【黒子のバスケ】ジェイソン・シルバーまとめ!能力や声優は?劇場版ボスの全て
『黒子のバスケ EXTRA GAME』には、ジェイソン・シルバーというアメリカのストバス選手が登場します。この記事ではジェイソン・シルバーの能力や性格などを紹介します。また映画でジェイソン・シルバー役を演じた声優もまとめています。
目次
ジェイソン・シルバーとは
ジェイソン・シルバーとは、アメリカで人気のストリートバスケットボールチーム「ジャバウォック(Jabberwock)」に所属する選手です。ここでは、ジェイソン・シルバーとはどのような選手なのか詳しく紹介します。
ジェイソン・シルバーのプロフィール
ジェイソン・シルバーは身長210cm、体重115kgのガタイの良いバスケットボール選手です。年齢は不明ですが、「ジャバウォック」の平均年齢が18歳なので、まだ成人していないと考えられます。女好きで素行に問題のある選手で、劇中では女性の記者に対してセクハラ発言をするシーンもありました。
漫画『黒子のバスケEXTRAGAME』に登場するキャラ
ジェイソン・シルバーは『黒子のバスケ EXTRA GAME』に登場するキャラクターです。『黒子のバスケ EXTRA GAME』は、アメリカで人気のストバスチーム「ジャバウォック」が日本に来日するところから始まります。
「ジャバウォック」は笠松幸男や今吉翔一、宮地清志などが所属するストバスチーム「スターキー(Strky)」を簡単に倒してしまいます。試合が終わると「ジャバウォック」のナッシュ・ゴールド・Jrは、日本人を「サル」と称してバカにしてきました。これに怒った相田景虎がリベンジを宣言し、「キセキの世代」によるリベンジマッチが行われます。
漫画『黒子のバスケEXTRAGAME』とは
『黒子のバスケ EXTRA GAME』は、本編完結後のその後のストーリーが描かれています。『黒子のバスケ EXTRA GAME』は「少年ジャンプNEXT!!」で2014年から2016年まで連載されました。単行本は前編・後編に分けて発売され、2017年には映画化もされました。
身長210cm「10年に1人の天才」巨体キャラ
ジェイソン・シルバーの特徴は紫原敦を超える巨体です。身長210cmの大きな体は、紫原敦のブロックを吹き飛ばすほど強靭です。巨体なだけでなく身体能力も怪物級で、その能力から「神に選ばれた躰」と呼ばれています。
ジェイソン・シルバーと紫原敦の関係
『黒子のバスケ EXTRA GAME』は紫原敦とジェイソン・シルバーのセンター対決が見どころです。ここでは、紫原敦とジェイソン・シルバーの関係について紹介します。
紫原敦とは
紫原敦は陽泉高校の1年生で、「キセキの世代」の一人です。ポジションはセンターで、青峰大輝もその能力を認めるほど高い才能と身体能力を持っています。ただ気分屋なので、バスケに本気を出すまでに時間がかかることがあります。
ウインターカップ敗北後はバスケを辞めると宣言していましたが、その後は岡村健一からバスケのテクニックを習っており、より意欲的になりました。
紫原敦との身長差は?
紫原敦は身長205cmでバスケに優位な体格をしているといわれています。実際に「キセキの世代」の中では一番背が高く、巨体であるにも関わらず俊敏性も兼ね備えています。そのため、実はディフェンスではなくオフェンスが得意な選手でもあります。
それに対してジェイソン・シルバーは紫原敦を超える210cmの身長です。さらに機敏さに関しては青峰大輝を超える動きをします。試合前の桃井さつきのデータでは、紫原敦よりも高い能力を持っていました。
紫原敦とのエピソード
「ジャバウォック」と「ヴォーパルソーズ」の試合で、ジェイソン・シルバーの本当の力が描かれたのは第2クウォーターからです。ジェイソン・シルバーは、その力を見せつけるように紫原敦を吹き飛ばしてそのままゴールを決めました。紫原敦だけではありません。誰もジェイソン・シルバーのスピードにはついていけませんでした。
そしてジェイソン・シルバーはポジションを無視しつつも、紫原敦をマークしていました。そのため紫原敦は皆よりも体力の消耗が激しくなっていました。紫原敦は圧倒的に不利な状況でしたが、かつて岡村健一に教わったことを思い出してジェイソン・シルバーのブロックに成功するのでした。
実はこれまで、紫原敦は相手を怪我させないように無意識にセーブしてきました。しかし、自分よりも上の身体能力を持つジェイソン・シルバーを前にして初めて全力出すことができたのです。こうしてジェイソン・シルバーは、紫原敦が覚醒するきっかけになってしまったのでした。これは紫原敦がさらなる成長を見せた名シーンでもありました。
このままジェイソン・シルバーを抑え、紫原敦の活躍で一気に点を取っていくと誰もが思いましたが、ある悲劇が起こります。ここではジェイソン・シルバーの凶悪さが描かれ、一筋縄ではいかない試合展開になっていきます。
ジェイソン・シルバーのポジションや能力
「キセキの世代」とのリベンジマッチで、ジェイソン・シルバーは「ジャバウォック」の中でも特に警戒されていました。ここではジェイソン・シルバーがどんな能力を持っているのか、またポジションなどを紹介します。
チーム「ジャバウォック(Jabberwock)」所属
