【ブラッククローバー】強さランキングまとめ！最強キャラは誰なのか調査

ブラッククローバーは魔法が全てという世界の中で、魔力を持たない主人公が五つ葉の魔導書を持って頂点を目指す物語が描かれており、強大な力を持つ敵とのバトル描写は読む人に興奮や感動を与えてくれます。強さランキングをまとめていく前に、まずはブラッククローバーの作者と作品概要、あらすじについて紹介していきます。

ブラッククローバーを手掛けている作者は田畠裕基です。1984年7月30日に福岡県に生まれ、幼い頃は絵を描くか外で虫取り網を持っていたそうです。保育園の頃に友人が読んでいたドラゴンボールに影響され、学生になって漫画を描くようになると2005年に赤マルジャンプにてデビューを果たし、2015年にブラッククローバーの連載を開始しました。

ブラッククローバーは田畠裕基によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。魔法によって政治や権力が決まる世界を舞台に、魔力を持たない主人公が権力を求めて戦う物語が描かれており、2015年の初掲載から現在にかけて単行本34巻まで刊行されています。2022年1月には累計発行部数1700万部を記録し、アニメ化やゲーム化といったメディアミックスも展開されています。

かつて魔神の脅威に晒されていた人類は1人の魔導士によって救われ、その魔導士を魔法帝と呼ぶようになりました。それから魔法帝の地位が代々受け継がれていくと、孤児院で育った少年・アスタは友人のユノと共に魔法帝になることを夢見て魔導書の授与式に参加しました。しかし、アスタは魔力がないと宣告され魔法帝を諦めかけてしまいます。そこに盗賊が持っていた五つ葉の魔導書を手に入れると、半年後に魔法騎士団・黒の暴牛に入団して魔法帝への夢を再度追いかけていきます。

ブラッククローバーには魅力的でかっこいいキャラクターが多く登場しており、彼らにはそれぞれ固有の属性魔法や戦闘力が秘められています。ジャンプ漫画を愛する人にとっては登場キャラの強さランキングを1度は考えてしまうものでしょう。ここではブラッククローバーにおけるかっこいい最強キャラや敵の魔法や強さランキングTOP30～21を紹介していきます。

レオポルド・ヴァーミリオンは紅蓮の獅子王に所属する魔導士で、兄によく似た熱血漢です。経験が浅く未熟な面がありますが、成長速度やセンスには目を見張るものがありアスタの自称ライバルとして相応しい実力を身につけていきます。使用する炎魔法は回を増すごとに成長しており、ハート王国で修行して習得した真炎魔法・紅蓮噴火はハート王国国民を驚愕させるほどの規模の魔法を発現してみせました。

ランギルス・ヴォードは金色の夜明けの副団長でフィンラル・ルーラケイスの異母弟です。使用する空間魔法は小型のブラックホールのような球体で対象を削り取る能力があり、攻撃力においては上位に食い込みます。王撰騎士団選抜試験ではフィンラルを瀕死に追い込み、アスタとの対決もブラック化するまで優位に進めていました。

ゾラ・イデアーレは王撰騎士団選抜試験編にて初登場した魔導士です。相手を侮辱するような言動を取るシニカルな性格で、敗れた相手に対して辛辣ですが話している内容自体は正論で内側には強い正義心を隠し持ったかっこいいキャラです。使用する灰魔法は罠を生み出して敵を錯乱することができ、落とし穴やカウンター魔法、相手を麻痺させるという3種類の罠を巧みに使いこなします。

ガジャはハート王国に所属する魔導士で王国を守る零域の精霊守です。精霊守のリーダー格で女王・ロロペチカに対する忠誠心強さランキングではダントツと言えます。使用している雷魔法は独自の魔法術式を用いることで浮遊や魔法の追尾性能を強化することができ、絶大な威力を誇る真雷魔法をも発動することができます。

マグナ・スウィング黒の暴牛に所属しているヤンキー気質な魔導士です。グラサンがトレードマークでギャグシーンで割れることがお決まりとなっています。炎魔法をボール状にして投げたり接近戦ではバットを形作って戦ったりと野球のように使う特徴があり、火力では劣ってしまうものの得意な肉弾戦でダンテを単独で打ち倒たことがあります。

