【ちいかわ】モモンガはかわいい見た目だけど性格は横暴？でかつよとの関係は？

『ちいかわ』のモモンガは、かわいい見た目に対して性格に難ありというキャラであり、でかつよとの関係性から様々な意見が出てくるキャラでもあります。そんな『ちいかわ』のモモンガについて、プロフィールを紹介します。

『ちいかわ』のモモンガは、白い体にふわふわの羽が付いたモモンガです。見た目はちいかわ達と同じ種族のように見えますが、作中ではちいかわ族らしからぬ言動をしており、怪しまれる存在になっています。

『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』は講談社のワイドKCモーニングから刊行されているイラストレーター・ナガノの漫画作品です。元々はナガノさんのTwitterに2020年からアップされていた作品ですが、徐々に話題を集めて現在は個別のTwitterで連載されるようになりました。可愛らしいキャラが子供や女性から人気を集める一方で、作品の不穏な空気はコアなファンからの人気を集めています。

ちいかわは友達のハチワレやうさぎと共にゆったりとした日々を過ごしていました。時々湧いてくる食べ物を一緒に食べたり、遊びの道具を見つけて騒いだりと楽しいことも多くあります。一方で、討伐対象である生物と戦ったり、不思議な現象を起こす怪異に遭遇したりと、危険な状況もあります。

『ちいかわ』のモモンガは、かわいい言動を敢えてやろうとしている描写が多く、本来の性格は他のキャラと比べても横暴さが目立ちます。そんな『ちいかわ』のモモンガの性格やかわいいアピールについて紹介します。

『ちいかわ』のモモンガの性格は、横暴かつわがままであり、基本は命令口調で話して、気に入らないことがあったら怒鳴るような描写があります。ちいかわを始めとするちいかわ族は性格に違いはあれど、基本的には穏やかで優しいキャラが多く、それらと比較すると異質な雰囲気を出しています。

『ちいかわ』のモモンガは作中でかわいい仕草や言動を見せていますが、自然と出ているシーンもあれば、自分でかわいいとわかりながらやっているシーンもあります。

モモンガのかわいいシーンその1は、ふりかけのかかったご飯を食べた時です。ご飯が湧いてくる場所に来たモモンガは、ふりかけ付きのご飯を見つけて頬張ると、美味しそうな表情を見せています。しかし、その直後に自分が自然にかわいい仕草ができたと振り返っていました。

モモンガのかわいいシーンその2は、頭に花を付けたのを見せびらかしたシーンです。ピンクの花を見つけて飾ってみたモモンガは、かわいい予感がすると思いながら周りのちいかわ族に「み～て～」と駆け回っています。しかし、見て欲しい気持ちが優先し過ぎて周りにぶつかってしまうという自己中な部分が出ています。

モモンガのかわいいシーンその3は「包んでみろ」と言ったシーンです。布で包んでいる姿がかわいいと思ったモモンガは、鎧さんに対して包むように命令し、赤ちゃんのような状態になりました。その後、自分を揺らすように命令しますが、鎧さんからは断られています。

モモンガのかわいいシーンその4は本を読み聞かせて貰っているシーンです。古本屋で「あまえん本」という書籍を見つけたモモンガは一瞬、お金を払わず持っていこうとしますが、店員に呼び止められてきちんと支払います。そして、その場で読もうとしますが、面倒くさくなって店員に読ませるように命令しました。それを聞いている間のモモンガは純粋な喜びを見せています。

モモンガのかわいいシーンその5は、食べ物が枯れている時の活躍です。食べ物が湧かなく現象が起こった際、モモンガは仕事をしてご飯を貰うことを知らずに、ちいかわへ集りに行きます。しかし、ハチワレの介入から採集の仕事をすることになり、結果的に仕事でご飯を入手できました。その時のモモンガはマイペースなハチワレに巻き込まれて、普段とは少し違う反応を見せています。

『ちいかわ』のモモンガは、でかつよとの関係性が深いキャラであると考察されており、ストーリーが進むたびにその真相に近づくヒントが出てきています。そんな『ちいかわ』のモモンガの正体やでかつよとの関係を紹介します。

『ちいかわ』のなんかでかくて強いやつは、通称でかつよと呼ばれており、鬼のような顔と虫のような四本の脚が特徴です。初登場時はかなりのスピードでモモンガを追いかける姿が描かれていましたが、見た目に反して性格は臆病かつ平和的で、他のちいかわと敵対する生物の中では異質な存在になっています。

『ちいかわ』のモモンガとでかつよの関係性は、お互いの初登場時から描かれており、その後の一連のストーリーからモモンガとでかつよの魂が入れ替わっている可能性が示唆されています。そんなモモンガとでかつよのストーリーの流れを見ていきましょう。

