【ベルセルク】シラットの強さを徹底調査!登場キャラとの関係性も解説
『ベルセルク』に登場するシラットは、バーキラカ一族の首領で並外れた体術と数々の武器を駆使した戦いで強さを見せます。この記事ではそんなシラットの活躍を、主人公のガッツら登場人物との関係や『ベルセルク』作中の名言を引用し、紹介していきます。
目次
【ベルセルク】シラットとは?
まずはシラットの簡単なプロフィールと、『ベルセルク』の概要を紹介します。バーキラカ一族として、主人公のガッツや、ガッツの宿敵となったグリフィスらとは別の角度から『ベルセルク』の物語に関係し、活躍します。シラットとはどのような強さを持ったキャラクターなのでしょうか。
シラットのプロフィール
シラットは暗殺集団であるバーキラカ一族の首領の息子として生まれ、『ベルセルク』には一族の復権を目指す首領として登場しています。初登場時は地方領主が開く武道大会に参加し勝ち進むなど、卓越した体術と複数の武器を駆使して戦う手練れの戦士として描かれています。
ベルセルクの概要
『ベルセルク』は三浦建太郎氏原作の日本の漫画作品です。「月刊アニマルハウス」にて1989年から連載開始、1992年からの「ヤングアニマル」への誌名変更後も約30年にわたり連載が続いた大人気作品です。細部まで丁寧に書き込まれた、迫力のある重厚長大なダークファンタジーの世界観が人気を博し、日本だけでなく世界中からファンの支持を得ています。コミックス累計発行部数は5500万部以上で、アニメ、映画、ゲームなど多岐にわたって展開している作品です。
ベルセルクのあらすじ
「黒い剣士」として恐れられているガッツは、身の丈を越える巨大な剣を振り回す、隻腕で隻眼の旅の剣士です。かつて自身が所属した鷹の団の団長、グリフィスとゴッド・ハンドへの復讐を胸に、異形の存在である使徒らをなぎ倒しつつ、妖精のパックとともに旅を続けるのでした。『ベルセルク』の物語はガッツの過去や、そこで関係した様々な登場人物を通じて繰り広げられます。
【ベルセルク】シラットの人物像や活躍・強さ
続いては、シラットという人物の『ベルセルク』での活躍や強さ、名言について詳しく見ていきます。また、シラットの過去や、彼がおかれている状況について、作中の描写や放たれた名言をもとに解説します。
シラットの性格や人物像
シラットは、長い歴史を持つ暗殺集団であるバーキラカ一族首領の嫡子として生まれました。そのため一族に誇りを持ち、自分たちの立場が弱くなった中でも凛とした態度を崩さない強さを持った性格です。ターバンとマスクで顔の大部分を覆っており表情はわかりづらいですが、戦いの中であっても常に冷静で居られる精神力を持ち合わせています。
シラットの名言「人智が及ばぬものに…」
人智が及ばぬものに委ねて良いのかとな
出典: koryamata.jp
続いてシラットの名言を紹介します。上記の名言は、クシャーン帝国から新生鷹の団に恭順したジャリフとの会話にて発せられたものです。ジャリフの前に立ちはだかったシラットですが、ジャリフは交戦することなくシラットに鷹の団へ加入することを勧めます。ジャリフは鷹(グリフィス)が導く世界は、人知の及ばない誰も見たことのないものだと説きます。しかし、シラットは技と肉体を鍛えた自分たちは、人智の及ばない世界に身を委ねることに疑問を感じると答えたのが、この名言です。
シラットの能力や強さ
シラットの強さは、複数の特殊な武器を瞬時に使い分ける体術にあります。握りの先に大きな刃がついたジャマダハル、指で操り飛ばす円形のチャクラム、複数の長い刃が鞭のようにしなるウルミンなど、独特の形状で使いこなすにはかなりの修練が必要と考えられる武器を使いこなします。初登場時には、武道大会で「爆殺王」の異名を持つヴァランシャを圧倒するなど、暗殺集団バーキラカの首領にふさわしい高い戦闘能力を見せています。
バーキラカ一族が奴隷になった理由や過去
バーキラカ一族は、元々クシャーン帝国に属する暗殺集団でした。しかし、過去の権力闘争に敗れてしまい、それが原因で帝国の奴隷として働かざるを得ない地位に落ちぶれてしまいました。シラットはバーキラカ一族の復権を果たすため、各所の戦闘で武勲を立てようと戦いに身を投じているのでした。シラットのストイックな強さは、そういったバーキラカ一族の過去に由来しています。
【ベルセルク】シラットと登場キャラとの関係性
次にシラットと『ベルセルク』の他の登場キャラとの関係性を見ていきます。バーキラカ一族の首領として、戦闘に身を費やすシラットは、果たして他のキャラクターたちとどのように絡み、どういった関係性を築いたのでしょうか。ここでは3人のキャラクターとの関係を、原作の描写をもとに紹介します。
シラットとガッツの関係性
