【暗殺教室】浅野学秀の魅力まとめ！理事長との親子関係や声優情報も紹介

まずは暗殺教室に登場する浅野学秀の概要についてまとめていきます。彼の性格や能力についてはもちろん、7年後経ったその後についても見ていきます。暗殺教室で何度もE組と戦ってきた浅野学秀はどんな人物だったのか？なぜ何度もE組に目をつけていたのか？性格には表裏があるとか？それらの真相を知るためにも早速プロフィールから見ていきます。

浅野学秀は椚ヶ丘中学校のA組所属で生徒会長を務めています。A組は特進クラスで中でも彼は五英傑と呼ばれる学力5トップの中の圧倒的リーダーであり、学力においては他の追随を許さないほど優秀です。理事長の浅野學峯とは親子関係にあり絶対的支配者の性格を受けついだからか将来の夢は全ての人の役職を決められる立場であり、その時の父親の役職はわらじを懐で温めておいて自分の外出時に出す係、そしてそれを履かないと語っています。

浅野学秀には表向きの顔と裏の顔という二面性があることが特徴です。暗殺教室には数多くのキャラクターが登場しますが、彼のように表裏一体でありつつ作中でもそんな場面が多く描かれたキャラクターは彼以外にいませんでした。裏の顔はなんとも腹黒いもので一部のファンには人気のようです。

表向きの性格はあくまで爽やかで模範的な優等生として周りにも振る舞っていました。全国模試1位で中間試験も学年1位。誰もが彼を秀才と認めるほど暗殺教室屈指の頭脳を持っており、周囲からの人望もとても厚く彼を信頼している人も多いです。

表では優等生として振る舞っているものの、その裏ではクラスメイトや五英傑の仲間でさえも自分の手駒として考えているような腹黒さがあります。何を考えるにも自分中心で何よりプライドが高く自分が下であることを嫌がる。実の父親でさえも自身の支配下に置こうと企むほどで、他人への不信感や懐疑心が強く自分と異なる意見には暴君的な振る舞いもしていました。彼の性格的に手加減という言葉が存在しないのです。

暗殺教室では生徒たちの中学を卒業したその後の姿が描かれています。浅野学秀は暗殺教室作中でE組の赤羽業と一騎打ちする場面が要所要所にありましたが、中学時代の最後の戦いで自身の能力を過信した末にE組の赤羽業に首位の座を明け渡してしまいました。そんな二人の学力勝負は二人が同じ椚ヶ丘高校に入学したその後も繰り広げられたそうです。

卒業したその後は理系大学の世界最高峰であるアメリカマサチューセッツ工科大学に入学しています。その後は有名企業のオファーを断り自らの手で起業を決意。将来の夢でも語っていた絶対的支配の立場を目指そうとしている根端がこの行動に現れています。 

暗殺教室は漫画を原作にした人気サスペンスコメディ学園ものです。進学校椚ヶ丘中学校に設立されたE組制度は、成績や素行不良の生徒が集められたエンドのE組で、そこに落ちれば人生の落ちこぼれとして扱われます。そんなある日E組に謎の超生物『殺せんせー』が担任と名乗って出現し、防衛省はE組に彼の暗殺を頼みました。成功報酬は百億円。その言葉につられた生徒たちとタコのような生き物殺せんせーの暗殺教室が始まったのです。

漫画として大ヒットという成功を収めるとアニメ版が公開されました。そこで更なる話題性が広まると今度は実写映画化も決定し、豪華なキャストが集められたことで話題は瞬く間に全国に波及。暗殺教室は漫画だけでなくアニメや映画としても人気な作品です。

ここからは浅野学秀の魅力について深く掘り下げていきます。理事長の遺伝子とも呼ばれた彼の成績は実際どれほどのものだったのか。中間、期末試験の結果をもとにその能力の高さを明らかにしつつ五英傑やE組との関係性もまとめていきます。

椚ヶ丘中学校は国内でも有数の進学校であり、A組は更にその特進クラス。成績トップの者にのみ所属が認められるクラスです。そんな中浅野学秀はA組の頂点に君臨しており全国模試も1位という成績を残しています。中間、期末試験でも教科ごとに1位を連発。当然総合順位も首位を独占。海外の友人関係から英語、フランス語、ポルトガル語、韓国語も話せるそうです。

浅野学秀は成績だけでなくリーダーセンスも持ち合わせています。彼に向けられた信頼感には優秀な成績も裏づいていますが、彼の親子関係にもある縦社会で育ってきたせいで上下関係以外の人の繋がりに疎い部分があり、クラスメイト及び学校の生徒たちに向けて対等な繋がりだと見てはいませんでした。仲間意識を持っていなかった彼の性格はE組の生徒たちとは対極の立場でした。

