【スパイファミリー】シャロンの人物像を考察！ヨルの同僚？声優も紹介

まずはスパイファミリー作中で明らかにされているシャロンの簡単なプロフィールと、スパイファミリーという漫画、アニメ作品の概要、あらすじを紹介します。

シャロンはヨル・ブライアが表の顔として勤務しているバーリント市役所の同僚です。年齢は明らかにされていませんが、既婚者で子供が二人以上いるようです。長い黒髪と眼鏡が特徴です。ヨル、カミラ、ミリーと給湯室のような場所で休憩中によく会話しており、喫煙者です。夫は正式に登場していませんが、家の食事は家政婦が作っている、上の子供がイーデンを受験する、という情報から裕福な家庭であると推測できます。

漫画スパイファミリーは「少年ジャンプ＋」（集英社）で2019年から掲載を開始した作品で、2022年12月現在も好評連載中です。連載開始当初から人気を博し、2022年10月にコミックス累計発行部数は2,700万部を突破、2022年4月からアニメ第1クールが放送を開始し、同年10月から現在、第2クールが絶賛放映中です。2023年3月には舞台化も発表されており、今後もスパイファミリーは多数のメディアミックス化が展開される作品です。

東のオスタニアと西のウェスタリスは長期の冷戦下、情報戦、暗殺、スパイ工作が日々繰り広げられています。ウェスタリスの秘密組織ワイズのスパイであるコードネーム「黄昏（たそがれ）」は両国に再び戦火を持ち込もうとするデズモンドを阻止するよう任務が下されます。デズモンドに、彼の息子を通じて接触するため、黄昏は急ぎ偽装家族を作ります。他人の心を読める娘アーニャ、暗殺者の妻ヨルと知り合いますが、3人は互いに自分の正体を隠したまま、生活を送ることとなります。

ここからは、ヨルの職場の同僚として登場するシャロンの性格や作中の活躍について、スパイファミリー原作やアニメの実際のシーンで明らかにされていることおよび、考察などを紹介していきます。

シャロンはヨルの同僚として登場します。彼氏がいないヨルをからかうカミラやミリーと違い冷めた様子で、煙草をふかし会話を眺めています。クールな性格をしており、カミラたちのようにヨルを直接挑発したり、馬鹿にしたりすることはありません。既婚者で子供もいるため、落ち着いた態度です。

シャロンが務めている勤務先は、東国オスタニアの首都であるバーリントの市役所です。彼女の勤務中の細かい描写はありませんが、同僚としてヨル、カミラ、ミリーと給湯室で会話する休憩中のシーンがあります。

カミラのホームパーティーにもシャロンとミリーは出席します。シャロンは息子が、名門イーデン校を受験することを周囲に自慢しているシーンがあり、パーティーにも子供を連れてきている様子でしたが、夫が出席しているかどうかは明確にされませんでした。

次はシャロンとヨル、また市役所に勤務する他のキャラクターたちとの関係性を、スパイファミリー作中で明らかにされている描写をもとに考察していきます。

シャロンとヨルの直接の会話はほとんどなく、また口数の多いキャラクターではないため、二人の関係性の良し悪しは直接的には見えてきません。しかし、カミラがヨルにパートナーと一緒にパーティーに来てと嫌味を言った際に「ハードル高すぎじゃん」と発言していること、パーティーに一人で来たヨルに対して「あの人が男とかハッタリだと思った」とヨルが彼氏がいないと決めつけていたこと、などからヨルを見下している態度が出ています。

シャロンはカミラのホームパーティーに出席するなど、仕事以外でもある程度の関りは持っており、お互いため口で会話する間柄ではあります。カミラはパーティーに一人で出席したヨルを陰で、出生率を下げるためのスパイだと揶揄した際に呆れつつほっときなさい、と流します。特別仲が良いというわけではないものの、口の悪いカミラをたしなめる少しお姉さん的な立ち位置であると推測できます。

市役所のもう一人の同僚、ミリーとの関係はどうでしょうか。ミリーの、課長にエロい目で見られるとの愚痴に、シャロンは「短いスカートを履くから」と冷静に返します。ミリーはシャロンを呼び捨てにしており、二人は互いに敬語を使わない間柄ですが、やはりカミラとの関係性と同様、シャロンは二人よりも落ち着いた、少し年長者の立ち位置にいることがわかります。

