【BLEACH】市丸ギンの卍解の神殺鎗とは!能力や強さなどを検証!
【BLEACH】に登場する市丸ギンの斬魄刀の卍解「神殺鎗」はその能力がネットでも話題になりました。市丸ギンが「神殺鎗」を使ったのは空座決戦篇の戦闘シーンです。この記事では市丸ギンが使う卍解「神殺鎗」の能力や強さについて紹介します。
市丸ギンとは
市丸ギンは『BLEACH』という漫画に登場するキャラクターです。『BLEACH』は死神が存在する世界が描かれているのですが、その死神は斬魄刀を使って戦います。市丸ギンもまた死神なので斬魄刀を持っています。ここでは市丸ギンの斬魄刀について解説する前に、まずは市丸ギンがどのような人物なのかプロフィールをまとめています。
市丸ギンのプロフィール
『BLEACH』に登場する市丸ギンは、9月10日生まれの185cm、体重69kgの男性死神です。元護廷十三隊三番隊隊長でしたが、藍染惣右介と共に離反しました。昔は松本乱菊と流魂街で暮らしていました。
市丸ギンは流魂街時代での出来事をきっかけに藍染惣右介に協力するようになります。胡散臭い発言ばかりするので他の隊からは距離を置かれていましたが、三番隊の部下からは慕われていました。
市丸ギンの斬魄刀
市丸ギンの持つ斬魄刀は普通の斬魄刀と比べて刀身が短いのが特徴的です。脇差サイズですが、始解によって刀身の長さが変化します。ここでは市丸ギンの斬魄刀の始解と能力について詳しく紹介します。
市丸ギンの斬魄刀は神鎗
市丸ギンの斬魄刀は「神鎗(しんそう)」といいます。『BLEACH』の尸魂界篇で黒崎一護と戦った時に初めて斬魄刀を抜いて始解しました。
神鎗の解号
斬魄刀は始解をするために仮の名前と解号を言わなければいけません。「神鎗」の解号は「射殺せ 神鎗(いころせ しんそう)」です。この解号を言うことによって始解することができます。
神鎗の能力
市丸ギンの斬魄刀「神鎗」は始解をすると刀身を自在に伸縮する能力を使えるようになります。そのため普段は脇差サイズの刀身を伸ばすこともできるのです。伸びるスピードも速く、近距離・遠距離からの攻撃に対応している戦闘向きの斬魄刀です。
神鎗の強さ
市丸ギンの「神鎗」は『BLEACH』の尸魂界篇で瀞霊廷に侵入しようとした黒崎一護との戦いで描かれています。この時始解したシーンを見れば、どれほどの強さがあるのか分かります。市丸ギンは始解した瞬間伸ばした刀身で黒崎一護を突きます。黒崎一護はとっさに斬魄刀で防いだものの、そのまま後ろにいた兕丹坊ごと門の外へと吹き飛ばされました。
また藍染惣右介殺害を疑われて日番谷冬獅郎と戦った時は、「氷輪丸」の氷の竜を真正面から受けましたがそれも刀の突きによって粉砕しています。ただ伸びる刀というわけではなく、突きによる攻撃力が相当強いことが分かります。
市丸ギンの卍解
市丸ギンの始解の能力は『BLEACH』の尸魂界篇ですぐに判明したものの、卍解をする姿はしばらく描かれませんでした。初めて卍解が描かれたのは空座決戦篇でした。しかしこの時の卍解は本当の卍解ではありませんでした。ここでは市丸ギンが最初に使った卍解と本当の卍解の能力について紹介します。
市丸ギンの卍解は神殺鎗
市丸ギンの卍解は「神殺鎗(かみしにのやり)」です。他の卍解は使用者の服装が変わったり、斬魄刀の刀身が変化するのですが市丸ギンの卍解「神殺鎗」は見た目はほとんど変わりません。また多くの斬魄刀は「卍解 〇〇(斬魄刀の本当の名前)」と言うだけで卍解できますが、市丸ギンの斬魄刀は「死せ 神殺鎗」という言葉によって解放されます。
神殺鎗の能力
