【ブラッククローバー】アスタのプロフィールまとめ!能力や正体についても
ブラッククローバーのアスタは魔導士の才能に恵まれなかったものの、反魔法の能力を持つ魔法剣で自分の未来を切り開いていくかっこいい主人公です。本記事ではブラッククローバーに登場するアスタの強さと能力、正体や母親との関係などについてまとめていきます。
目次
【ブラッククローバー】アスタとは?
ブラッククローバーは主人公が魔法帝と呼ばれる最強の魔法騎士の称号を目指す物語が描かれており、その主人公こそ本記事で紹介していくアスタです。ここではアスタのプロフィールと、ブラッククローバーの作品概要とあらすじを解説していきます。
アスタのプロフィール
- 誕生日:10月4日
- 星座:天秤座
- 血液型:A型
- 年齢:15歳→16歳(星果祭)→17歳(悪魔憑き編)→18歳(最終章)
- 身長:155cm
- 出身地:恵外界・ハージ村
- 好きなもの:シスター・リリー
アスタはブラッククローバーの主人公でハージ村の教会で育てられた孤児です。非常に暑苦しい熱血漢で、何事にも前向きで挫けることがありません。他人からの罵詈雑言を軽く流せるほど悪態に慣れていますが、一方で仲間や友人が悪く言われることには我慢できないタチで謝るよう詰め寄ることがあります。将来は魔法帝になることを夢見ており魔法を学ぶために黒の暴牛へ入団しています。
ブラッククローバーの概要
ブラッククローバーは田畠裕基によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。魔法に重点を置いたファンタジーバトル漫画として2015年から連載されており、2023年3月時点までに単行本34巻を刊行、2022年1月時点で世界累計発行部数1700万部を突破しています。
ブラッククローバーのあらすじ
かつて世界が魔神によって滅ぼされかけた時、1人の魔導士が魔神を撃退し世界を救いました。人々はその魔導士を魔法帝と呼んで代々その階級を受け継いでいきました。孤児として暮らしていたアスタは魔法帝になることを夢見て鍛錬を続けていき、15歳を迎えた時に魔導書が授与される式典に参加しました。しかし、アスタは魔導書を授与されませんでした。それでも諦めきれなかったアスタは魔法騎士団・黒の暴牛に加入し魔法帝までの一歩を踏み出します。
【ブラッククローバー】アスタの能力や強さ
ここからはブラッククローバーにおけるアスタの能力や強さについてまとめていきます。ブラッククローバーの世界では魔法の属性や会得している技の能力などからその人物の強さを図ることがほとんどですが、アスタの場合はその例から少し外れており異質な能力を持っています。
アスタの魔導書は五つ葉のクローバー
魔導書の授与式では何も与えられなかったアスタですが、その後ゴロツキとの戦いで五つ葉のクローバーの魔導書を手に入れます。本来魔導書に描かれているクローバーは三つ葉で、それぞれ誠実、希望、愛の意味が込められ、四つ葉には幸運が宿るとされています。五つ葉の場合は悪魔が宿っていると言われており、アスタは魔力を打ち消す剣を呼び出す能力を手に入れました。
アスタの強さ
授与式の時にアスタは魔導書に選ばれなかったどころか魔力が宿っていない体質であることを告げられます。晴れて魔力を持たない魔法使いとなったアスタですが、幼少期から鍛え上げた肉体は本物で、高い身体能力を活かした接近戦はかなりの強さを誇っています。また、自他ともに認めるアスタの1番の強さは『諦めが悪いこと』です。
アスタの剣の種類
アスタの魔導書からは魔法を無効化する剣を出現させる能力があり、戦闘では基本的にその剣を持って戦います。ブラッククローバー作中では『反魔力』と言われており、魔法が生み出したものであれば鋼鉄だろうと豆腐を斬るようにぶった切れます。また、ブラッククローバー本編の進行と共に剣の種類が増えていき、現在までに4種類登場しています。
剣の種類①断魔の剣
外見は鉄塊と形容できる漆黒の大剣で、馬鹿力であるアスタでさえも「重い」と言わしめるほどの重量があります。切れ味は最悪で剣として致命的ですが、魔法に対する効果は絶大でよほど鍛錬を積んでいない相手であればほぼ一撃で倒すことができます。また、岩石のような重量であることから剣本体を相手の身体の上に乗せるだけで実質拘束することも可能です。