続いて、アニメスパイファミリーにてシャロンを演じる声優について解説します。声優さんのプロフィールおよび他の出演作品についても紹介します。

スパイファミリーのアニメ版でシャロンの声を演じる声優は「熊谷海麗」さんです。きりっとハリのある大人の女性の声からあどけない少年の声まで幅広く演じており、アニメ以外でも海外の大作映画の吹き替えでも多数出演している実力派の声優です。

スパイファミリーでシャロンを、その大人の落ち着いた演技で声をあてる熊谷海麗さんは、静岡県浜松市の出身です。趣味は料理と登山、特技はiPhoneの修理と殺陣であると、ケンユウオフィスのプロフィールにて公表されています。

熊谷海麗さんはスパイファミリーではシャロン以外でも、ヨルの弟ユーリの幼少期やイーデン校の生徒役など、少年役もこなせる実力を活かし、声優として複数のキャラクターを演じています。スパイファミリー以外の作品では「NARUTO～ナルト～疾風伝」や「宇宙兄弟」などの人気作品のほか、「ラ・ラ・ランド」「アンダー・ザ・シルバーレイク」、「名探偵ピカチュウ」などの海外映画の吹き替えでも多数、出演しています。

ここからはシャロンの息子について明らかにされていること、推測されることをスパイファミリー作中のシーンから取り上げ、現時点でわかっている範囲で、その存在を考察していきます。

登場シーンはわずかですが、シャロンの息子がカミラのホームパーティーに出席している様子が描かれています。母親と同じような眼鏡をかけています。シャロンがイーデン校を受験することを周囲に話している様子はとても自慢げです。シャロンが「上の子」と言っていることから、イーデンを受験する息子は長男で、その下に弟か妹がいることがわかります。

前述の通りシャロンはカミラのパーティで、息子がイーデン校を受験することを公言していますが、実際に試験を受けたのでしょうか。実はスパイファミリー第一話にて、アーニャがイーデン校の筆記試験を解いている後ろに、先ほどのシャロンの息子とよく似た少年が同じように問題を解いているシーンがあります。シャロンの息子であるかどうかは明らかになっていませんが、同一人物である可能性があります。

イーデン校の受験は、一次の筆記試験の後に面接試験があります。シャロンの息子も筆記試験に受かていれば、当然両親と面接試験を受けることになります。作中の描写では、多数の受験生と家族に紛れて、母親であるシャロンらしき人物が確認できます。シャロンの息子および夫の姿は確認できませんでしたが、どうやら一次試験をパスし面接試験を受けることができたと推測できます。

名門イーデン校を受験したと見られる、シャロンの息子ですが、その合否は明確にされていません。アーニャの入学式、その後の学園生活でもそれらしき生徒の描写はなく、ヨルの職場での会話にも話題には上がっていません。無事合格していれば、この先の物語でアーニャとの絡みが描かれる可能性もあります。

シャロンは、ヨルの同僚たちの中では一番落ち着いた性格であることが、ファンのキャラクター評のようです。ヨルに対してカミラやミリーのようにとげとげしい嫌味をぶつけることなく、冷静にふるまう態度が印象的であるという意見が多く見られます。

シャロンのヨルに対する言動は、カミラやミリーと違って直接的な嫌味やからかいは行わないものの、陰では馬鹿にしています。一見冷静な常識人のようにふるまっていますが、本性は他人を見下し、マウントを取る性格なのではないかとの評判も見られます。

シャロンにはアーニャと同じイーデン校を受験した息子がいることがわかっています。しかしその合否は定かでなく、もし合格していたら今後、アーニャとの学内での出会い、母親であるシャロンを含めたストーリー展開、があるのではないかなどとファンの間では様々な予想が立てられています。

シャロンにはアーニャと同じイーデン校を受験した息子がいることがわかっています。しかしその合否は定かでなく、ファンの間では様々な予想が立てられています。合格していた場合、アーニャとの学内での出会いや、母親であるシャロンを含めたストーリー展開が描かれるのではないかと考察されています。

スパイファミリーに登場する女性キャラクターのシャロンは、ロイドの妻役であるヨルの同僚で市役所職員です。普段は、同じく市役所の同僚のカミラやミリーの浮かれた態度に呆れつつも、よくつるんで会話しています。シャロンには息子がいて、さらにアーニャと同じ名門イーデン校を受験したことがわかっています。イーデン校の生徒としてシャロンの息子が登場するのでしょうか。今後のスパイファミリーに注目です。