【ハンターハンター】ゴンさんの強さはメルエム以上？どのくらいの実力かを考察

『ハンターハンター』の主人公であるゴンは、明るく天真爛漫な性格です。では「ゴンさん」とは何者なのでしょうか。主人公のゴンと関係があるようです。しかしどう見てもゴンのような明るさはありません。ここからは「ゴンさん」について詳しく解説していきます。

『ハンターハンター』の主人公であるゴン。ではジンとは誰なのでしょうか。ジンとはゴンの父親です。ゴンは父親は死んだと聞かされていましたが、実は生きていてハンターであることを知りました。そしてゴンもハンターになり、父親であるジンを探します。

では「ゴンさん」とは誰なのでしょうか。実はゴンなのです。『ハンターハンター』の主人公のゴンは宿敵を倒すため、急成長します。その姿はまるで別人。そして凄まじい強さです。可愛かったゴンの面影はどこにもありません。とても「ゴン」などと気軽に呼ぶ雰囲気ではなくなってしまったのです。そのため、「ゴンさん」という愛称になりました。

『ハンターハンター』は、冨樫義博氏が描いた漫画作品です。1998年に週刊少年ジャンプで連載が開始されました。作者の持病により休載も多いのですが、まだ連載は続いており、『ワンピース』に次ぐ長期連載作品となっています。『ハンターハンター』の人気は高く、アニメ化も二回行われました。

『ハンターハンター』の主人公であるゴンは、幼少期にハンターであるカイトに助けられます。そこで自分の父親が生きていること、ハンターであることを知ります。ゴンもハンターになろうと試験を受けることに。見事にハンターの試験に合格したゴンは、旅をしながらかけがえのない仲間や、たくさんの人に出会います。様々な困難にあいながらも成長し、ゴンは父親を探し続けます。

ゴンが急成長した姿のゴンさん。キメラアントの王であるメルエム。どちらもただならぬ強さです。ゴンさんの強さは最強と言われるメルエム以上なのでしょうか。気になるゴンさんの強さを、メルエムの強さと共に見ていきます。

メルエムは『ハンターハンター』で最強と言われているキャラクターです。キメラアントの女王が、自らの命とひきかえにメルエムを産みました。女王はメルエムを妊娠している時に、大量の人間を食べました。特に念能力者を食べていたため、メルエムは高い身体能力と知能を持っていたのです。人間を食べれば食べるほど強さを増すメルエム。あまりにも強いので、倒す方法がないのではと言われています。

『ハンターハンター』には相当の強さを持つキャラクターが多数出てくるのですが、その中でも最強と言われるのがゴンさんとメルエム。ゴンさんとメルエムは実際に戦うことはなかったのですが、戦ったらどうなっていたのかも気になります。ここからは二人の強さを比較してみたいと思います。

メルエムは食べた人間の能力を、さらに高めた状態で自分の物にできるという特徴を持っています。メルエムは一度死にかけるのですが、復活して覚醒します。覚醒したメルエムは相当な強さで誰もかないません。ハンター協会最強の会長であるネテロでさえも、メルエムには勝てません。覚醒した最強の王メルエムは、最も恐ろしい存在になりました。

覚醒したメルエムは、背中に翼も生えています。さらにオーラの凄みも増しました。それは覚醒前の比ではない強さです。メルエムは部下のユピーの細胞を食べていました。そのためユピーのオーラの能力も受け継いでいます。しかもユピーよりも破壊力は凄くなっていました。しかし覚醒したメルエムは、実は戦闘シーンはありません。しかし戦闘能力は恐ろしいほど高くなっているのは分かります。

では覚醒前のメルエムと戦った場合、ゴンさんは勝てるでしょうか。覚醒前でさえもハンター協会のネテロはメルエムに勝てませんでした。ゴンさんはメルエムの部下であるネフェルトピトーに強さを認められています。覚醒前のメルエムにならば、ゴンさんが勝つのではとファンにも考察されています。

覚醒前のメルエムにならば勝てるだろうと言われているゴンさん。ゴンさんの強さはどれくらいなのでしょうか。ピトーはメルエムの部下で、「王直属護衛軍」の一人です。メルエムを守る存在で、ピトーの他に後２名います。ここからはゴンさんとピトーの強さを比較してみます。

名前はネフェルトピトー。メルエムを守るために存在している王直属護衛軍です。ピトーも相当の強さを持っています。自分のことを「僕」と呼びますが、性別は不明です。円での周囲を監視する能力を持っており、蟻の巣から１㎞以上離れていたカイト達を察知しました。また身体能力も優れており、攻撃力やスピードも最強です。

ゴンがゴンさんになったのは、ピトーを倒すためです。ピトーにカイトを殺され、ゴンは怒り狂いました。そしてピトーを倒せる年齢にまで念能力を使って急成長し、ゴンさんになりました。ここからはゴンさんとピトーの強さを比較してみます。