シャーロット・ローズレイは碧の野薔薇団長を務める美人魔導士です。ヤミに助けられたことから彼に惚れこんでおり、密かな恋心を内に秘めています。使用する荊魔法は剣から無数の荊を展開する能力を持ち、荊の物量と展開速度で相手を圧倒します。

ドロシー・アンズワースは珊瑚の孔雀の団長です。団長でありながら騎士団の実務は副団長に任せており、当の本人は常に眠っています。一方で夢魔法の使い手としてはとても強く、発動して対象を夢の世界へ連れていけば永遠の眠りに誘うことができます。魔法の能力においては最強クラスと言えるでしょう。

ヴァニカ・ゾグラティスはスペード王国を牛耳る漆黒の三極性の1人です。狂気的にまで好戦的な性格をしており、ノエルの母と交戦し殺害した張本人でもあります。血液魔法はノエルの海竜の咆哮を切り裂くほどの威力を誇りますが、より強烈な能力を持っているのが呪符魔法であり対象に呪いをかけることで死を与えることが可能です。

ナハト・ファウストは黒の暴牛の副団長を務める悪魔付きの魔法騎士です。黒髪をポニーテールに束ねたかっこいい美青年で、苦手な人間には辛辣に当たる性格をしています。ナハトの強さは影魔法に加えて悪魔同化を使用できるところにあり、契約した4体の悪魔の能力を最大限に引き出せば対象を影の世界に閉じ込めることができます。

バネッサ・エノテーカは黒の暴牛所属の酒乱魔女です。抜群のプロポーションを持つ美女で、敵の戦力を見極める能力に長けていることから味方に的確な指示を出すことができます。糸属性の魔法は対象を縛って拘束したり味方を引っ張って移動させたりと多彩な運用ができ、運命の赤い糸は対象の運命をも操るというチート能力を持ちます。

TOP30～21の時点で圧倒的な強さを持つキャラクターが多く登場していましたが、それより上位にはチート能力を持つキャラクターや作中で強敵に打ち勝つ活躍をしたかっこいいキャラクターが選ばれています。ここからはブラッククローバーにおけるかっこいい最強キャラや敵の魔法の強さランキングTOP20～11を紹介していきます。

ウィリアム・ヴァンジャンスは金色の夜明けの団長です。変人が多い騎士団の中で唯一の常識人であり、団員からも厚い信頼を置かれていて魔法帝に最も近い男とも称されています。世にも珍しい世界樹魔法の使い手で、創生した樹を意のままに操るという単純ながら強力な魔法を使うことができます。

ゼノン・ゾグラティスは漆黒の三極性の1人です。冷静沈着で残忍な人柄をしており、実力主義な思考で弱者に容赦がありません。使用する骨魔法は身体から生やした骨で物理攻撃を防ぐことができ、その硬度は圧倒的でダイヤモンド王国を襲撃した時には魔法騎士を相手にほぼ無傷で制圧しました。また、悪魔と契約したことで空間魔法も使用することができます。

ライアは白夜の魔眼において最強の3人と謳われる三魔眼の1人です。極度な面倒くさがり屋である一方で相手の嘘を見抜けるほどの観察眼を持っており、根は優しいとリヒトから称されています。使用する模倣魔法は相手の魔法をコピーできる能力で、1度模倣した魔法ならば自在に扱えるだけでなく三つ目を開眼させることで複数の魔法を同時発動することも可能になります。

ノエル・シルヴァは黒の暴牛の新人で本作のメインヒロインです。初登場時は傲岸不遜な態度が目立っていましたが、弱いものを蔑むことを何よりも嫌う優しい人物で熱心な努力家でもあります。水魔法の使い手で当初は膨大な魔力量を操ることが苦手とされていましたが、修行や戦闘経験の積み重ねによって課題が克服されていき現在では悪魔を倒す聖域・精霊同化を習得するまでに至っています。

リル・ボワモルティエは水色の幻鹿の団長です。最年少で団長に上り詰めた逸材で、凄まじい潜在能力を有していながら誰に対しても友好的に接するかっこいい人柄をしています。使用する絵画魔法は魔力を絵に変えて操る能力を持っており、リルが描ける限りの属性魔法を発動できるという万能性を秘めています。

ルチフェロは冥府と呼ばれる世界に存在する最上位悪魔です。悪魔の中でも最強と謳われており、グリフォトの樹を魔法で造り変えることで2つ目の冥府の門を開こうと企んでいます。重力魔法の使い手ですが、作中では冥府から現世に干渉して悪魔を操るという別の魔法を多く使用しており、クローバー王国の魔法騎士団団長7人を相手にしても返り討ちにするほどの強さを持っています。