剣の種類②宿魔の剣
ダンジョン攻略編にて手に入れた細身の剣で、大剣よりも軽量化され速度の速い魔法に対応できる反面決定打に欠けるという弱点があります。宿魔の剣の特性として刀身に魔力を吸収することができ、吸収した魔力は飛ぶ斬撃として攻撃に転用することが可能です。ブラッククローバー作中ではアスタがその能力に気付かず仲間の魔力を宿して使うことがありました。
剣の種類③滅魔の剣
白夜の魔眼のアジトで手に入れた先端が扇のように丸みを帯びた剣で、本来はリヒトが所持していたものでしたがなぜかアスタの魔導書に入っていました。反魔法の能力が逸脱しており、周囲の因果を断つ、つまり魔法を受けたという事実そのものを無効化する効果が備わっています。これによりアスタは既にかかった毒や転生魔法ですらも消し去ることができるようになりました。
剣の種類④斬魔の刀
ダンテ・ゾグラティスとの戦いにてヤミから受け取った日本刀です。斬りたいものだけを選んで斬れるという特殊能力が秘められており、反魔法の力を刀に宿らせて斬撃を放つことが可能です。現段階で最も謎が多い剣ですが、悪魔の力そのものを消し去る特性が発見されています。
アスタの技
ここからはアスタの技について解説します。アスタの技は7種類あり、持ち前の身体能力を駆使して、反魔力の能力を宿した剣を用いた技を繰り出します。アスタの技の7種類を詳しく見て行きましょう。
技①黒き流星(ブラックメテオライト)
黒き流星はアスタの覚醒状態・ブラックアスタの状態で放つ強烈な一撃です。反魔力が相手の魔力を辿るように自動追尾し、斬られた相手は魔力を失います。ブラッククローバー11巻のラドロス戦にて使用しました。
技②ミラーズ・スラッシュ
ゴーシュとの合体技で、ミラーズ・ブリゲイドによってアスタを複製し一斉に敵に切り込んでいきます。ブラッククローバー6巻のサリー戦にて使用しており、敵に逃げる隙を与えませんでした。
技③ブラックハリケーン
ブラックハリケーンは反魔力を込めた回転斬りを繰り出す技です。範囲内を攻撃するだけでなく周囲の魔法を1度に打ち消すことが可能で、防御技として万能な強さを持ちます。しかし、体内の反魔法エネルギーを全て放出するためブラック状態は解除されてしまいます。
技④ブラック・スラッシュ
ブラック・スラッシュは宿魔の剣に反魔力を込めて漆黒の斬撃を飛ばす技です。相手の魔法を吸収する特性を持つ宿魔の剣限定の技で、魔法を吸収する限り斬撃を飛ばせる性質から、複数人の軍兵相手にその真価を発揮しました。
技⑤片角(ワンホーン)ブル・スラスト
片角ブル・スラストは一点を貫く刺突技です。発動すると反魔力に引っ張られるようにアスタの身体が動くため、敵の肉体を粉砕できるほどの強さに反して自分で勢いを止められないという欠点があります。ブラッククローバー作中で初めて発動した時はメレオレオナが殴って止めています。
技⑥黒い流星群(ミラーズ・メテオライト)
黒い流星群はゴーシュのミラーズ・ブリゲイドとの連携技で、アスタの分身を幾つも生み出し必殺技・ブラック・メテオライトを放ちます。単体でも強力な技だった分、複数人に増えたことで追尾する数が増え、相手にとって非常に厄介な技となりました。
技⑦ブル・スラスト
ブル・スラストはフィンラルとバネッサとの合体技で、バネッサの糸の張力に引っ張られて相手に突っ込んでいき、フィンラルの空間魔法の補助を受けながら両手の剣を突き出し攻撃します。別名『暴牛の刺突』と呼び、糸の張力によって攻撃力が上昇しています。なお、片角ブル・スラストはこのブル・スラストを単独で繰り出せるように改良したことで初めて誕生した技です。
アスタの悪魔化(ブラックアスタ)
アスタが断魔の剣に宿る反魔法エネルギーを自身に巡らせることでブラックアスタになることができます。いわゆるアスタの強化形態であり、アスタ自身が反魔法になることであらゆる魔法を受けつけない破格の強さを手に入れます。その分反動も非常に大きく、変身時間に限りがあり連続の使用は不可能、更には1日に2回までという制限もあります。
【ブラッククローバー】アスタの正体