いよいよゴンさんとピトーとの戦いが始まります。しかしピトーはゴンさんを見て、一瞬でゴンさんの強さを見抜きます。この一瞬でピトーは自分が殺されることを悟りました。そして「殺されるのが王じゃなくて良かった」と思ったのでした。どこまでも王への忠誠心が厚いピトーです。

ピトーは速さに自信を持っています。しかしゴンさんはピトーの速さをはるかに上回りました。ピトーはゴンさんに攻撃を仕掛けますが、一瞬で交わされてしまいます。ゴンさんが目の前にいたかと思えば、いつの間にかピトーの背後にいます。速さに自信のあるピトーが、ゴンさんの動きに全くついていけません。

ゴンさんはピトーの攻撃を交わし、ピトーのお腹を蹴り上げます。空高く舞うピトー。ゴンさんの一撃は凄まじく、ピトーは戦うことができなくなってしまいました。驚異の強さのゴンさんに、ピトーは全く歯が立ちません。ゴンさんとピトーとの戦いは、比較にならないほど圧倒的にゴンさんが強かったです。

念能力を使って急成長し、ゴンさんになったゴン。圧倒的な強さでピトーを倒すことはできましたが、体への負担やダメージはどうだったのでしょうか。やはりゴンさんもただでは済みませんでした。ここからは気になるゴンさんのその後について見ていきます。

ピトーとの戦いが終わり、ゴンさんはゴンに戻りました。しかし、なんと身体がミイラの様になってしまったのです。あまりにもゴンさんになった反動が大きすぎます。一緒にいたキルアもショックだったことでしょう。身体がミイラの様になってしまったゴンは、かろうじて生きている状態でした。

ゴンを助けられるのは妹のアルカだと思い、キルアはアルカをゴンのいる病院へ連れて行きます。アルカは願い事を何でも叶えてくれるという能力を持っています。その能力によって、ゴンは見事に完全回復しました。またゴンが瀕死の状態という知らせを聞いて、レオリオも病院に駆けつけています。

ゴンさんになる前の状態に戻ったゴン。身体もすっかり元通りになりましたが、異変に気付きます。念能力を使おうとすると、オーラが出ないのです。おそらくゴンはゴンさんの姿になる時に「念能力が使えなくなってもいい」という制約をかけていたのでしょう。ゴンさんになった代償はあまりにも大きいです。

念能力が使えないので、ゴンは戦うことができません。しかしキルアとはいまだに親友です。ゴンがキルアに対して突き放す発言をしてしまい、キルアを傷つけてしまった場面もありましたが、ゴンが謝り仲直りしました。そしてキルアはゴンと別れてアルカと旅に出ます。

ゴンは父親のジンに会うという目的が果たせたので、ジンのアドバイスに従い、生まれ育ったくじら島へ帰ることにしました。自分を育ててくれたジンの妹、ミトさんとの再会。ゴンが帰って来てミトさんは喜んでくれました。本当はジンと一緒に冒険をしたかったゴン。しかし念能力が使えないので、諦めるしかありませんでした。くじら島でゴンは学校に通っています。

『ハンターハンター』は二回アニメ化されています。二回目のアニメ化は一回目と声優も変わったため、ゴンを演じた声優も二人います。ここからはゴンを演じた声優の紹介をしていきます。

1999年放送の『ハンターハンター』ゴンの声優は、竹内順子さんです。竹内さんは少年役が多い声優です。また第５回声優アワードでは、「キッズファミリー賞」を受賞しています。

2011年放送の『ハンターハンター』ゴンの声優は、藩めぐみさんです。少年、少女、大人まで幅広い役を演じています。またドスの利いた声を出すこともでき、ゴンさんも藩さんが演じました。なんと『ハンターハンター』がデビュー作です。『手裏剣戦隊ニンニンジャー』では十六夜九衛門を演じており、特撮出演もなされています。

ゴンさんの強さは凄まじいものがありました。それゆえ代償も大きかったです。それほどまでにピトーを倒したいという思いが伝わってきました。ここからはゴンさんに対する世間の声を聞いてみます。

ゴンがゴンさんになる瞬間は迫力があります。あの可愛いゴンの面影はどこにもなく、衝撃を受けました。とてつもないインパクトのゴンさん。皆さん、ゴンさんの登場を待っていたのでしょう。

『ハンターハンター』は長期連載なので、たくさんのエピソードがあります。「キメラ＝アント編」は人気があるエピソードでした。「ラストが感動的」という声もありますが、やはりゴンさんの存在は大きいでしょう。

ゴンさんのフィギアは迫力あります。髪の毛がどこまでも伸びています。「長っ」という感想もありました。しかし再現度が高いと話題になっています。

カイトを殺されたことにより、ゴンさんになったゴン。圧倒的な強さでピトーを倒しました。その代償はとても大きかったですが、無事にゴンに戻ることができました。覚醒前のメルエムならばゴンさんが勝つと思われます。しかし覚醒したメルエムは敵なし。もしもメルエムがゴンさんと戦っていたら、ゴンさんでも勝てなかったかもしれません。