【文スト】芥川龍之介は死亡して吸血鬼に?死因や復活説について徹底考察
『文スト』の芥川龍之介は作中キャラの中でも強力な異能を持っていますが、ストーリー上では一度死亡して吸血鬼にされてしまう状況になっています。本記事では『文スト』の芥川龍之介が死亡及び吸血鬼化した理由や今後の復活の可能性に関する考察などをまとめました。
目次
【文スト】芥川龍之介とは?
『文スト』の芥川龍之介は見た目や能力がかっこいいことから人気のキャラですが、最新ストーリーでは死亡しており、復活できるか否かという状況になっています。そんな『文スト』の芥川龍之介の死因や復活の可能性を見ていく前に、まずは基本的な情報を紹介します。
芥川龍之介のプロフィール
『文スト』の芥川龍之介は、ポートマフィアの首領・森鷗外直属の遊撃隊で隊長を務めています。普段は黒の外套に身を包んでおり、やや青白い肌からか細い印象の青年ですが、武装探偵社の国木田独歩からは、その強さは生き残るためには出会わず、会っても逃げなければならない相手と言われています。
芥川龍之介の実在モデル
『文スト』の芥川龍之介は、明治時代に実在した小説家・芥川龍之介をモデルにしています。代表的な作品としては、『羅生門』や『地獄変』、『歯車』などがあり、多くは短編小説になっています。小説家として高い評価を得る一方で、生涯で複数回にわたり自殺を試みており、最終的には睡眠薬による服毒自殺により、36歳で死亡しました。
芥川龍之介の異能や強さ
『文スト』の芥川龍之介は、元マフィアの幹部だった太宰治の部下時代に直接異能での戦い方を教えられており、凄まじい強さを誇っています。異能は「羅生門」で、黒い外套を変化させて黒獣(こくじゅう)を呼び出し、黒獣の種類によって嚙み砕いたり、貫いたりと様々な攻撃手段があります。
芥川龍之介の冷徹な性格?
『文スト』の芥川龍之介は、厳しい環境で育った過去や現在のマフィアという立場から基本的に冷徹な性格であり、戦闘面での容赦ない強さもこの性格が一因になっています。しかし、後に心境の変化が芽生え始め、部下に対しての優しさを見せるようになりました。
文ストの概要
『文豪ストレイドッグス』は、原作を朝霧カフカ、作画を春河35が務める異能力バトルアクション漫画です。2012年から『ヤングエース』の連載され、2023年2月時点で角川コミックス・エースから既刊23巻が刊行されています。日本や海外の小説家をキャラクターとして、それぞれの作品やペンネームに由来する能力を使っていきながら様々な事件に挑んでいく様子が描かれていきます。
文ストのあらすじ
虎になる異能「月下獣」を持つ中島敦は、ある日に太宰治と出会い、彼が勤めている異能集団・武装探偵社という存在を知ります。太宰治の異能「人間失格」によって虎の暴走を抑えられた敦は、入社試験に合格したことで武装探偵社に入りますが、海外から敦に懸賞金が懸けられたことでマフィアから狙われる身になりました。こうして、敦は事件を解決しながら様々な戦いに身を投じていきます。
【文スト】芥川龍之介は死亡して吸血鬼に?
『文スト』の芥川龍之介は、天人五衰編において中島敦を始めとした武装探偵社と協力関係になっていますが、その戦いの中で死亡してしまいます。そんな『文スト』の芥川龍之介の死因や吸血鬼化について紹介します。
芥川龍之介の死因
『文スト』の天人五衰編では、武装探偵社が犯罪組織に仕立て上げられており、その状況を打破するために芥川龍之介と中島敦は協力していました。そんな中、太宰治の指示で潜入していた船で、今回の首謀者である福地桜痴と戦闘することになり、一時は連携により追い詰めたかのように見えました。しかし、福地桜痴の異能によって戦況は逆転し、2人は殺されそうになります。
その時、芥川龍之介は敦を逃がすために敢えて福地桜痴に攻撃して隙を作り、そのまま首を切り裂かれてしまいます。その後、芥川龍之介を確認した福地桜痴は既に死亡していると言いました。芥川龍之介の死因は、今まで敵対していた中島敦を逃がすためにやられたせいだったのです。
芥川龍之介は死亡して吸血鬼になった?