『BLEACH』の空座決戦篇では、藍染惣右介が黒崎一心と戦っている間市丸ギンは黒崎一護と戦います。その時に初めて卍解「神殺鎗」を使いました。この黒崎一護との戦いで市丸ギンは、「神殺鎗」の能力は始解時よりもさらに伸びると説明しました。
その長さはなんと13kmで、伸びる速さは音速の500倍です。しかしその後の藍染惣右介との戦いでは「神殺鎗」の能力について市丸ギンが嘘をついていたことが判明します。実はそこまで伸びず、本当は相手に斬魄刀を刺した瞬間に一瞬塵になる能力がありました。塵になった斬魄刀は刺した相手の体内に残り、細胞を破壊する毒となります。
神殺鎗の強さ
「神殺鎗」の強さについては読者によっては意見の分かれる評価がされています。そもそも嘘の卍解「神殺鎗」を見せた時、13km伸びるという能力が話題になりました。なぜなら「神殺鎗」の刀身が13kmも伸びても戦闘にはほとんど意味がないからです。市丸ギンの卍解を楽しみにしていたという読者もこれにはがっかりしたという声もありました。
そのため、「神殺鎗」の嘘の能力については批判的な意見が目立っています。一方で本当の卍解「神殺鎗」の能力は一瞬塵になった破片が体内に残って細胞を破壊していくという能力です。ただ漫画では攻撃を受けた藍染惣右介がすぐに復活してしまうのでそこまで強くないと感じる方も多いようです。
しかし「神殺鎗」は斬られると体が大破して即死してしまうという恐ろしい強さを持っており、この能力によって藍染惣右介の体は一度破壊しています。これまでの死神達と藍染惣右介との戦いを見ると、ここまで追い込んだ市丸ギンの「神殺鎗」はかなり強いと高評価している方もいました。
神殺鎗と他の卍解との差
市丸ギンの「神殺鎗」の評価が高くない理由は能力や形状が地味なのも理由の一つです。『BLEACH』の人気斬魄刀ランキングでは1位が日番谷冬獅郎の「氷輪丸」、2位が朽木ルキアの「袖白雪」、3位が黒崎一護の「斬月」、4位が吉良イヅルの「侘助」、5位が朽木白哉の「千本桜」でした。
人気の斬魄刀はいずれも能力が派手だったり、見た目がかっこいいものが選ばれています。一方で市丸ギンの斬魄刀「神鎗」は伸びるだけで、卍解をしても特に外見的変化はありません。しかしその能力は他の隊長の卍解と比べてもかなりの強さがあるといわれています。例えば刺されると即死するという点では砕蜂の斬魄刀の始解に似ています。
しかし砕蜂の始解は同じ場所に二撃しなければ即死しません。砕蜂も卍解をすればミサイルによる一撃必殺の技を使えますが、体が小さいので吹き飛ばされるという大きなリスクがありました。また相手だけでなく周囲まで破壊するので使う場所が限られます。
一方で市丸ギンの「神殺鎗」は相手の体を斬りつけることさえできれば即死させることができ、さらには近距離・遠距離の両方の攻撃ができるので戦闘向きの卍解である事がわかります。また卍解の中には味方がいる状態では使えなかったり、逆に味方がいないと使えない卍解もあります。
「神殺鎗」はこのような制限もないのであらゆる戦いにおいて使いやすい卍解でもあります。ただ涅マユリの卍解は斬らなくても周囲に毒を撒き散らすことができるので、相手にすぐ攻撃ができるという点では涅マユリの卍解が勝っているかもしれません。また涅マユリ本人はあらゆる毒に耐性を持つ人物です。
『BLEACH』では「神殺鎗」の本当の能力を使うシーンが少なかったのでどれほど強い毒を持っているかわかりませんが、涅マユリのように毒に耐性がある人や藍染惣右介のような驚異的な再生力を持つ人には効かない可能性もあります。また攻撃に特化しており防御系の能力を持っていないので、防御に関しては市丸ギン自身の戦闘力が試されます。
神殺鎗は卍解で上位?