『ちいかわ』のちいかわがお祭り会場でハチワレのトイレ待ちをしていた時、路地裏から出てきたモモンガは焦って走りながら登場し、その直後に「ついにやったゾ!!」と言っています。何か目的を果たしたことが窺えますが、かわいこぶってやると意気込む姿は、ちいかわ達とは違った雰囲気を出していました。

『ちいかわ』のでかつよが初登場した回では、「返せッ」と怒りながらモモンガを追いかけており、それに対してモモンガが挑発するように断っていました。このシーンだけ切り取れば、食料を奪われて怒っているようにも見えますが、尋常ではない怒り方は何か別の原因があったように感じさせる描写でした。

『ちいかわ』で食料が湧かなくなった時に、お腹が空いていたモモンガはしょうがないと言いながらちいかわに頭から噛み付いていました。普通に考えればちいかわを食料にするはずがありませんが、モモンガが元々でかつよだとしたら、それまで捕食対象だったちいかわで妥協する流れは不自然ではないと推測されます。

『ちいかわ』のでかつよが夜に一人でいた時、涙を流す姿が描かれました。その直後に流れ星が見えると、だかつよは「叶うかな」と心細そうな言葉を漏らしています。何を願ったかまでは言及されていませんが、初登場時の「返せッ」や現モモンガの言動から元の身体に戻りたいという願いだったのではないかと考察されています。

『ちいかわ』の世界では不思議な現象が多々起こっていますが、魂の入れ替わりについてちいかわ達が遭遇しています。それはゲームセンターにあった謎のスロットマシンで、スロットの出目が揃った時にちいかわ・ハチワレ・うさぎはそれぞれ中身が入れ替わっていました。そして、ちいかわ達がその場を去った後、やって来たモモンガはスロットの存在を知っていたような言葉を言い、念のためと破壊していました。

アニメ『ちいかわ』でもモモンガは登場しており、でかつよに追いかけられたシーンなども映像として流れました。そんなアニメにおけるモモンガの声優を紹介します。

アニメ『ちいかわ』でモモンガを演じたのは井口裕香さんです。かわいいながらも少し憎たらしさも感じる声を、マスコットらしい誇張した声で演じています。

井口裕香さんは東京都出身で、1988年7月11日生まれの声優・歌手です。幼少期からアニメ好きで、アニメ雑誌から声優を知ったことでその業界で働きたい意識が芽生え始めます。そして、2002年にゲーマーズのマスコットキャラオーディションに合格して声優デビューを果たし、アニメには2003年から出演を始めました。その後、ラジオパーソナリティや歌手など活動の幅広げていきます。

井口裕香さんの主な出演作品としては、『アイドルマスター XENOGLOSSIA』の天海春香、『とある魔術の禁書目録』のインデックス、〈物語〉シリーズの阿良々木月火、『たまゆら』の岡崎のりえ、『ロウきゅーぶ!』の三沢真帆、『戦姫絶唱シンフォギア』の小日向未来、『ガールズ&パンツァー』の冷泉麻子、『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』の黒咲芽亜、『ヤマノススメ』の雪村あおいなどがあります。

ここでは『ちいかわ』のモモンガについて世間での評判や人気を紹介します。単なるかわいいキャラではない一面があるため、読者の間でも感じ取り方が大きく異なっている存在です。

『ちいかわ』のモモンガについて、見た目についてはかわいいという感想が多数見られました。でかつよとの関係に目をつぶれば、少し横暴なところはあってもかわいいと思えるシーンは多数あり、純粋なキャラ人気はあるようです。

『ちいかわ』のモモンガについて、言動にウザさを感じている人もいました。他のキャラは素直にかわいいと思えるシーンが多いですが、モモンガは少し引っかかる部分もあり、人によってはかわいさよりもそちらが気になってしまうようです。

『ちいかわ』のモモンガとでかつよの関係について、でかつよが可哀想だという感想も多数見られました。モモンガとでかつよの魂が入れ替わっているのが事実なら、でかつよは今も自分の身体に戻ることを望んでいるのに、モモンガが好き放題やっていることになります。元に戻る方法が破壊された状況で、でかつよだけが不幸になってしまうのは嫌だと思う人は多くいます。

『ちいかわ』のモモンガは、見た目はちいかわ達と同じでかわいい仕草を見せるシーンもありますが、性格は横暴かつわがままで、他とは違う空気があります。その理由はでかつよと魂が入れ替わっているからではないかと考察されており、戻る手段もモモンガによって壊されている状況です。モモンガとでかつよには定期的に出番があるため、今後の2人の展開にも注目してみましょう。