【チェンソーマン】死亡キャラを一覧で紹介！死因や最期のシーンまとめ

チェンソーマンの死亡キャラ一覧とそれぞれの死因や死亡シーンについてまとめていく前に、まずはチェンソーマンの作品概要やあらすじ、作者の情報から内容をまとめていきます。凶暴で破天荒な展開が続く本作についておさらいしていきましょう。

チェンソーマンを手掛けた作者は藤本タツキ先生です。幼い頃から絵を描くことが好きで当時美大を目指していたものの、地元に美大がなかったことから高齢者が通う絵画教室の隅で油絵を描いていたそうです。2014年に『ファイアパンチ』を制作するとその企画を少年ジャンプ＋へ持ち込んで連載作家となり、2019年に『チェンソーマン』の連載が開始されました。

チェンソーマンは藤本タツキによって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。主人公がチェンソーの悪魔に変身し他の悪魔や敵組織と戦う物語が描かれており、奇天烈で先が予想できないストーリー展開が話題を呼んでいます。2022年10月時点でコミックス累計発行部数1800万部を突破していると、同年10月よりアニメ版が公開されました。

父親が残した借金を返済するために悪魔を狩る職業・デビルハンターとして生計を立てていたデンジは、ある日ゾンビの悪魔に襲われてしまい死亡してしまいます。そこで相棒のポチタが心臓に成り変わったことによってチェンソーマンとして復活を遂げると、新たに手に入れた力をマキマに見込まれデンジは公安のデビルハンターとなりました。マキマから銃の悪魔を倒したら何でも1つお願いを聞いてあげると言われたデンジは、その日から公安のデビルハンターとしての新たな生活を始めていきます。

ここからは死亡キャラ一覧の早川アキの死因や死亡シーンについてまとめていきます。早川アキはデンジが加入した公安退魔特異4課のメンバーであり、デンジやパワーをまとめ役として活躍しているキャラクターです。サムライソードの玉蹴り大会でデンジとの関係が進展していきましたが、最終的には死亡してしまいます。

アキは幼少期の頃に銃の悪魔によって家族を皆殺しにされており、その恨みを晴らすためにデビルハンターになりました。公安に所属してからは先輩にあたる姫野とバディを組み彼女から悪魔狩りの心得やタバコの味などを教わりました。

マキマの正体が支配の悪魔だと明かされると、アキはそこで銃の悪魔が既に拘束されていたことや抱いていたマキマへの好意が操られていたものだった事実を知らされます。そして、銃の悪魔とマキマの争いに巻き込まれてしまい自らが銃の魔人へ姿を変えられてしまうと、マキマの能力によってデンジに殺されるよう仕向けられてしまいます。初めこそ殺すのを躊躇っていたデンジでしたが、他に手段はなく結局殺害されてしまいました。

実際に死亡する前、アキは使役している未来の悪魔から「最悪な死に方をする」と予言を受けていました。その時にアキは『公安を辞めて残りの人生を楽しむか』『公安を続けて地獄を見るか』の2択を迫られ後者を選んでいましたが、ここでの選択が死に繋がってしまったと言えます。

作者のインタビューによると、アキという名前はロシア製の自動小銃である『AK-47』に関連付いており、『AK』を『AKI』と変換し最終的に『アキ』と決められたそうです。この経由は最初からアキが銃の魔人になって死亡することが決まっていたからだと説明されています。

ここからは死亡キャラ一覧のパワーの死因や死亡シーンについてまとめていきます。デンジのバディとして登場したパワーは知能を持つ魔人という特別な存在であり、自己中心的な性格ながら臆病で虚言癖というわがままな人柄が読者から人気を集めていました。

パワーとデンジは共に特異4課に所属する仲間で、出会った当初はパワーのわがままな性格から喧嘩ばかりする関係でしたがニャーコをめぐるエピソードなどを通じて信頼関係を築いていきました。次第にパワーはデンジに依存するようになり入浴や着替えをデンジに手伝わせるほどにまで距離が縮まりました。

デンジがマキマの自宅に招待された時、家のチャイムが鳴ってデンジがドアを開けようとしました。デンジはどこからともなく開けてはダメと警告を受けますが、マキマが能力を使い強制的にデンジに扉を開けさせます。そこにはデンジの誕生日を祝おうとしていたパワーがケーキを持った状態でいましたが、直後にマキマが手の形を銃にしながら「ぱん」と呟くとパワーの胴体が吹き飛びました。