市丸ギンは「神殺鎗」を使ってすぐに藍染惣右介に負けてしまったので、卍解が地味で弱いと評価されがちです。しかし「神殺鎗」の能力を他の卍解と比べるととても優秀であることが分かります。殺傷能力だけで見るとかなりの強さを持っているので、少なくとも日番谷冬獅郎の「氷輪丸」以上の強さがあるといわれています。
このように攻撃力は高いのですが、防御がほとんどできないので朽木白哉の刀身が散り散りになる「千本桜」とは相性が悪いかもしれません。このように相性が悪い相手と面と向かって戦うと不利にはなるものの、他の卍解に比べると上位の能力を持つといわれています。
市丸ギンの卍解登場シーン
ここでは市丸ギンが卍解をするシーンを紹介します。卍解「神殺鎗」を使ったのは黒崎一護や藍染惣右介を相手にした時でした。
卍解発動のきっかけ
一度目の卍解発動は黒崎一護が襲いかかって来た時です。この時卍解はしたもの「神殺鎗」の本当の力は使っていません。むしろ戦意喪失している黒崎一護に逃げるように言ったりと本気で戦うつもりもないようでした。二度目の卍解は藍染惣右介の刀に触れた瞬間です。
藍染惣右介の「鏡花水月」は刀身に触れると催眠にかからないという弱点があります。実は藍染惣右介への復讐を企んでいた市丸ギンはこの瞬間を狙って「神殺鎗」の本当の能力を発動させました。
卍解発動のその後
市丸ギンは「神殺鎗」の能力で藍染惣右介の胸部を破壊し、崩玉を奪いました。しかし崩玉は体を離れても藍染惣右介の力となり、破壊された体を再生しました。その後為す術もなく市丸ギンは藍染惣右介によって殺されてしまいました。
市丸ギンの卍解の世間での評判
ネットでは市丸ギンの卍解といえば「13kmや」というセリフが有名でネタになっていますが、『BLEACH』のファンの間では市丸ギンの卍解はかっこいいと評判でした。特に「神殺鎗」の真の能力で藍染惣右介を追い詰めるシーンは人気です。
市丸ギンの「13kmや」というセリフは知っているものの、「神殺鎗」の本当の能力は知らなかったという方も多いようです。「神殺鎗」の刃の欠片には瞬時に体を破壊する毒の作用を持つので、斬られると毒からの回避はほぼ不可能になります。
相手が崩玉を持つ藍染惣右介だったからこそ攻撃は通用しませんでしたが、十刃を相手にするなら簡単に勝てそうなほどの強さを持っています。ファンの中には、「神殺鎗」の本当の能力の強さに驚いている方もいました。
『BLEACH』の卍解の中でも市丸ギンの「神殺鎗」は藍染惣右介を倒す事ができなかったことからあまり良い評価はされていません。しかし不死となった藍染惣右介は黒崎一護や浦原喜助でも封印するしかなく、結局殺すことはできませんでした。
このように戦った相手が悪かっただけで、「神殺鎗」の能力を他の隊長の斬魄刀の能力と比べると圧倒的な強さを持っていることが分かります。ファンの中にはもっと「神殺鎗」を高評価してほしいと思っている方も多いようです。
市丸ギンの卍解は強め
市丸ギンの卍解「神殺鎗」は刀の破片が相手の体を破壊するという攻撃力の高い能力を持っていました。ただ攻撃に特化した斬魄刀なので防御面に不安はあります。しかし本当の能力が分かってからは読者から高い評価を受けている卍解です。「神殺鎗」の真の能力は『BLEACH』の48巻で描かれているのでぜひ読んでみてください。
この記事のライター
rg4yd
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