まずは主人公ガッツとの関係から紹介します。二人は、とある武道大会の会場にて出会います。高い戦闘能力で武道大会を勝ち進むシラットに、どこからともなく現れたガッツが飛び入りで挑戦します。結果はガッツが勝利しシラットは苦汁をなめます。その後、没落した鷹の団の討伐を命じられたシラットは、一族とともに森の中で鷹の団を襲撃、団長の代理を務めるキャスカを組み伏せます。そこにまたガッツが現れキャスカを救出、シラットは武器を駆使して戦うも、再度ガッツに敗れてしまいます。
シラットとリッケルトの関係性
生まれ変わったグリフィスと袂を分かったリッケルトとも、シラットは関与します。かつての鷹の団を裏切る形となったグリフィスに、リッケルトは別れを告げますが、それにより新生鷹の団のロクスの恨みを買い、命を狙われることとなります。ラクシャスに襲われそうになったリッケルトを救ったのはシラットでした。リッケルトはエリカを守らねばらならず、そのためには安全な場所に移る必要があります。そこで、移動先としてシラットが提案したのはバーキラカ一族の隠れ里でした。
シラットとターパサの関係性
シラットとターパサは主人と従者の関係です。ターパサは常にシラットに付き従う4人の側近で、筋骨隆々の大男です。極限まで鍛え上げた肉体で、甲冑をもこぶしで砕くほどの怪力を持っています。4人はほぼ同じ見た目をしていますが、額の紋章はそれぞれ異なっています。また、ターパサはシラットを「若」と呼んでいるため、長きにわたってシラットに従っていることが推察されます。
【ベルセルク】シラットの声優
ここからはアニメ版の『ベルセルク』にて、バーキラカ一族の首領シラットを演じた声優を紹介します。鍛えぬいた肉体と戦技で、一族の復権を目指す誇り高さと強さを兼ね備えたシラットを担当した声優は誰なのでしょうか。そのプロフィールや代表作なども合わせて紹介します。
シラットの声優は「中村悠一」
アニメ『ベルセルク』でシラットを演じたのは、声優の中村悠一さんです。中村悠一さんは数々のアニメ作品への出演やナレーションを行う人気男性声優です。さわやかな声や迫力のある声で、数々の人気作品に出演しており、多くのアニメファンから高い支持を得ています。
中村悠一のプロフィール
- 名前:中村悠一(なかむらゆういち)
- 誕生日:2月20日
- 出身地:香川県
- 所属:インテンション
中村悠一さんはインテンション所属の声優、ナレーターです。香川県出身で数々の人気作品で主要キャラを務め、多くのファンを持つ男性声優です。アニメ作品以外でもバラエティー番組のナレーター、海外映画の吹き替えや、YouTubeでの動画配信など様々なコンテンツで活躍の幅を広げています。
中村悠一の主な出演作品
中村悠一さんの主な出演作品は『おおきく振りかぶって(阿部隆也)』、『おそ松さん(松野カラ松)』、『僕のヒーローアカデミア(ホークス)』、『東京喰種トーキョーグール(四方蓮示)』、『Dr.STONE(獅子王司)』、『呪術廻戦(五条悟)』などです。そのほか、海外映画作品でクリス・エヴァンスの吹き替えや、テレビ番組のナレーターなどでも多く活躍しています。
【ベルセルク】シラットに対する世間での評判や人気
『ベルセルク』ファンにおけるシラットは、独特の武器を使いこなす達人として認識されています。チャクラムやジャマダハル、ウルミンなど形状が特殊な武器がロマン武器でかっこいいと評判で、人気の秘訣となっています。それらを扱うシラット自身の強さもさることながら、次々と変わった武器を繰り出すシラットは『ベルセルク』の中でも強い存在感を放つキャラクターです。
シラットがリッケルトと関係してくるストーリー展開に驚く『ベルセルク』ファンの感想も目立ちます。シラットは主人公のガッツや、ガッツのかつての友で宿敵のグリフィスと、そのいずれにも加担しないキャラクターとして物語に関与し活躍します。それにより、ストーリー上意外なキャラクターとの関係性が展開を面白くさせている、といった意見もSNSで見られました。
シラットはガッツに敗れたことで自身の慢心と驕りを認め、鍛錬を欠かさないようになったと作中で語ります。バーキラカ一族復権のため、ストイックに鍛錬と戦闘を繰り返す強さ、それらを表す名言などが、残忍な性格を持つキャラクターの多い『ベルセルク』の中でも異色であると、ファンの意見が散見されます。
【ベルセルク】シラットはバーキラカー族の強いキャラだった
『ベルセルク』に登場するバーキラカ一族のシラットは、様々な武器を使いこなし、体術に優れた強さを持つ戦士でした。暗殺集団として名をはせた一族を、かつてのように活躍させるため、シラットはストイックに鍛錬と戦いを続けます。異形の存在である使徒や、人間であっても残酷な思想を持つキャラクターの多い『ベルセルク』の物語の中で、暗殺者であっても芯の通ったシラットは多くのファンに愛されています。
この記事のライター
PP西村
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