【ちいかわ】カブトムシの正体は擬態型で敵?人気のサブキャラを徹底考察
『ちいかわ』のカブトムシは擬態型と呼ばれる生き物で、ちいかわ達にとっては脅威となる存在ですが、独特のかわいさもあることから人気を集めるサブキャラです。そんな『ちいかわ』のカブトムシについて作中の動きや関係するキャラなどをまとめました。
目次
【ちいかわ】カブトムシとは?
『ちいかわ』のカブトムシは、かわいい見た目と衝撃的な正体から読者の印象に残るキャラであり、一部では人気を集めるキャラになっています。そんな『ちいかわ』のカブトムシについて、まずはプロフィールを確認していきましょう。
カブトムシのプロフィール
『ちいかわ』のカブトムシは、ちいかわ族と似た白い部分とカブトムシのような角や羽を持った生き物です。どのように生まれて、これまで過ごしてきたかは不明ですが、ちいかわ達が偶然見つけた洞窟内で出会うことになります。ちいかわに対しては小動物のような可愛らしさで接しています。
ちいかわの概要
『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』はイラストレーターのナガノが2020年からTwitterで連載している漫画で、2021年に講談社のワイドKCモーニングのレーベルで単行本化された作品です。略称は『ちいかわ』で、小さくて可愛いマスコットのようなキャラ達が住む世界が描かれていますが、同時にダークな雰囲気も漂う作風となっています。その人気から2022年にはアニメ化され、「めざましテレビ」にて放送されています。
ちいかわのあらすじ
ちいかわはハチワレやうさぎという友達と仲良く遊んだり、一緒に冒険したりする日々を送っています。しかし、そんな中でちいかわ達は突然怪異に巻き込まれたり、でかつよ族の討伐に向かったりと、様々な危険にも直面していきます。
【ちいかわ】カブトムシの正体は擬態型で敵?
『ちいかわ』のカブトムシは、いきなり巨大化して正体を明かしており、作中世界において擬態型と言われていますが、ちいかわに対する言動から敵ではなかった可能性も考えられています。そんな『ちいかわ』のカブトムシの種族や正体について紹介します。
カブトムシの正体は擬態型だった?
『ちいかわ』の世界には、ちいかわ達を始めとするちいかわ族以外に、怪異やでかつよ族がおり、その中でもでかつよ族は特殊な分類として擬態型と友好型があります。
擬態型とは?
『ちいかわ』の擬態型は、次で紹介する友好型のように振る舞う、もしくは無害な見た目や言動で、ちいかわ族に接近するでかつよ族の一種です。何らかの方法でちいかわ族を惹きつけた後、武器を取り出して攻撃したり、巨大化して全く別の姿になったりと、擬態型の中にも様々な種類が確認されています。
友好型とは?
『ちいかわ』の友好型は、見た目はでかつよ族ですが、ちいかわ族と共存できる存在です。作中ではちいかわ族を惹きつけるような芸を披露したり、ちいかわ族を助ける意思を見せたりしています。上記の擬態型と明確な区別が付かないため、ちいかわ族や鎧さん達も簡単に判断できなくなっています。
カブトムシの正体は擬態型?
『ちいかわ』のカブトムシは普段はちいかわ族に近い見た目ですが、正体を明かした際には巨大化して、でかつよ族らしい見た目になっています。そんな巨大化やそこに至るまでの言動から鎧さんは最終的に擬態型と判断しています。
カブトムシは本当に敵だった?
『ちいかわ』のカブトムシは、擬態型であることから普通に考えればちいかわ達の敵なのですが、巨大化して正体を現した後はちいかわ達を襲うことなく、どこかへ飛び立って行きました。また、巨大化する前も拾ってくれたちいかわには危害を加えていなかったことから、ちいかわ個人に対しては友好的な存在であった可能性も考えられています。その後、カブトムシは登場していないので、行方不明のままです。
カブトムシの名前はない?
『ちいかわ』のカブトムシは、作中では名前が出てきておらず、カブトムシという呼称は商品展開において使われることがあります。一方で、読者からは見た目から「かぶちゃん」やちいかわ族と似た見た目から「ちいかぶ」といった呼び方で親しまれています。
【ちいかわ】カブトムシの登場回
ここでは『ちいかわ』のカブトムシの登場から正体を明かしたその後について、流れを紹介していきます。ちいかわ達が普通に遊んでいる流れから始まったので、読者側も予想外の展開だったようです。
カブトムシの登場回①出会い
ある日、ちいかわ・ハチワレ・うさぎの3人がりんごを食べていると、うさぎがスイッチのような物を見つけます。それをハチワレが押すと、鉄格子で封じられていた洞窟が開いてしまいました。その中にハチワレとうさぎが進んでいくと、暗い通路の中で突然、ちいかわの頭上に何かが落ちてきます。
カブトムシの登場回②匂いは甘めのたまご焼き
ちいかわの頭上に落ちてきた物体を確認すると、ちいかわよりも一回り小さい身体でカブトムシのような角が生えた生き物がいました。その生き物をハチワレが確認すると、甘めのたまご焼きのような匂いと背中の羽、もちもちで柔らかい身体をしていました。ただ、その日は撤収すると決めてちいかわ達は洞窟を後にします。
カブトムシの登場回③新しい友達
ちいかわが自分の家に帰ってくると、自分の後ろにカブトムシがくっついて来ていました。ちいかわは一瞬討伐すべきかと武器を構えようとしましたが、ハチワレの言葉を思い出して、カブトムシに触れてみます。翌日、ちいかわはハチワレとうさぎにカブトムシを紹介して、暫くはちいかわとカブトムシの2人暮らしが始まります。