暗殺教室にて学力トップの集団として目立っていた五英傑。浅野学秀もそれに所属しておりそのリーダー的存在でした。試験が迫って来る度E組と戦うことになり、五英傑のメンバーと共にクラスメイトに勉強を教えていました。このおかげもありA組生徒は常に成績上位を独占していました。

五英傑とは椚ヶ丘中学3年A組の上位5名を一括りにした通称です。成績優秀者が集められたA組の中でも科目ごとに秀でた成績を収める5人が選ばれています。ただ、E組の生徒からは五英傑とは名ばかりで結局は浅野1人ですべて完結していて、彼を倒さないと学年トップは取れないと言われていました。

E組とは敵対関係であり試験や文化祭など、学校イベントが起こる度に勝負や賭けをしていました。本来ならばただの落ちこぼれのクラスに彼が苦戦することはありませんが、殺せんせーが関与したり磯貝悠馬や赤羽業の存在があったおかげでE組への敵対心は次第に高まっていき、いつしか無視できない存在だと認識するようになります。

1学期期末試験で浅野学秀は理事長からA組全体の成績向上を指示されます。その指示から浅野は父親が必要以上にE組に介入していることに気づき、父親の口からそれを聞きだせないと分かるとE組との賭けを利用して理事長を支配しようと考えました。しかし実際の試験で賭けに敗北してしまうと、そこからE組に対して強い敵対心を抱くようになります。

ここからは理事長の浅野學峯との関係性についてまとめていきます。息子に宿ったプライドの高さは父親の影響が強いようですが、浅野學峯は一体どういった人物で浅野学秀とどういった親子関係を築いているのでしょうか？常人には考えられない中々複雑な親子関係を紐解いていきます。

4月12日生まれで身長183cm、体重76kg。椚ヶ丘学園理事長を務めており大学はハーバード大学を卒業しています。趣味、特技は教育と経営、保持している資格はここでは書ききれないほどの数があり、三連休を利用した際は野菜ソムリエやジャンボジェット操縦資格などを取得したこともあります。座右の銘は『明日死ぬつもりで生き、永遠に生き続けるつもりで学べ』。あらゆることに秀でた完璧超人です。

親子の関係でありながらお互いに「浅野君」「理事長」とよそよそしく呼び合ったりしていて、二人の関係は親子を逸脱した険悪な関係にあります。互いが互いに強い支配欲を抱いており、自分たちが親子だろうと支配する対象であることに変わりなく会話をするシーンが訪れる度おぞましい雰囲気を漂わせています。

E組との勝負に何度も負け続けていくと理事長は常軌を逸した手段でA組に『指導』を施していきます。そのやり方に浅野学秀も歪んでいると呟きE組に頭を下げてまで父親の教育方針を否定してほしいと頼みこみました。そうして勝負の日を迎えA組の敗北が決まると、理事長は勢い余って息子を殴り飛ばしてしまいますが浅野学秀は「やっと父親らしい顔が見れた」と語ります。その日から忌み嫌っていた理事長を「父さん」と呼ぶようになりその後の関係は改善に向かっているそうです。

ここからは浅野学秀が口にした名言についてまとめていきます。暗殺教室には多くの名言がありファンから人生のタメになると称賛されていますが、敵のポジションにいた彼からも際立った名言があるようです。実際に彼の発した言葉から四つの名言をここでは抜粋していきます。

暗殺教室第15話『期末の時間』でのセリフから「弱みを握って支配してやる。なにせ父さん、僕は貴方の子ですから」という名言があります。理事長から各教科のトップを独占するよう指示された際に、自分は指示されるだけの存在じゃないことを明確に表しています。親子の関係を的確に示した名言でもあるでしょう。

「どんな相手も本気を出して向き合おう！それが皆を照らす僕らA組の義務なんだ！」。この名言は彼の表向きの顔から出た虚言であり、裏に腹黒さを含めた名言となっています。A組は校内でも模範とされるべき存在だと口にしておきながら、その発言でクラスメイトの信頼を得て自らの野望に近づこうとしていたわけです。

第16話『終業の時間・1学期』にて数学テストを前にした場面。E組には赤羽業という浅野に劣らない学力を持つ人物がおり二人はライバル的関係でした。そんな彼に負けないという絶対の自信を「僕には数学はもとより全教科死角はない。クラス対決も頂上対決を圧勝で制しE組には父を支配する駒として働いてもらう！」と心の中で言葉にしています。支配する者として覚悟が固まっていると分かる名言であり、豪語している姿も彼に似合っています。