マキマに殺害されたパワーでしたが、デンジの体内にパワーの血が紛れるとパワーはその中でポチタと出会います。そこでポチタはパワーに「デンジを助けてほしい」と頼むと、パワーはポチタを捕食し血の悪魔として復活を遂げました。

復活したパワーはデンジをマキマに差し出して自分だけ助かろうと目論みましたが、渡す瞬間にデンジとの友情を思い出し辛うじてデンジをゴミ箱の中に逃がしてみせます。そして自らの血液をすべて、つまり命そのものをデンジに与えると、いつか自分を見つけてほしいとデンジにお願いし彼を復活させました。

ここからは死亡キャラ一覧のマキマの死因や死亡シーンについてまとめていきます。公安の上官であるマキマはデンジやアキたちに悪魔討伐を命令する立場であり、初登場時は優しく寛容な人物として描かれていたものの物語の進行と共にその存在が怪しまれていきました。

マキマの正体は支配の悪魔です。アメリカ大統領が何者かと電話をしていると、大統領はアメリカ国民の寿命1年を代償に支配の悪魔を殺害してほしいと話しました。支配の悪魔であるマキマは自分より格下だと思った存在を自由に操ることができ、殺害しようとしても日本人の死や事故に変換されてしまうため実質不死身の存在であることがそこで明かされました。

実質不死身なマキマですが、唯一の天敵としてチェンソーマンを危険視していました。チェンソーマンは食べたものを世界から消滅させる能力が備わっており、その力があればマキマを殺害することが可能だったからです。そのためマキマはチェンソーマンを殺害するためデンジを追い詰めていきました。

デンジは奇策を講じてマキマの隙を突き重症を負わせることに成功します。そうしてマキマが戦闘不能状態になった後、デンジはマキマを解体し彼女の肉片を使って通称『マキマ定食』と呼ばれる様々なメニューを作りそれを食べました。

チェンソーマンに食べられたことでマキマ自体は死亡しましたが、支配の悪魔はその後ナユタという少女に転生し復活していました。岸辺がナユタを発見すると彼女をデンジに譲り渡し共に暮らすよう命令しました。そこでデンジはポチタから、支配の悪魔は他者と対等な関係を築きたかったという真実を聞かされ彼女と同棲することを決めました。

ここからは主要キャラ以外の死亡キャラの死因や死亡シーンを一覧にしてまとめていきます。チェンソーマンでは過激で残虐な描写が容赦なく描かれており、登場人物の大半が死亡しています。ここでは死亡キャラを一覧にしてまとめ、それぞれの死因や死亡シーンの内容について詳細を解説していきます。

姫野は幽霊の悪魔の力を引き出す際に、自分のすべてを与える代わりにアキを救ってほしいと契約したため死亡しました。アキやデンジたちと行動していた姫野はラーメン屋でサムライソードに襲撃されてしまいます。そこでサムライソードに殺されかけたアキを救おうと姫野が幽霊の悪魔を召喚しましたが、それもヘビの悪魔によって倒されてしまいました。

レゼはマキマに捕縛された後に天使の悪魔に殺害されました。元々デンジ殺害を命令されてソ連から派遣されたレゼは、デンジと死闘を繰り広げた末に相打ちとなり勝負は引き分けになりました。その後デンジから「一緒に逃げないか？」と誘われ、レゼは1度断ったもののやっぱりと思い直し引き返そうとしましたが、そこでマキマと出くわしてしまいました。

クァンシはマキマに首を切られ死亡しています。デンジの心臓を奪うためにクァンシは4人の魔人を引き連れて日本を訪れ、一時はサンタクロースを倒すためにデンジと共闘シーンを披露しました。その直後にマキマが現れると降参したにもかかわらず問答無用で首をはねられました。

アメリカ三兄弟とは刺客編で登場したアメリカからの刺客たちで、皮の悪魔の力で公安に入り込もうとしていた三兄弟です。それぞれ死因が異なり、長男はパワーが運転したコベニカーに轢死、次男は吉田のタコによって殺害されました。三男の死亡シーンは描かれておらず生死は不明です。

天使の悪魔ことエンジェルは銃の悪魔とマキマの戦いに巻き込まれて死亡しました。アキのバディとして送られた天使の悪魔は、悪魔という肩書きに反して人間に友好的だったためデンジとパワーの力になりたいというアキに協力しようとしました。しかし、このことが裏目に働いてしまいマキマに支配されてしまいます。