ジェイソン・シルバーは「ジャバウォック(Jabberwock)」というチームに所属しています。「ジャバウォック」は18歳前後で構成されている若いストバスチームです。NBAにも引けを取らないほどの実力があるといわれています。「ジャバウォック」とは『鏡の国のアリス』の中で書かれている詩に登場する人食い生物のことです。
ちなみに「キセキの世代」は「ヴォーパルソーズ(VORPALSWORDS)」というチームを組んで対戦しました。このチーム名は『鏡の国のアリス』で「ジャバウォック」を倒した時に使われたヴォーパルソードから由来しています。
ジェイソン・シルバーのポジションは「センター」
ジェイソン・シルバーのポジションはセンターです。『黒子のバスケ』では誠凛の木吉鉄平や陽泉の紫原敦、桐皇の若松孝輔が同じポジションです。
センターとは
センターとはゴールの近くでオフェンスやディフェンスを行うポジションです。そのためオフェンス・ディフェンスの両方が出来て、身長が高く体格の良い選手がセンターを務めます。
ジェイソン・シルバーのバスケ能力
ジェイソン・シルバーは「キセキの世代」以上の身体能力を持つ人物です。練習をしていないにも関わらず、「キセキの世代」を圧倒するバスケのセンスを持っていました。ここではジェイソン・シルバーの能力を詳しく紹介します。
バスケ能力①「神に選ばれた躰」
ジェイソン・シルバーは「神に選ばれた躰」と呼ばれています。桃井さつきや相田景虎は「ヴォーパルソーズ」のミーティングで、この「神に選ばれた躰」とまで呼ばれている身体能力を警戒するように言いました。
なぜならジェイソン・シルバーは青峰大輝以上のアジリティ、火神大我以上の跳躍力、紫原敦以上の力を持っているからです。実際に試合中には、紫原敦がジェイソン・シルバーに力で押し負けているシーンもありました。日頃練習をしていないにも関わらず、それだけの身体能力を持っているのです。
バスケ能力②野生とティラノサウルス?
ジェイソン・シルバーは、その高い身体能力やストバスで鍛えた高度なテクニックを持つことから、火神大我や青峰大輝と同じく野生と呼ばれる選手です。しかし他の野生的な選手とは比べ物にならないくらい強いことから、劇中ではその強さをティラノサウルスで表現されていました。
ジェイソン・シルバーの性格や特徴
「ジャバウォック」はとても素行の悪いチームとしてアメリカでは知られています。そんなチームに所属するジェイソン・シルバーはどのような性格をしているのか、ここでは詳しく紹介します。
筋トレも練習も嫌いな性格
ジェイソン・シルバーは筋トレや練習をしません。来日した時も「キセキの世代」とのリベンジマッチを控えていながら、練習はしていませんでした。青峰大輝のように、心のどこかで負けたいと思っているから練習に参加していないというわけではありません。単純に努力することが嫌いな性格のようです。
複数の女性と遊ぶ女好きキャラ
ジェイソン・シルバーは灰崎祥吾よりも女好きです。来日後は練習もせずに、ずっと六本木のキャバクラに通っていました。
ジャバウォックきっての短気で荒々しい男子
ジャバウォックは来日してからずっとキャバクラに通い、そこで暴れまわっていたタチの悪い客です。短気で荒々しい性格をしているので、ナッシュ・ゴールド・Jrがいなかったら喧嘩になっていたのではないかというシーンもあります。
黒子テツヤが試合前に宣戦布告に来た時も、喧嘩をする気満々でした。しかし試合に負けた結果、全ての損害賠償金を支払うことになった「ジャバウォック」のメンバーはその金額に驚いていました。荒々しく自制が効かない性格のせいで、ジェイソン・シルバーは日本で好き勝手した分の責任を負うことになってしまいました。
ジェイソン・シルバーの声優は?舞台版の俳優も
『黒子のバスケ EXTRA GAME』は映画化されました。ここでは映画でジェイソン・シルバー役を演じた声優を紹介します。また映画の詳しい情報や、舞台化ついてもまとめています。
ジェイソン・シルバーの声優は稲田徹
ジェイソン・シルバー役を演じた声優は稲田徹です。声優の稲田徹は、2017年に放送された『黒子のバスケ EXTRA GAME』の映画『黒子のバスケ LAST GAME』に出演しました。ちなみに漫画では英語を話しますが、映画では全て日本語です。
稲田徹のプロフィール
映画『黒子のバスケ LAST GAME』に出演した稲田徹とは、1972年7月1日生まれの男性声優です。青二プロダクションという声優事務所に所属しています。1994年に声優としてデビューしました。特撮・プロレスファンでも知られています。低く男らしい声質が特徴的な声優なので、特撮ではよく怪人役などを演じています。
稲田徹の主な出演作品
声優の稲田徹の主な出演作品には、『BLEACH』の狛村左陣役、『ツバサ・クロニクル』の黒鋼役、『スーパーロボット大戦OG-ジ・インスペクター-』のレーツェル・ファインシュメッカー役、『僕のヒーローアカデミア』のエンデヴァー役、『この素晴らしき世界に祝福を!』の荒くれ者役などがあります。
劇場版『黒子のバスケ LAST GAME』も話題に
映画『黒子のバスケ LAST GAME』は2017年に放映されました。原作は「ジャバウォック」が日本に到着したところから始まりますが、映画は少し展開が違います。
映画では火神大我の過去から始まり、試合終了後は火神大我がアメリカの学校に行く話が描かれています。ちなみに原作ではそのまま火神大我は日本に滞在しています。このように、映画はオリジナルを交えたストーリーとなっています。
舞台版のジェイソン・シルバー登場は?