ダンテ・ゾグラティスは漆黒の三極性のリーダー格です。人間の本質は悪と考える性悪説の信奉者で、自分に対する悪意すらも誉め言葉として受け止めます。使用する重力魔法は最上位悪魔ルチフェロを通じて発動しており、重力操作で自分や対象を浮かせたり岩石の真ん中に風穴を開けたりできるほか、重力特異点を発動すれば通り過ぎた山でさえも抉り取ることができます。

チャーミー・パピットソンは黒の暴牛の食いしん坊な女性魔導士です。食べ物に対する執着が強く料理を守る人間には好意を寄せてしまいます。属性魔法・綿と食を発動するとチャーミーの身体が大きくなり魔力を込めた拳は騎士団の中でも最強クラスの威力を誇ります。修行をした後には術式の力で相手の魔法を食らうことすら可能になり、攻守ともに盤石な強さを備えました。

ノゼル・シルヴァは銀翼の大鷲の団長です。凛々しくかっこいい顔をした美青年で、ノエルにとって兄に当たる存在でもあります。使用する水銀魔法は水銀を操る能力を持ち、雨のように降らせて攻撃したり槍に変形させて武器にしたりと汎用性が高いです。中でも必殺技・刑戮の銀星は不可避の監獄と呼ばれており、閉じ込めた相手に向けて無数の水銀や武器をお見舞いします。

フエゴレオン・ヴァーミリオンは紅蓮の獅子王の団長です。曲者揃いな騎士団団長の中で高潔かつ真面目な性格をしており、部下に対しても紳士的に向き合い有益なアドバイスを与えています。炎魔法の使い手としては最強の実力を誇っており、エルフ襲撃後にサラマンダーに選ばれてからは炎精霊魔法を扱えるようになりました。

魔法騎士団団長に魔女、悪魔付きなど、これまでの強さランキングにて名立たる魔導士が選ばれていきましたが、その残りも10人となりました。主人公のアスタなどまだ登場していないキャラクターの順位が気になっている人もいることでしょう。ここではブラッククローバーにおけるかっこいい最強キャラや敵の魔法や強さランキングTOP10～4を紹介していきます。

魔女王は魔女の森を治める長であり、全ての魔女にとって母のような存在です。素性や戦闘描写が少ないですが、エルフが絶滅する以前から生きており魔力も精霊と同等とされています。その規格外の魔力によって操るのが血液魔法で、血液を利用することで他者を操ることが可能です。作中ではその魔法でアスタや魔女たちの傷を治す活躍を見せており、その規模の大きさからして戦闘での実力が測り知れません。

ザグレドは言霊の悪魔と呼ばれる上位悪魔です。ルチフェロより格下の悪魔ではありますが、クローバー王国にて500年前から続いていた事件を起こした黒幕であり、エルフを虐殺しクローバー王国大臣に憑依して裏で支配していました。使用する言霊魔法は口にした事象を現実のものにする力を持っており、召喚や敵の攻撃の無効化、果ては対象を自害させることも可能で凶悪かつ最強の魔法と言えます。

ラック・ボルティアは黒の暴牛に所属している魔導士です。血みどろの戦いを好む戦闘狂で暴虐な性格をしていますが、アスタとノエルに救われたことから2人のことは信頼しています。ロータス曰くラックの雷魔法は汎用性と攻撃力に長けており、加えて高い戦闘センスを併せ持っています。また、わずか半年で真雷魔法を習得し、更なる修行で究極魔法をも手に入れると下級悪魔を瞬殺するほどの強さを身につけました。

ユノは金色の夜明けに所属する魔導士でアスタの幼馴染です。非常に負けず嫌いな性格をしており、孤児院にいた頃は常にアスタと張り合っていました。魔力の才能がなかったアスタに対してユノはエリートから一目置かれる才能を持っており、使用する風魔法は対象を吹き飛ばしたり竜巻を発生させることができます。また、精霊同化を会得した後は敵の攻撃を避けられるほどの高速移動や骨魔法の防御を貫通する攻撃を手に入れました。

