【ヒロアカ】インゲニウムと飯田天哉との関係とは?強さや個性を紹介
『ヒロアカ』のインゲニウムは、ヴィランと戦うヒーローの1人です。インゲニウムとはどのようなヒーローか、能力や特徴、性格などを解説します。また、インゲニウムと飯田天哉との関係や、ヒロアカのアニメでインゲニウムを担当した声優についても紹介します。
目次
【ヒロアカ】インゲニウムとは?
インゲニウム(飯田天晴)のプロフィール
『ヒロアカ』のインゲニウムの本名は、飯田天晴です。エンジンの個性を持っていて、ターボヒーローといわれています。誕生日は7月22日で、年齢は30歳です。東京に自身の事務所をかまえており、65人ものサイドキックを抱えています。四角張った目と、矢印のような形の眉毛が特徴です。身長は182cmですが、体重はわかっていません。
ヒロアカの概要
ヒロアカは『僕のヒーローアカデミア』の略称で、週間少年ジャンプにて連載されている漫画です。努力や勝利、友情といった要素が詰まったジャンプの王道漫画で、コミックスの累計発行部数は6,500万部を超しています。漫画だけでなくアニメも人気で、2016年にはテレビアニメの第1期が、2018年には劇場版アニメの1作目が制作されました。作者は堀越耕平さんで、ヒロアカは3作目の連載作品となります。
ヒロアカのあらすじ
人類の8割が「個性」という超常能力を持っている世界で、主人公の緑谷出久は何の能力も持たない「無個性」の人間として生まれました。それでもヒーローを夢見て勉強を続けますが、周りからはバカにされます。しかし、世界的なヒーローのオールマイトにヒーローの資質を認めてもらい、後継者として力を受け継ぎます。緑谷はその力でヒーローを養成する雄英高校に合格し、クラスメイトたちとともに本物のヒーローを目指すことになりました。
【ヒロアカ】インゲニウムと飯田天哉の関係
飯田天哉のプロフィール
ヒロアカの飯田天哉は、雄英高校ヒーロー科に所属する学生です。四角い眼鏡と四角い目が特徴で、非常に真面目な性格をしています。8月22日生まれのA型で、身長は179cmです。1年A組のクラス委員長を務めており、クラスメイトからも信頼されています。好きなものは勉強とビーフシチューで、スピード型の近接格闘が得意です。
インゲニウムと飯田天哉は兄弟
インゲニウムである飯田天晴は、飯田天哉の兄に当たります。飯田家は代々ヒーローを輩出しているエリート一家でしたが、天哉はかつてのヒーローであった父や祖父よりも、兄である天晴に憧れを抱いていました。天晴のほうも弟が自分を慕っていることを嬉しく思い、弟に誇れるヒーローであるために努力していました。
ステインによって重傷を負うインゲニウム
インゲニウムである飯田天晴は、ヒーロー殺しのステインによって重傷を負わされます。ステインが現れたのは、雄英体育祭が行われている最中でした。インゲニウムとステインの戦闘シーンは描かれておらず、インゲニウムはすでにステインに倒された姿で登場しました。体育祭の途中に親からの電話でその事実を知った弟の天哉は、急いで病院へ駆けつけます。
病院で天哉が目にしたものは、ベッドに横たわる兄・天晴の変わり果てた姿でした。天晴はなんとか命はとりとめたものの、足に麻痺が残ってしまいます。もうヒーローを続けられないと自覚した天晴は、天哉にインゲニウムの名前を受け取ってほしいと言うのでした。しかし、兄の代わりになる自信がなかった天哉は、すぐにはインゲニウムを名乗ることはできませんでした。
ステインと対峙する飯田天哉
尊敬する兄のヒーロー生命を奪ったステインに対し、飯田天哉は憎悪の念を抱いていました。そして、職場体験でステインが現れた保須市へ行くことを決め、そこでステインが現れるのを待ちます。天哉の狙い通り再び現れたステインに、天哉は1人で立ち向かいました。しかし、実力の差は大きく、天哉はステインに一矢報いることもできませんでした。
ピンチに陥る天哉でしたが、そこへクラスメイトである緑谷出久と轟焦凍が助けに駆けつけます。3人は力を合わせ、なんとかステインを倒すことができました。兄の敵を討った天哉は私怨で動いたことを反省し、ヒーローとして精神的にも成長するのでした。
【ヒロアカ】インゲニウムの個性や能力・性格
インゲニウムの個性や強さ
ヒロアカのインゲニウムの個性は「エンジン」で、その能力を使うことで高速移動が可能になります。また、エンジンの回転数を上げて急加速することで、必殺技の「レシプロバースト」を使うことができます。飯田天晴と飯田天哉の個性は両方ともエンジンですが、マフラーがついている場所が異なります。天哉は足にエンジンのマフラーがありますが、天晴は肘にマフラーがついています。肘を折り曲げてマフラーを変形させ、「ロケットチャージ」のような技を使うこともできます。