荒井ヒロカズはサムライソードの仲間に銃殺されました。ヒロカズはデンジと同時期に公安に配属されたデビルハンターでコベニの同期でもあります。裏で公安を狙う組織が動き始めたことでヒロカズは狙われてしまいましたが、最後はコベニを庇いながら死亡していきました。

サメの魔人ことビームは闇の悪魔に殺害されました。公安に所属する魔人のビームはチェンソーマンを崇拝しデンジに尽くす忠犬のような人柄をしており、刺客編で地獄に落とされた後に闇の悪魔に両腕をもぎ取られてしまうと、最後の力を振り絞ってデンジをチェンソーマンへ変身させ彼の命を繋ぎました。

沢渡アカネはヘビの悪魔に首をはねられました。サムライソードと共に登場したアカネはヘビの悪魔に命令して姫野のゴーストの悪魔を討伐するほどの強さを見せつけましたが、結果的に公安に敗北してしまうと使役するヘビの悪魔に殺害されました。

安藤マサキはレゼの爆発によって死亡しました。レゼ編にて登場した安藤マサキは公安退魔2課のデビルハンターで、爆発の悪魔であるレゼと対峙することになりました。しかし、そこで発砲許可を取っている隙を突かれてしまいます。

サンタクロースは宇宙の魔人によって脳に膨大な情報を与えられ、ハロウィンと叫び続けながら焼死しました。サンタクロースはデンジの心臓を狙う刺客として登場し、無限の再生力と人形の悪魔の力を持っていたことから無敵の強さをしていましたが、それを出し抜くためにクァンシが従えるコスモの能力が発動されサンタクロースを自滅へ追いやりました。

トーリカは人形にされて地獄へ送られ、最終的にマキマに生贄として利用され死亡しました。デンジの心臓を狙う刺客として登場したトーリカは師匠と呼ぶ女性と共に使命を全うしようとしていましたが、師匠の正体がサンタクロースと知らずにいると彼女に人形にされ傀儡にされてしまいました。そして地獄では師匠に放置され、マキマが地獄から抜け出すために勝手に生贄にされています。

人形の老人は地獄の悪魔を呼び出すための生贄にされ死亡しました。人形の老人はサンタクロースの正体と思われていたが、実際はトーリカの師匠こそがサンタクロースであり、老人は彼女が生み出した人形だったことが明かされました。

暴力の魔人ことガルガリは闇の悪魔に殺害されました。公安に所属するガルガリはラブアンドピースを掲げる気の良いキャラクターで、地獄に落とされた時に力を制御しているマスクを外して闇の悪魔に立ち向かいましたが奮闘虚しく敗北してしまいました。

蜘蛛の悪魔ことプリンシはマキマを呼び出した後に力尽きました。プリンシはマキマの配下に置かれている悪魔で、人をワープさせる能力を持っていたことからマキマに重宝されていました。地獄に落ちた時は闇の悪魔に瞬殺されてしまいましたが、最後の力を振り絞ってマキマを呼び出しました。

伏はサムライソードの仲間に襲われ死亡しました。伏は公安所属のデビルハンターでIQ134を自称していましたが、特に目立った活躍が描かれないまま退場しておりIQが活かされることはありませんでした。

野茂、加藤、田辺、副隊長らはレゼの爆発に巻き込まれて死亡しています。この4人はレゼ編に登場した退魔2課のメンバーであり、レゼ殺害の命令を受けて出動する様子が描かれました。野茂は狐の悪魔を使役する手練れでしたが、目立った活躍は描かれませんでした。

スバル、黒瀬、天童らの死因は銃殺でそれぞれアメリカ三兄弟に撃たれました。この3人は京都公安に所属するデビルハンターであり、刺客編でデンジ護衛の依頼を受けていましたが向かう途中で呆気なく死亡してしまいました。

中村の死因はクァンシによる斬撃です。中村は刺客編で登場した公安のデビルハンターで、何の前触れもなく姿を現すといきなり狐の悪魔を呼び出しクァンシに攻撃を仕掛けましたが、その後クァンシに首をはねられすぐに作品から退場しました。

日下部の死因は石の悪魔の能力です。刺客編で登場した日下部は石の悪魔と契約を交わしており、地獄に落とされ闇の悪魔に敗北しそうになった時に石の悪魔を呼び出し抗おうとしました。しかし、石の悪魔では闇の悪魔に太刀打ちできず石の悪魔が消滅したと同時に日下部の身体が石になりました。