『文スト』の芥川龍之介は上記の死因で、完全に死亡していますが、福地桜痴からはまだ仕事があると言われており、その後ろには大きな棺桶が背負われていました。その後、芥川龍之介が再登場した際には、目は真っ黒になり、牙が生えた状態になっていました。これは真の天人五衰の一人であるブラム・ストーカーの異能「吸血種(ドラキュリア)」による吸血鬼化であり、作中では他の人間も次々と吸血鬼化させられています。
芥川龍之介が復活する可能性
『文スト』の芥川龍之介は吸血鬼となっていますが、その前に死亡しているため、仮に倒されてしまうと完全に死亡してしまう可能性があります。一方で、吸血鬼化したからこそ、芥川龍之介が復活できる可能性もあると考える人もいます。
可能性①芥川龍之介の病気が良くなる?
『文スト』の芥川龍之介は福地桜痴との戦いの中で、中島敦に自分が肺の病によって長くないことを明かしています。ただ、一度死亡して吸血鬼化したことで、この肺の病を克服できるのではないかと考える人もいます。
可能性②与謝野晶子の異能力で復活
『文スト』の与謝野晶子の異能「君死給勿」は、瀕死の人間の外相を治癒できる能力であり、芥川龍之介を始めとした吸血鬼状態の人間も瀕死と判断されれば、復活できる可能性があると考えられます。ただ、現状は吸血鬼化の原因であるブラム・ストーカーを倒すために与謝野晶子も動いており、治癒の流れになるかは不明です。
可能性③ブラム・ストーカーも元々人間だった?
『文スト』の吸血鬼化の原因であるブラム・ストーカーは、自身も吸血鬼種ですが、元々は人間であり、異能によって吸血鬼化したと本人が言っています。そのため、一度は死亡した芥川龍之介も吸血化したことで、たとえブラム・ストーカーが死亡しても、そのまま吸血鬼として生きられる可能性があります。
【文スト】芥川龍之介の過去や中島敦の関係
『文スト』の芥川龍之介は、過酷な過去から現在の性格が形作られており、そこから様々なキャラとの関係性が描かれています。そんな『文スト』の芥川龍之介の過去やキャラとの関係性を紹介します。
芥川龍之介の過去
『文スト』の芥川龍之介の過去はポートマフィアの加入前と加入後に分かれており、どちらにしても過酷な環境に身を置いています。そんな過去について見ていきましょう。
過去①ヨコハマの街を彷徨っていた浮浪児だった
『文スト』の芥川龍之介の幼少期は、貧民街で彷徨う浮浪児であり、肉親の妹以外の家族は知らないまま生きてきました。その時には同じような境遇の仲間と共に過ごしていましたが、ある日、ポートマフィアによってその仲間達は殺されてしまいます。
過去②太宰治と出会う
『文スト』の芥川龍之介は、仲間を殺された復讐としてポートマフィアの元へ向かいますが、そこで幹部になりたての太宰治と出会い、彼の勧誘から妹と共にポートマフィアに加入することになります。そして、現在の強さに繋がる異能の訓練を太宰治から叩き込まれます。
芥川龍之介と他キャラの関係
『文スト』の芥川龍之介は、元上司かつ師弟関係である太宰治が最も関係性がありますが、それ以外のキャラとの関係も時折描かれています。特に中島敦とは、敵対を経て協力する流れがあります。
中島敦との関係
『文スト』の中島敦とは、ライバル関係になっています。同じ太宰治の下に付きながらも自分とは違う対応をされていることに芥川龍之介は憤りを感じ、太宰治に自分を認めて貰う意味で中島敦に敵意を向けていました。しかし、その太宰治が2人を意図的に何度も戦わせることで、お互いに理解し合い、戦闘で異能の連携を見せるまでになりました。
銀との関係
『文スト』の銀との関係は、兄妹かつ唯一の肉親となっています。芥川龍之介と違って異能は持っていませんが、潜入や暗殺で活躍しています。本編中での兄妹の絡みはそれほど多くありませんが、会っている様子が描かれるなど、悪い関係でないことが窺えます。