ただ、天晴がインゲニウムとして戦っている姿は、原作ではほぼ描かれていません。そのため、天晴の能力や強さははっきりわからないところがあります。天晴のインゲニウムとしての強さや能力は、スピンオフ作品の『ヴィジランテ』で見ることができます。天晴のインゲニウムとしての詳しい能力が知りたい人は、ヒロアカ本編よりもヴィジランテを読むのがおすすめです。
インゲニウムのコスチュームの特徴
ヒロアカのインゲニウムのコスチュームは、フルアーマーにフェイスメットです。飯田天晴は肘にエンジンがついているため、その個性を活かせるような造りになっているのが特徴です。飯田天哉のコスチュームと似ていますが、天哉は足にエンジンがあるため構造がやや異なります。インゲニウムのコスチュームには、肩の部分にエアバッグユニットを追加したハイグレードバージョンも存在します。
インゲニウムの性格
ヒロアカのインゲニウムは、ヒーローの模範ともいうべき性格をしています。インゲニウムは個性がエンジンであることから、現場には一刻も早く駆けつけることを信条としています。それは、ヴィランに遭遇して不安な思いをしている人を、少しでも早く安心させたいためです。また、弟思いで、飯田天哉が小さい頃からヒーローについて教示していました。ステインに襲われて重傷を負った際も、「憧れてくれていたのにごめん」と弟に謝るほどでした。
弟のほうもそんな兄を尊敬しており、常に憧れの存在として見ています。弟や人々の憧れの的であるインゲニウムですが、驕ったり得意げになることはありません。父親に褒められたときも、周りの人に支えてもらっているという謙虚な姿勢を崩しませんでした。周りに感謝しながら多くの人のために戦い続けたインゲニウムは、まさに本物のヒーローといえるでしょう。
【ヒロアカ】インゲニウムの声優
インゲニウムの声優は「北田理道」
アニメ版のヒロアカでは、声優の北田理道さんがインゲニウムの声を担当しています。インゲニウムの初登場回は病院でのシーンだったため、弱々しい声での出演となりました。しかし、その後の天哉の回想シーンでは、落ち着いた低音ボイスで、誠実そうな飯田天晴を上手に演じていました。
北田理道のプロフィール
声優の北田理道さんの誕生日は3月12日で、出身は東京都です。スクールデュオを卒業し、賢プロダクションに所属しています。趣味と特技はダンスと殺陣で、声優だけでなく舞台やドラマで俳優としても活躍しています。
北田理道の主な出演作品
声優の北田理道さんの声はさまざまなキャラに馴染みやすく、ひとつの作品で複数の役を担当することが多いです。ヒロアカでもインゲニウムだけでなく、シンリンカムイや骨抜柔造など、他のキャラも担当しています。ヒロアカ以外にも『進撃の巨人』や『アイカツ!』、『イナズマイレブン アレスの天秤』などで多くの役をこなしてきました。その他の出演作品には、『遊☆戯☆王ARC-V』、『TRICKSTER-江戸川乱歩「少年探偵団」より-』、『ヒーリングっど♥プリキュア』などがあります。
【ヒロアカ】インゲニウムに対する世間での評判や人気
インゲニウムである飯田天晴は、矢印の形という特徴的な眉毛をしています。この眉毛が気になる人が多く、Twiterでも話題になっていました。普段は髪の毛に隠れていてわかりにくいのですが、弟の天哉もまた特徴的な眉毛をしています。この兄弟の特徴ある眉毛が好きだというコメントも多くあり、人気の高さがうかがえます。
ヒロアカの本編では、飯田天晴のインゲニウムが活躍することはほぼありません。しかし、少ない登場シーンでありながらも天晴の人気は高く、インゲニウムの活躍をもっと見たかったという人もいました。そのため、インゲニウムファンにとって、ヴィジランテでの天晴の活躍は嬉しいものだったようです。
ヒロアカのインゲニウムはもともと飯田天晴のヒーロー名でしたが、ステインの襲撃後は弟の飯田天哉がその名を引き継ぎました。兄弟でインゲニウムとして活躍した2人ですが、どちらのインゲニウムも非常に人気が高いです。兄と弟で多少の性格の違いはありますが、それぞれに魅力があってかっこいいと評判です。
【ヒロアカ】インゲニウムと飯田天哉は兄弟だった
ヒロアカのインゲニウムである飯田天晴は、飯田天哉が心から尊敬する兄です。しかし、インゲニウムはステインとの戦いで、ヒーローとして活動できなくなってしまいました。弟の天哉は兄からインゲニウムの名を継ぐことをためらっていましたが、ステインと対峙したときに自らをインゲニウムと名乗りました。
兄の天晴は車椅子の生活となってしまいましたが、元インゲニウムとして弟のサポートをしています。天晴はもうインゲニウムにはなれませんが、今後はその意志を継いだ天哉がインゲニウムとして活躍してくれることでしょう。
この記事のライター
NR4712
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