アスタは黒の暴牛に所属する魔導士で本作の主人公です。暑苦しく騒がしい熱血漢で諦めないのが俺の魔法と豪語するほど粘り強い性格をしています。アスタには魔力がありませんが、五つ葉の魔導書から生まれる反魔法を利用することで相手の魔法を無効化することができます。戦闘時は反魔法が込められた大剣を使用しており、悪魔同化を果たした後は巨大な魔人を一刀両断するほどの強さを手に入れました。

ルミエル・シルヴァミリオン・クローバーは500年前にクローバー王国を統治した初代魔法帝です。王国には魔神を打ち倒した英雄として石像が建てられていましたが、その石像はルミエル本人であり500年の時を経て復活を遂げました。魔導士としては四つ葉の魔導書に選ばれた逸材で、光の速さで移動したりマナゾーンを習得していたりと戦闘能力も申し分なく光魔法の使い手としては最強です。

ヤミ・スケヒロは黒の暴牛の団長です。普段は気怠げな態度を取っていますが部下の実力を引き出す能力に長けており、ここぞの場面でアスタたちに成長を促す場面はかっこいいと人気です。闇魔法は魔法自体が引力を持つ性質であるためスピードがほぼ無いに等しいですが、その弱点を剣術でカバーした戦闘スタイルは一級品のものがあります。魔導士としても上級悪魔を倒すことができる冥域を習得しているため最強格と言えます。

強さランキングも残すところTOP3のみとなりました。上位3人には他のキャラクターとは破格の魔法を持っており、作中でもかっこいい活躍を披露しその実力を証明しています。ここではブラッククローバーにおけるかっこいい最強キャラや敵の魔法や強さランキングTOP3を紹介していきます。

メレオレオナ・ヴァーミリオンは紅蓮の獅子王の代理の団長です。熱血過ぎる女傑で向上心がない人に容赦がありませんが、周囲からは無冠無敗の女獅子と称され評価されています。実際にその実力は凄まじく、ブラックアスタを空中で撃墜したりライアを一方的にボコしてみせました。また、マナゾーン全開で放つ必殺技・灼熱腕煉獄深淵は魔神を倒すほどの威力を秘めています。

リヒトは白夜の魔眼の頭首です。普段は穏やかでミステリアスな雰囲気を醸し出していますが、その正体はエルフ族の長でありエルフを復活させるために人間への復讐心を募らせています。完全に目覚めていない状態でもアスタとユノを圧倒する実力を見せており、覚醒を果たした後には悪魔並みの強さとなりました。

ユリウス・ノヴァクロノはクローバー王国の魔法帝です。気さくで飄々とした魔法マニアですが、使用する時間魔法は対象から時間を奪うという唯一無二のもので戦闘センスもずば抜けています。パトリとの戦いでは傷つけたくないという理由から拘束魔法ばかり使っていましたが、それでも戦況を優位に進めていたためその圧倒的な魔法は作中最強と言えるでしょう。

これまでブラッククローバーにおける強さランキングをまとめてきましたが、読者の間ではどのキャラクターが最強と思われているのでしょうか。ここでは最強キャラに対する世間での評判や人気を調べるために、ネット上に投稿されている意見や考察を参照しまとめていきます。

ネット上ではブラッククローバー最強キャラの意見が割れています。比較的多く名前を挙げられているのはルチフェロとユリウス、リヒトなどでした。本記事におけるルチフェロは中位にランクインしていましたが、作中で戦闘シーンが描かれればこの順位が大きく変わる可能性が高いでしょう。

最強キャラ考察の他には最強キャラが活躍しているシーンをかっこいいと評する感想も寄せられていました。最強キャラであればたとえ敵側の人間だったとしても、圧倒的な強さでねじ伏せる光景に魅力を感じてしまうことでしょう。

一部のファンからはバネッサが最強ではないかと言われていました。バネッサは運命を操る能力を持っており、真価を発揮すれば魔女王だろうが悪魔だろうがバネッサに触れることすらできません。例外な魔法などが存在していますが、理論上負けない強さを持っていると言えるためこの意見は侮れないでしょう。

ブラッククローバーの強さランキング1位はかっこいいユリウスで、その他のキャラクターも最強クラスの魔法を有していました。敵、味方含めて強いキャラクターが多く登場している作品は他に少なく、その部分に魅力を感じているファンも多くいることでしょう。最強キャラに興味を持った人はぜひ独自の強さランキングを考察してみてください。