ブラッククローバーの世界では人々は体内に宿っている魔力を使って生活していることが普通ですが、アスタにはその魔力が宿っておらず授与式の時もそれを理由に正式な魔導書が与えられませんでした。彼に魔力がない理由は出生や父親、母親などに秘密が隠されています。ここではブラッククローバーにおけるアスタの正体についてまとめていきます。
アスタの出生や生い立ち
物心がつく前のアスタは後の親友となるユノと同じ日にハージ村の教会に捨てられていました。教会で育てられている間、アスタはユノと家族兼ライバルのような関係になっていき、将来魔法帝になるために一緒に修行を積んでいきました。この時点でアスタの父親と母親の正体は謎に包まれています。
アスタとリヒトの関係
アスタが持つ五つ葉の魔導書はかつてエルフ族の族長・リヒトが持っていたものです。リヒトは本来四つ葉の魔導書を持っていましたが、絶望の淵に陥った際に五つ葉に変わったと言われています。リヒトが生きていた頃から500年の月日が過ぎており、アスタが愛用している剣も当時に比べて錆だらけになっています。
アスタの正体は悪魔?
五つ葉の魔導書には悪魔が宿ると言われておりアスタの存在も奇異なものとし描かれています。アスタ自身は熱血的な好青年として描かれていますが、ブラッククローバー作中ではもう1つの人格のような黒いオーラを発したことがあり、魔女王に操られた時は悪魔のような姿になっていました。アスタの正体は不明ですが、体内には悪魔と関係する何かが眠っているのかもしれません。
アスタの父親は?
アスタの父親については現状描かれている内容が一切ありません。ネット上では王族説、エルフ説などが唱えられており正体を突き止めようと議論が続けられています。また、魔法帝ユリウスの正体と紐づいた考察が現在注目を集めています。
アスタの母親は?
アスタの母親はリチタと名前が判明しています。母親のリチタは生まれつき他者の生命力や魔力を奪ってしまう特異体質で周囲から疎まれていました。アスタを見捨てる選択をした理由も、この体質が災いすると考えたからと推察されます。なお、母親のリチタはリーベという悪魔を保護しますが、ルチフェロからリーベを守ろうとして命を落としました。
アスタが魔法を使えない理由
アスタが魔法を使えない理由は魔力を持たない体質で生まれたからです。ブラッククローバーの世界ではアスタのように魔法が使えない人が存在しており、彼らは魔法主義によって差別を受けています。その現状を理由にアスタは魔法帝になった際にみんなが認め合って笑い合える自由な国を造ると決意しています。
アスタの魔法書には悪魔リーベが宿る?
アスタの魔導書に宿る反魔法はリーベと呼ばれる悪魔に起因しています。リーベは元々最下級の悪魔の身で強い憎悪から反魔法を覚醒させた特殊な存在です。ブラックアスタの状態はアスタにリーベが憑りついている状態で、初期段階では初歩の技術でしたが修行を積んで現在は完全な悪魔化を習得しています。
アスタのモデル
アスタのモデルは神話に登場する悪魔のアスタロトです。アスタロトは民に災いをもたらしたり、国を分裂させるきっかけを生み出す存在として描かれており、悪魔らしい活躍が描かれています。
【ブラッククローバー】アスタの人物像や恋愛
アスタは読者の間で一級フラグ建築士と呼ばれるほど複数の女性キャラから好意を寄せられていますが、一方で本人は特定の人物にしか好意を寄せておらず恋愛事情が難航しています。ここではブラッククローバーにおけるアスタの人物像や恋愛についてまとめていきます。
アスタの性格
熱血漢と明朗快活が揃った性格をしており、どんなことにも前向きに考え相手の欠点よりも長所に目を向ける人格者な人柄をしています。特に諦めの悪さは作中随一のもので、その姿は仲間のみならず敵の思考を揺さぶるほどの影響力を持っています。
アスタとユノの関係
ユノとは同じ孤児という境遇を持ち、同じ教会で育ってきた家族のような存在です。魔法帝になるという夢を一緒に抱いてからは、互いに修行をして競い合うようなライバル関係になりました。授与式の時はユノにのみ魔導書が贈呈されましたが、その後はアスタが黒の暴牛、ユノが金色の夜明けに入団して魔法帝になるまでの競争を続けています。
アスタは女子にモテモテ?