期末試験を前に理事長との確執からどうしても負けられなかった浅野学秀。もう後が残されてない背水の陣で臨もうとしている時に出たのが「僕は負けない。すべての者に勝ち続ける」という名言です。プライドが高くともそれは己の自信ある性格から来たもので、決して借り物の実力で勝負するわけではない彼の性格的な強さを示した名言です。

以上で名言をまとめましたが、ここからはアニメ版暗殺教室で浅野学秀を務めた声優についてまとめていきます。実際の上記の名言を口にした声優は誰だったのか？その人物は最近人気急上昇中の声優さんです。

アニメ暗殺教室で浅野学秀の声を担当したのは宮野真守（みやのまもる）さんです。最近ではテレビ番組に出演することも多くなっている今注目を浴びてる声優です。声色の幅がとても広いことで有名で、イケメンキャラからちょっと抜けてるキャラやおちゃらけたキャラクターまで、今まで演じてきたキャラクターは多種多様です。

埼玉県出身の1983年6月8日生まれ。声優以外に俳優や歌手、ナレーターをしていることもあります。ファンからはマモ、マモちゃんと愛称で呼ばれており、所属事務所は『劇団ひまわり』です。声優デビューをしたのは高校3年生の時で、その後声優アワード主演男優賞と東京国際アニメフェア2008や東京アニメアワード個人賞を受賞しています。

デビューしたその後、ゲーム『キングダムハーツ』のリク役を演じじわじわ注目を集めると、2006年には彼の代表作のアニメ『DEATH NOTE』の夜神月役を演じました。その他にも『アイシールド21』桜庭春人、『亜人』永井圭、『イナズマイレブン』吹雪士郎など、数々の主演を果たしています。

以上で浅野学秀の魅力についてまとめることができました。ここからは浅野学秀の世間での評判や人気について実際にファンの声を聞きながら迫っていきます。プライドが高く支配者としての道を歩んでいった浅野学秀。暗殺教室では主人公たちに敵対していながら意外なほど人気が集まっていたそうです。

浅野学秀をイチオシしているファンの間で最も多かった意見が顔に関するものでした。秀でた能力や二面性のある性格ばかりが目立ちがちではありますが、浅野学秀は顔立ちもE組の名だたるイケメン生徒に匹敵するくらい整っています。顔がいいのはやはり人を寄せ付けるのでしょう。

この方はあるシーンに影響を受けて浅野学秀が好きになったそうです。暗殺教室の最終回にて、殺せんせーの正体が世間に知れ渡ってしまったことでE組生徒たちは数多くのメディアに囲まれてしまいますが、そこで助けに入ったのが浅野学秀率いる五英傑でした。それまで争っていた間柄であったに関わらずE組を助けたという熱いシチュエーションに心震えたファンも多いです。

ここでは暗殺教室本編では見られない、浅野学秀がもしも〇〇だったらについて考えていきます。彼が本編中に実際にしてきた言動や性格を元にして、それぞれ「弟」、「彼氏」、「部活の先輩」に分けて見ていきます。作中やその後でも見られない彼は一体どんな存在になり得たのでしょうか？

浅野学秀の家族関係は主に理事長である父親との描写が多かったですが、そこから彼が弟だった場合を考えるとかなり強情な弟になっていたと思います。父親でかつ理事長という立場にも歯向かおうとしていたわけですから、兄弟相手でも自分が支配する側に回ろうとしてくるはずです。表向きは笑顔であろうとも少しピリピリした関係になるかもしれません。

彼氏彼女の関係というのは互いの合意の上で成り立つはずなので、浅野学秀が彼氏の場合は二面性の性格がさすがに薄まるのではと思います。浅野学秀は完璧に近い男なのでその彼女になれば随分と頼りがいがありそうです。それでも彼の性格の根底にあるのは支配欲なので、彼女側が取り仕切ろうとするのは嫌がるかもしれません。

浅野学秀は運動神経も優れているので、運動系でも文科系でもどんな種類の部活でも頼れる先輩になっていることは間違いないと思います。A組の生徒たちに勉強を教えた際も学力トップを独占させた実績もあるので、教え方も抜群に上手いはずです。仮に素人から入った後輩でも向上心さえあればプロ手前のレベルまで成長させてくれるかもしれません。

名門校の生徒会長浅野学秀は秀才でありながら腹黒い二面性を持った人物でした。文武両道に秀でた非の打ち所がない完璧な存在ですが父親との関係は険悪的で普通の家族とは呼びづらい関係でもありました。卒業したその後の関係が気になるというファンも多いですが、E組との戦いから成長した浅野学秀ならそう悪い方向にも進んでいないでしょう。暗殺教室を浅野学秀を中心に見ていくとより面白いものになるかもしれませんので気になった方はぜひ見直してみてください。