【ハンターハンター】マジタニ最強説の真相を調査！強さや声優を紹介

ハンター試験の中で登場したマジタニですが、登場シーンが少ない事から知らない人も多いようです。まずは、マジタニがどんな人物なのか見ていきましょう。

マジタニはトリックタワーの超長期服役囚人で、108年の刑期に服しています。筋骨隆々のマッチョな体に傷だらけで醜い顔という、いかにも強そうな見た目をしているのが特徴です。また、体には蜘蛛のタトゥーが入っており、19人殺した幻影旅団の1人であると自称しています。

ハンターハンターは、週刊少年ジャンプにて連載中の富樫義弘氏によるバトル漫画です。1998年から連載が開始していますが、休載が多く長いために単行本は36巻までしか発刊されていません。それでも人気は高く、漫画の他にアニメやゲーム化もされている程です。少年漫画では珍しい、残酷で複雑に入り組んだ設定の世界観が特徴的な物語となっています。

ハンターハンターは、主人公のゴン・フリークスが自身の父親に会うべくしてハンター試験を受けに旅に出る所から始まります。ハンター試験場では主要キャラとなるキルア、クラピカ、レオリオと出会い、仲を深めて行動を共にする様になりました。ハンター試験を無事に合格したゴンは試験に落ちて実家に戻ったキルアを連れ戻しに行き、その後はキルアと共に修行と賞金稼ぎの旅に出るのでした。

読者の間ではマジタニがハンターハンターのキャラの中で最強なのかもしれないと言われています。最強と言われるにはかなり能力値が高いのだと思いますが、一体どれほどの強さなのかを見ていきましょう。

マジタニがハンターハンターで最強と言われている理由がいくつかあります。その理由を見ていきながら、強さの検証をしていきましょう。

まず1つ目の理由が多くの犯罪歴がある事です。マジタニは19人もの人を殺してきた上に刑期が108年もあるなど、自慢話として自身の数々の犯罪歴を語っています。そのシーンが読者の中に印象深く残っている事で最強のキャラだと思われている様です。

2つ目の理由が肉体そのものの強靭さです。鍛え抜かれた筋肉質な身体つきからして強そうな印象を受けますが、手に鋼鉄が仕込まれているとはいえ一発のパンチで岩や石畳を破壊してしまうというのは、ある程度の強さや身体能力を持っていないと不可能と言えるでしょう。そんな肉体的な強靭さが最強と思われている理由の様です。

基本的な身体能力が高い事は分かりましたが、マジタニは念能力を使う事ができるのでしょうか?マジタニが登場したのはハンターハンターの物語でも初期のハンター試験編で、主人公のゴン達が念能力を使ってない上に物語自体にもまだ念能力という情報が登場していませんでした。ですのでマジタニは念能力を所持しておらず、純粋な肉体だけの強さでクラピカと戦っています。

現在連載中のハンターハンターでは念能力を持つキャラが多く登場しており、やはり念能力があるキャラの方が無いキャラよりも強いとされています。そうなってくると、念能力を持っていないマジタニは現在のハンターハンターの中では最強とは言えなさそうです。しかし、念能力の不所持者の中では最強と言える可能性があるかもしれません。

ハンターハンターのテレビアニメは、日本アニメーション制作の第1作目とマッドハウス制作の第2作目があります。1作目と2作目ではキャストも一新されており、マジタニはどちらにも登場しています。ここからは、その1作目と2作目で声を担当した声優についてご紹介していきます。

第1作目のアニメ版ハンターハンターでマジタニの声優を務めたのは、ヒゲが特徴的な木内秀信さんです。木内さんのプロフィールや活躍をご紹介していきます。

「秀兄ぃ」「きうっさん」などの愛称で親しまれ、同じ声優仲間の置鮎龍太郎さんからは「ヒゲ」と呼ばれるほど髭姿が印象的な木内さん。劇団員経験を経て声優になり、声の仕事以外にもキャラクターソングの作詞・作曲を務めるなどマルチな才能の持ち主です。

木内さんは実に多くの作品に出演しており、主要キャラを担当する事も多数です。そんな木内さんの代表作の一例を紹介すると、「NANA」の本城連や「テニスの王子様」の忍足侑士、「テラフォーマーズ」の小町小吉などです。渋さのあるキャラからひょうきんで明るいキャラまで様々なキャラクターを演じられています。

ハンターハンター第2作目のアニメでマジタニの声優を務めたのが、声優界の重鎮である矢尾一樹さんです。ここからは八尾さんのプロフィールや代表作をご紹介していきます。

衣装が派手な上、「矢尾＝短パン」と言われるくらい常に短パンを履いているというファッションにこだわりのある矢尾さん。結婚を二度しており、最初の妻が声優の富永みーなさん、現在は女優の林なつきさんと結婚されています。