玉置は闇の悪魔にバラバラにされました。日下部の相棒である玉置は初登場時はベテランのデビルハンターとして風格ある人物として描かれ、闇の悪魔と対峙した時もクァンシとの即席コンビでダメージを与えることに成功しました。しかし、闇の悪魔の力が遥かに上回っていると全身をバラバラにされ無惨に死亡しました。

早川タイヨウは銃の悪魔によって殺害されました。早川タイヨウとはアキの弟であり、彼の過去回想シーンにのみ登場しています。アキは元々タイヨウのことを嫌っていましたが、無邪気に兄のことを追ってくるタイヨウを可愛く思いキャッチボールをしようとグローブを取りに行かせました。しかし、そのタイミングで銃の悪魔が早川家を通り過ぎ家ごとタイヨウを消滅させました。

デンジの父親はデンジを殺害しようとしたところを返り討ちにあい死亡しました。デンジの父親は物語開始時から死亡しているキャラクターでしたが、その死因が明かされたのは1部の後半であり、デンジはその殺人にトラウマをかかえ記憶の奥底に閉じ込めていたのでした。デンジは父親を殺害した事実を思い出したことにより廃人となってしまいます。

ここからはチェンソーマン第二部で死亡、復活するキャラクターについてまとめていきます。チェンソーマンは2020年12月をもって第1部『公安編』が完結し、2022年7月より第2部『学園編』の連載が開始されました。第1部で多くのキャラクターが死亡していたことから、読者の間ではどのキャラクターが死亡、復活するのではと考察され賑わっています。

読者の中で多く予想されているキャラクターは岸辺隊長です。公安退魔特異1課のデビルハンターである岸辺はアキや姫野から先生と呼ばれる師匠的存在で、作中でもデンジとパワーに稽古をつけていました。デンジとパワーが共闘しても勝てないほどの強さを持っていましたが、年齢によって体にガタがきていることもありいつ死んでもおかしくありません。

三鷹アサとは第2部の主人公でありデンジが通う高校の女子高生です。アサは田中先生に好意を抱かれていますが、先生に恋をしている委員長に嫉妬心を抱かれるようになります。そして正義の悪魔を使役していた委員長はアサを殺害しました。その後アサは戦争の悪魔に乗っ取られ正義の悪魔を惨殺してみせました。

第1部の終盤でデンジを蘇生させるために犠牲になったパワーでしたが、彼女は死に際にデンジに血の悪魔を見つけてパワーに戻してほしいとお願いしていました。このお願いは契約のような強制力はありませんが、デンジもパワーに対して思い入れが強いため血の悪魔を見つけて復活させるシーンが描かれるかもしれません。

これまでチェンソーマンの死亡キャラ一覧や死因、死亡シーンなどについてまとめてきましたが、第1部を最後まで読んだ人の間ではどのような反応が寄せられているのでしょうか？ここでは死亡キャラ一覧に対する世間での評判や人気について、実際に寄せられているコメントを参照しながらまとめていきます。

読者の間ではチェンソーマンのキャラクターが死に過ぎだと思われているそうです。実際に主要キャラクターの大半は死亡しモブキャラも容赦なく退場させられているため、他作品と比べてみても死に過ぎという評価は正しいと言えるでしょう。一部のファンからは好きだったキャラクターが死亡したことで元気がなくなったとも語られていました。

死亡シーンの中でも特に際立っていたマキマ定食には多くのコメントが寄せられていました。人肉を解体して家庭的料理にして食べるというシーンは誰もが衝撃を受けていたそうで、その展開は予想できなかったと騒がれていました。また、マキマ定食は1度編集者によって止められていたという事実も明かされており、それでも本誌に掲載されたことに驚く人もいました。

死亡してしまったパワーに対しても多くコメントが寄せられており、復活を求める意見と死亡したままでいいという意見に分かれていました。第2部が開始される前はパワーを見つける物語が描かれると予想していた人もいたそうで、今後の展開に期待を寄せている人も大勢いました。

チェンソーマンで死亡しているキャラを一覧にしてみるとその数はとても多く、どれも無惨な死に方や奇天烈な死因となっていました。登場キャラの大半が死亡する作品はチェンソーマン以外ではあまり見られないことでしょう。もしも死亡キャラ一覧から本作に興味を持った人は、ぜひチェンソーマン本編をチェックしてみてください。