アスタの前向きな性格は時に落ち込んだ異性にとって大きな支えになっており、次第に複数の女子から好意を向けられるようになりました。現時点でノエル、ミモザ、レベッカ、マリー、カホノ、セクレから好意を向けられていますが、本人はその気持ちに全く気付いていません。
アスタはシスターが好き?
女性陣からの好意に気付かないアスタですが、恋愛に無頓着というわけではなく自身は自分を育ててくれたシスター・リリーに想いを寄せています。実際に告白をしたこともありますが、何度アタックしても軽く受け流されています。
【ブラッククローバー】アスタの声優
アスタの声優にはアニメ版とOVA版、少年ジャンプ公式PVそれぞれ別の声優が起用されており、更には幼少期アスタもいることで計5人の声優が演じていますが、ここではアニメ版ブラッククローバーのアスタの声優についてまとめていきます。
アスタの声優は「梶原岳人」
アニメ版にてアスタを演じている声優は梶原岳人(かじわらがくと)さんです。2017年からデビューを果たした若き声優で、限られた時間や経験の中で才能を遺憾なく発揮し数々の作品に出演を果たしている実力派です。
梶原岳人のプロフィール
- 性別:男性
- 出身地:大阪府枚方市
- 生年月日:1994年11月28日
- 血液型:B型
- 身長:178cm
- 事務所:東京俳優生活協同組合
- デビュー時期:2017年
梶原岳人の主な出演作品
- 森羅日下部(炎炎ノ消防隊)
- 竜ヶ崎ヒイロ(シャドウバース)
- オリアス・オズワール(魔入りました!入間くん)
- 只野仁人(古見さんは、コミュ症です。)
- 天城一彩(あんさんぶるスターズ!!)
【ブラッククローバー】アスタに対する世間での評判や人気
アスタの強さや能力、正体に魔力を持たない理由などについてまとめてきましたが、彼の存在や活躍についてファンはどのように思っているのでしょうか。ここではアスタに対する世間での評判について実際に寄せられているコメントを参照し、人気の理由などをまとめていきます。
アスタはかっこいい主人公と言われ評判を受けています。どんな窮地でも諦めようとせず、仲間のピンチに必ず助けに行く姿が多くのファンの印象に残っており、肉体のみならず精神的な強さが評価されています。前向きな好青年というだけで他の理由が必要ないくらい読者に好印象を与えていることでしょう。
ジャンプ漫画の中でもアスタはかなり努力型の主人公と言われています。作中では彼が修行して強くなる描写が多く描かれており、魔力を持たない理由を考えようとせずただひたすらに鍛錬して強くなっていく姿に尊敬の念すら寄せられています。
物語が進むにつれて、アスタの正体や母親に興味を持つコメントが多く寄せられていました。元々アスタの母親リチタは悪魔の回想シーンにて初登場しており、彼女がアスタの母親であることは最後まで明かされていませんでした。母親が明かされたことで、これからアスタの正体とその理由が少しずつ明かされていくのではないかと期待が寄せられています。
【ブラッククローバー】アスタは強い主人公だった
アスタは不屈の精神を持った努力型主人公であり、反魔法の能力で成り上がっていくかっこいいキャラクターでした。彼の正体や体質の理由にはまだ謎が多く、悪魔による反魔法の力や母親や父親の正体などに伏線が隠されていそうです。これからのブラッククローバーでは彼の正体に注目しながら、引き続き魔法帝まで上り詰めていく様子を見守っていきましょう。
この記事のライター
zeile
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