樋口一葉との関係
『文スト』の樋口一葉との関係は、ポートマフィアにおける上司と部下ですが、樋口一葉の方は芥川龍之介に対して恋愛感情を抱いています。立場的には部下である銀には、兄妹であると判明してから「お義姉さん」と呼ばせようとするなど、恋愛面ではやや暴走気味な様子を見せています。
【文スト】芥川龍之介のかっこいい戦闘シーン
『文スト』の芥川龍之介は、戦闘面で強さを見せるキャラであることから、作中の戦闘シーンではかっこいい姿が多数見られます。そんな『文スト』の芥川龍之介のかっこいい戦闘シーンを紹介します。
戦闘シーン①中島敦との戦い
『文スト』の芥川龍之介のかっこいい戦闘シーンその1は中島敦との戦いです。本編中では全部で3戦していますが、白い「月下獣」と黒い「羅生門」がぶつかり合う姿は、いずれのシーンもかっこいい描写がなされています。
戦闘シーン②ナサニエル・ホーソーンとの戦い
『文スト』の芥川龍之介のかっこいい戦闘シーンその2は、ナサニエル・ホーソーンとの戦いです。米国の異能集団「組合(ギルド)」の一員であり、血液を操る「非文字」の異能を持っており、似た性質ながらも攻撃的な芥川龍之介と戦略的なナサニエルの勝負は暫く拮抗しています。しかし、最終的には芥川龍之介が勝利しました。
戦闘シーン③フィッツジェラルドとの戦い
『文スト』の芥川龍之介のかっこいい戦闘シーンその3は、フィッツジェラルドとの戦いです。中島敦と共闘した相手であり、身体強化で戦うフィッツジェラルドに苦戦を強いられますが、異能を合わせて「月下獣羅生門・虎叢(とらむらくも)」を編み出して、勝利を収めます。対峙し続けてきた2人が協力するという感慨深さもあるシーンです。
【文スト】芥川龍之介に対する世間での評判や人気
ここでは『文スト』の芥川龍之介について世間での評判や人気を紹介します。人気キャラであることから、死因や吸血鬼化については様々な感想が出てきていました。
『文スト』の芥川龍之介について、作中で窮地に立たされていた際、本当に死亡してしまうのかと焦っている感想が見られました。それまで敵対関係ではあったものの、メインキャラかつ人気キャラで、作中屈指の強さを持つ芥川龍之介が死亡するような状況になるとは思わなかったようです。
『文スト』の芥川龍之介が死亡及び吸血鬼したことについて、ショックだったという感想が見られました。作品のキャラが死亡したかどうかはぼかされることが多いですが、芥川龍之介は死亡した明言されており、さらには操られるという状況はファンにとって衝撃的だったようです。一方で、死因となった行動は芥川龍之介の重要な変化として好きだという意見もありました。
『文スト』の芥川龍之介が吸血鬼した件について、どのような形でもいいから復活して欲しいという意見がありました。現状は吸血鬼化の元を倒すとどうなるかわかっていませんが、吸血鬼として生き続けることになってもいいから、キャラとして完全に死亡しないで欲しい人は多いようです。
【文スト】芥川龍之介は死亡したが復活する可能性が高い
『文スト』の芥川龍之介は、黒獣を生み出す異能「羅生門」で凄まじい強さを持つポートマフィアの1人ですが、天人五衰編で福地桜痴の斬撃で死亡し、ブラム・ストーカーの異能から吸血鬼化されて操られてしまいます。そんな芥川龍之介が復活する可能性は残されていますが、今後の展開は未知数なままです。芥川龍之介がどうなるのかは、原作漫画の更新を待ちましょう。
この記事のライター
十文字猛
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。