少ししゃがれていて男らしい声質が特徴的な矢尾さんは、やはり男らしいキャラクターを中心に声を担当されています。代表作としては「ONE PIECE」のフランキーとボンクレー、「頭文字D」の池谷浩一郎、「超獣機神ダンクーガ」の藤原忍などがあります。

マジタニが自慢気に話していた物には嘘の情報もあるのですが、それがどういったものなのかご存知でしょうか。ここからはマジタニの登場シーンと併せて、どんな嘘をついてきたのかを見ていきましょう。

まずはマジタニの登場シーンをご紹介していきます。

マジタニが初めて登場したのは、ハンターハンターの物語でも序盤にあたるハンター試験の会場です。ゴン達ハンター試験受験者の対戦相手として登場したのが初めてとなります。

ゴン達がハンターを目指して試験を受けて合格するまでの物語を読者の間では「ハンター試験編」と呼んでいますが、マジタニはこのハンター試験の第三次審査で登場しています。この三次審査は72時間以内に塔から生きて降りてくるという物で、マジタニはその塔の中で試験官として登場しました。

三次審査で試験官として登場したマジタニは、試練と称してクラピカに戦いを挑みました。クラピカの戦意を喪失させようと自分の武勇伝などを話して極力戦わ無い方向へと仕向けていきますが、幻影旅団の一員だと言った事がクラピカを怒らせてしまい一撃で殴り倒されてしまいます。その後のマジタニは気絶したフリをするなど、戦闘から逃れようとやり過していったのでした。

マジタニが得意げに語った武勇伝達はほぼ嘘ばかりだったのですが、どうやって様々な嘘話を作り出したのでしょうか?嘘に対して実際の所はどうだったのかを考察してみましょう。

まず、19人を殺めたという話は嘘になります。マジタニは常人離れした怪力を持ち合わせていますが、今まで誰１人として殺したことはありません。100年以上もの刑になってしまったのは、詐欺など小さな犯罪が積み重なって刑期が延びているだけに過ぎないのでした。クラピカとの戦いでも見られた様に、実際のマジタニは戦うことすらも避けたい小心者なのではないでしょうか。

幻影旅団員は体に蜘蛛の刺青を入れていることは確かなのですが、マジタニの背中に入れられた刺青は偽物だと見抜かれていました。誰よりも幻影旅団のことを知っているクラピカに「本物は蜘蛛の中に数字が刻まれている」と忠告された事で、マジタニの刺青はハッタリをかますために自身で入れた物なのだと推察されます。

ここまでの紹介であまり良いところが見られないマジタニですが、世間での評判はどの様な物になっているのでしょうか?読者の感想をいくつかご紹介して行きます。

登場シーンが少ないにも関わらず、この様にマジタニのことを気に入っている読者が結構多く見られます。どこか憎めない部分があるのでしょう。

旧アニメと新アニメでマジタニの肌の色がガラリと変わった事を指摘している人も多く見られました。旧アニメ版では白みの強い肌色でしたが、新アニメ版では真っ青な肌になっており「一体何があったんだ」と騒がれていました。

マジタニの自慢話を流用したり、偽物＝マジタニに言い換えて新しい意味の単語の様にするなど、何かとイジられている様です。ここまでいじり倒されていると、もはや愛されキャラと言っていいのではないでしょうか。

マジタニがもし囚人ではなく違う人生を歩んでいたのなら、どの様な人物になっていたのでしょうか。今までの登場シーンをもとに予想してみました。

マジタニが父親だったら、自慢の筋肉を生かして肩車や抱っこは軽々としてくれそうです。また、嘘の武勇伝を話して子供からの尊敬を得ようとしてそうですが、すぐにバレて逆に信用を失っていそうな気がします。基本的には「ダメな父親」になっているのではないでしょうか。

皆さんの周りに1人くらい居るであろう、自分の過去の栄光を何度も繰り返し話してくる上司。マジタニは正にそんな上司でしょう。出世の理由も自身の活躍というよりは上司へのゴマスリや、部下の手柄を横取って話して出世をもぎ取っていそうです。

マジタニが彼氏だったら、彼女に見栄を張りまくって自分をかなり良く見せようとしているのではないでしょうか。しかし実際の所は彼女にバレていて、「それでも悪い人ではないしな」と思われながら付き合い続けていそうです。

マジタニはハンターハンターの序盤に登場したため念能力を持ち合わせてはいませんでした。その上、自身が語った自慢話はどれも嘘であるため最強とは言い難い事が分かりました。しかし肉体的な強靭さだけで言えばハンターハンターの中でもトップクラスのため、念能力を抜きにすれば最強のキャラという説はあながち嘘ではないのかもしれません。