャーデビューをし、ドラマの主題歌に起用された「白日」で話題になり、紅白にも出場しました。

「一途」はKingGnuさんにとって初のアニメ映画のタイアップ曲となり、この映画の為に書き下ろされました。2021年12月10日に先行配信され、ギターがメインの爆速ロック風で、常田さんはこの曲をテレビで紹介する際「全てサビみたいな曲になるよう意識した」とコメントしています。これは劇場版の主人公乙骨憂太が、結婚を約束した幼馴染の折本里香への一途な想いを書かれた歌が中心的ですが、敵である夏油視点と、乙骨と夏油の壮大な決戦についても書かれている様に聴き取れます。

「逆夢」は2021年12月24日にサプライズでデジタル配信され、SNS内で話題になりました。「一途」の雰囲気とは真逆でピアノで始まる曲です。呪霊となり自分に取り憑いてしまった里香に対し、生前には当たり前だった、共にいる事が今は叶わない気持ちと、夏油の五条への敵対している現状に、後悔している部分がシンクロされている様に聞き取れる曲だと話題です。

【呪術廻戦】のエンディング主題歌を1クール・2クールとまとめましたが、エンディング主題歌に対してファンはどの様な気持ちを抱いてるのでしょうか。ここからはエンディング主題歌に対する世間の評判を紹介していきます。

【呪術廻戦】のOPやエンディングはアニメを見れば見る程、歌詞や映像が物語に沿っている事が分かりやすい分、曲も印象的に感じるようです。

第1クールのエンディング主題歌「LOST IN PARADISE feat. AKLO」はアニメ本篇とのギャップもあり、曲やイラストにハマっているファンは多数います。

ALIさんは【呪術廻戦】のエンディング主題歌を歌った事がきっかけで、それまで存在を知らなかった【呪術廻戦】ファンからも認知される様になりました。

「LOST IN PARADISE feat. AKLO」は【呪術廻戦】のアニメを見た事が無い人さえ一度聴いたら、虜にしてしまいます。

虎杖たちがエンディング主題歌内で踊っているダンスは、難易度が高い分再現が難しく、曲の終りに現れる「エンディングポーズ」だけは唯一マネする事出来るとの声が多数ありました。

【呪術廻戦】エンディング主題歌は『ダサイ』という声もありますが、それ以上に流れてくるイラストや、一度聴いたら誰もが曲がおしゃれだと思う事が分かりました。2023年には2期が放送予定なので、その前に再度おさらいする為にもエンディングを聴いてみる事をオススメします。