カブトムシの登場回④鎧さんの疑問
ちいかわがカブトムシと過ごし始めて数日後のある日、カブトムシがハチワレの耳に噛み付いてしまいました。さらに、ちいかわが討伐した生き物をカブトムシが食べてしまうのを目撃しました。そんな中、ちいかわ達は鎧さんと偶然出会い、カブトムシを見た鎧さんは擬態型ではないかと疑います。ただ、カブトムシを友達と思い始めていたちいかわは、討伐される前に鎧さんの前から逃げ出してしまいます。
カブトムシの登場回⑤巨大化したカブトムシ
鎧さんはハチワレから詳しい話を聞きながら逃げたちいかわを追いかけていき、カブトムシと出会った洞窟に辿り着きました。そこで鎧さんは手放すようにちいかわへ言いますが、ちいかわは拒否します。すると、カブトムシは突然お茶菓子をおもてなしして、鎧さんは一瞬友好型だと思いかけます。しかし、次の瞬間カブトムシは巨大化し、擬態型だと言いました。
カブトムシ登場回⑥その後
巨大化して正体を現したカブトムシですが、ちいかわ達には特に危害を加えずそのまま飛び去ってしまいます。そして、カブトムシが去った後、ちいかわ達は普段通り過ごしており、ハチワレはちいかわが元気そうに見えて安心します。しかし、実際は仲良くしていたカブトムシがいなくなった喪失感を覚えていました。ただ、それを察したハチワレとうさぎに元気づけられて、ちいかわは笑顔を見せました。
【ちいかわ】カブトムシと関係するキャラ
ここでは『ちいかわ』のカブトムシ編に関係するキャラについて紹介します。ちいかわ以外に対するカブトムシの動きが、カブトムシの正体のヒントになっていた可能性があるなど、それぞれ重要な存在になっています。
関係するキャラ①ちいかわ
『ちいかわ』のカブトムシ編におけるちいかわは、出会った当初は臆病な性格からカブトムシのことを恐れる気持ちがありましたが、可愛いらしい見た目や動きから警戒心を解いて一緒に暮らし、結果的には一番仲良くなっていました。そのせいで、カブトムシが擬態型だった事実を受け入れられず、鎧さんから逃げてしまうなどわがままな一面を見せています。
ただ、カブトムシはちいかわと2人きりの時に襲い掛かれば難なく仕留めれていた可能性があり、ちいかわが信用してしまうのも無理のない状況になっていました。正体がわかった際は涙を流していましたが、裏切られたことよりも仲の良い友達がいなくなった悲しみの方が大きかったことが、その後の様子で描かれています。
関係するキャラ②ハチワレ
『ちいかわ』のカブトムシ編におけるハチワレは、良くも悪くもいつも通りであり、カブトムシに対する警戒心もそれほど高いわけではありませんでした。カブトムシに噛まれた際もちょっと齧られただけと言ったり、洞窟を開くスイッチをどこに置いたか忘れたしまったりと、ハチワレらしい言動を見せています。ただ、カブトムシがいなくなって寂しくなったちいかわの気持ちを察して気遣う、いつもの優しさも出ていました。
関係するキャラ③うさぎ
『ちいかわ』のカブトムシ編におけるうさぎは、カブトムシの正体に気付いていた可能性があります。ちいかわに付いて来たカブトムシと再会した際、うさぎとカブトムシはじゃれているとちいかわやハチワレからは思われていましたが、うさぎはその時点でカブトムシが擬態型と察していたとも取れるのです。言動の意図が察しづらいうさぎなので真相は不明ですが、可能性としては推測できます。
関係するキャラ④鎧さん
『ちいかわ』のカブトムシ編における鎧さんは、擬態型を警戒しつつも一瞬騙されてしまいました。カブトムシを見てそこまで行動を聞いた時には擬態型と思っていましたが、カブトムシからおもてなしされた時は友好型だと言い切っています。つまり、鎧さんでも擬態型と友好型の判断は難しいことが窺えます。
【ちいかわ】カブトムシに対する世間での評判や人気
ここでは『ちいかわ』のカブトムシに対する世間での評判や人気を紹介します。作中ではちいかわ族に危害を加える可能性もある存在ですが、意外にも人気は高く、読者的には様々な意見が出ているようです。
『ちいかわ』のカブトムシについて、見た目や巨大化前の動きがかわいいという感想が多数出ていました。作中の話だけ見れば恐ろしいと思ってもおかしくありませんが、見た目のかわいさはちいかわ達に近いものがあり、純粋に好きな人もいるので、人気を得ているようです。
『ちいかわ』のカブトムシについて、恐ろしさを感じる感想も見られました。作中の擬態型の中でもかなり巧妙な手口で騙していることや巨大化前から歯の凶暴性があるなど、見た目に騙されてはいけないと思う人もいるようです。
『ちいかわ』のカブトムシについて、どうして封じられた洞窟にいたのか気になるという感想もありました。作中ではそこに触れられないまま終わっていますが、過去に暴れたせいで閉じ込められた可能性もあり、危険な存在であると見る人もいます。
【ちいかわ】カブトムシの正体は擬態型だった
『ちいかわ』のカブトムシは出入口が鉄格子で封じられた洞窟にいて、ちいかわ族をさらに小さくした見た目ですが、その正体は巨大なカブトムシのような擬態型でした。しかし、ちいかわ達に襲い掛かることはなく、そのまま行方をくらましています。巨大化前のかわいいさは人気がある一方で、恐ろしい存在とも取れるカブトムシの活躍を、漫画で見返してみてください。
この記事のライター
十文字猛
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ちいかわ達が危険な目に会った時 助けに来てくれそうですね