ジェイソン・シルバーは『黒子のバスケ』の舞台には登場していません。なぜなら『黒子のバスケ』の舞台は、原作の最終回と同様にウインターカップ編で最終公演を迎えたからです。そのため続編の『黒子のバスケ EXTRA GAME』の内容は舞台化されていません。
ジェイソン・シルバーの世間での評判や人気
ジェイソン・シルバーは「キセキの世代」の敵キャラとして登場したのですが、『黒子のバスケ』のファンからは人気があります。ファンの中にはジェイソン・シルバーのユニフォームやぬいぐるみなどのグッズを購入している方もいました。
ジェイソン・シルバーはとても素行が悪いのですが、なぜかナッシュ・ゴールド・Jrには従順でした。実際に劇中でも記者がなぜナッシュ・ゴールド・Jrが皆をまとめる事ができているのか、不思議そうにしていました。
しかしこの伏線は回収されることはありませんでした。なぜあのジェイソン・シルバーがナッシュ・ゴールド・Jrに従順なのか、物語が完結した今でも気になっている方が多いようです。
ジェイソン・シルバーの身体能力には驚いている方がたくさんいました。なぜなら、紫原敦・青峰大輝・火神大我の能力をいいとこ取りしたような人物だったからです。
誰にも勝てないようなスペックを持っていますが、紫原敦がさらに才能を開花させ、他の「キセキの世代」はゾーンに入ったことによってなんとか勝つことができました。もしジェイソン・シルバーがゾーンに入っていたら、勝敗は変わっていたかもしれません。
もしもジェイソン・シルバーが◯◯だったら
ここでは、『黒子のバスケ EXTRA GAME』に登場するジェイソン・シルバーがもしも〇〇だったらと仮定し、彼氏・俳優・息子の三つのシチュエーションで考察していきます。
ジェイソン・シルバー彼氏篇
もしもジェイソン・シルバーが彼氏だったら、彼女はとても苦労するかもしれません。なぜならジェイソン・シルバーは灰崎祥吾以上の女好きです。実際に日本に来た時には、六本木のキャバクラに通っては暴れていました。一途に純粋な恋をしたいという女性とは上手くいかず、喧嘩になるかもしれません。
ジェイソン・シルバー俳優篇
もしもジェイソン・シルバーが俳優だったら、演技よりも素行不良の問題で話題の人物になるかもしれません。実際に『黒子のバスケ EXTRA GAME』では、「ジャバウォック」は素行不良が問題になっているチームだとアメリカにいる木吉鉄平が忠告していました。態度を改善できなければ、俳優を続けられないかもしれません。
ジェイソン・シルバー息子篇
もしもジェイソン・シルバーが息子だったら、素行の悪さに手を焼くかもしれません。『黒子のバスケ EXTRA GAME』では、最終的に試合に負けてしまったことで飛行機で帰れなくなり、滞在期間中の損害賠償請求されてしまいました。自分が楽しければ良く、後先考えずに行動するタイプなので、親はとても苦労すると考えられます。
ジェイソン・シルバーはあんまり好きじゃない
素行の悪い「ジャバウォック」は『黒子のバスケ』の読者から不人気のチームです。しかしジェイソン・シルバーだけの評判を見ると、意外にも好意的な声もありました。ジェイソン・シルバーは漫画『黒子のバスケ EXTRA GAME』、もしくは映画『黒子のバスケ LAST GAME』に登場するので、ぜひ活躍をチェックしてみてください。
この記事のライター
rg4yd
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