【スパイファミリー】カレンの人物像を考察！ロイドとの関係や声優も紹介

カレンは、アニメ版・マンガ版ともにスパイファミリー第1話に登場するキャラクターです。作中では、主人公であるロイド扮するロバートの彼女として登場しました。カレンの父親エドガーはスパイであり、ロイドはエドガーの情報を手に入れるために親子の関係を利用します。カレン自身は、父親がスパイであることも知らず、ロバートに対して結婚の話をするなど、真剣に交際していました。

カレンに関する詳細な情報やプロフィールは明らかになっていません。カレンの父親はスパイですが、彼女自身はスパイやその類の仕事ではないようです。しかしロイドの調査によると、カレンも犯罪行為にも手を染めていました。

スパイファミリーは、少年ジャンプ＋にて2019年3月から連載されている漫画で、作者は遠藤達哉です。少年ジャンプ＋において、歴代の閲覧数、コメント数、発行部数を更新した大人気作品であり、2022年4月よりテレビアニメの第1期が放送開始しました。2022年10月からは第2期が放送しており、他にもミュージカル化も予定されています。

西国のウェスタリスと東国のオスタニアは、冷戦状態で水面下で争っていました。そんな折に、ウェスタリアの敏腕スパイである黄昏は、オスタニアの政治家ドノバン・デズモンドと接触するため、家族を作り上げ、デズモンドの子供が通う名門校イーデンに、子供を通わせるという任務を受けます。人の心が読める超能力者であるアーニャを娘に、殺し屋であるヨルを妻とし、偽りの家族として生活が始まったのです。

ここではカレンの人物像と、彼女の父親であるエドガーとの関係についてまとめました。また併せてカレンの存在が、エドガーの任務にどのように影響を与えたのかも記します。

ロイドの調べによると、カレン自身も犯罪行為を行っていたようです。とはいえ、父のエドガーのように、国家の安全を脅かすようなものではありません。具体的に何をしたのかは不明ですが、ロイド曰く、エドガーと比べればかわいいものとのことでした。しかし相当な回数を繰り返しているため、犯罪行為を行うことを厭わない性格です。また任務を完了し、別れを告げられた際には、知性を感じられないと言われました。

カレンはエドガーの娘であり、エドガーは東国・オスタニアのスパイです。ロイドは、ロバートに変装してカレンに近づくことで、娘を通してエドガーの情報を手に入れようとします。

エドガーの目的は、戦争に対して穏健派なオスタニアの外務大臣を失墜させ、過激派の勢力を強めることで、ウェスタリスとオスタニアの戦争を誘発させることです。そしてエドガーは企てた大臣の信頼を失墜させる手段は、大臣がヅラを被っていることを暴くというものでした。しかし、大臣がヅラであることを証明する写真が手に入る直前で、ロイドによって妨害されてしまい、計画は失敗に終わります。

ロイドの妨害によりエドガーの計画は破綻したため、エドガーはロイドを恨んでいました。そんな折に、アーニャのいたずらがきっかけで、2人が住む家が特定され、アーニャは誘拐されてしまいます。帰宅したロイドが異常に気付くと、エドガーのアジトへ乗り込み、エドガーの部下たちを速やかに片付けます。残るエドガーに対して、娘のカレンの存在をちらつかせて、彼女の安全と引き換えに、2度と近づかないことを約束させました。

東国スパイの娘であるカレンと、西国スパイ・ロイド扮するロバート、ロイドがカレンに近づく目的と、2人の関係についてまとめます。

ロバートとは、スパイファミリーの主人公の1人であるロイドが変装した姿です。ロイドは、諜報機関であるWISE（ワイズ）の中でも、敏腕スパイとして知られており、ロバートとしてカレンに近づきます。ロイドの目的はカレンの父親であり、東人民共和国のスパイ、エドガーの情報を集めるためです。

ロイド扮するロバートは、カレンと交際していました。レストランでのデートシーンでは、カレンから結婚の話を持ち出されているため、深い中になっており、心を許していたと推測できます。そしてロイドはそんなカレンを利用して、彼女の父であるエドガーに関する情報を集めていたのです。カレン自身はエドガーがスパイであることは知りませんでしたが、仕事に関する愚痴を聞かされていたようで、断片的な情報は持っていました。

エドガーとの対決を制したロイドは、最後にロバートとして、カレンとレストランでデートをします。その席で結婚の話を持ち出したカレンでしたが、ロバートは、話に知性を感じないという理由で、一方的に別れを告げました。急な別れを告げられて、慌てふためくカレンでしたが、ロイドは構わず、その場を去ります。ロイドは、カレンへの謝罪を呟きながら変装を解き、ロバートという存在は消えました。

主人公であるロイド扮するロバートの彼女であったカレンですが、ここではアニメ版スパイファミリーにおいて、カレンを担当した声優について紹介します。

アニメ版スパイファミリーで、カレンを演じたのは声優の大井麻利衣さんです。大井さんは、スパイファミリーにてカレンのみならず、イーデン校の教師や生徒などの声も担当しています。

大井麻利衣さんは、メディアフォース養成所第1期卒業生で、現在は81プロディースに所属しており、2012年頃から声優として活動され始めました。薬剤師免許の資格を持っています。趣味はゲームであり、ツイッターにおいて自身が携わった黒猫のウィズに関してツイートしています。

大井麻利衣さんは2012年から声優として活動され、多くのアニメやゲームに出演しています。スパイファミリーにおいては、カレン以外にもイーデン校の教師や、生徒などの声も担当しました。

スパイファミリーに登場するキャラの中で、カレンが好きだと言う声がありました。カレンの登場シーンは少ない為、もっと活躍する姿を見たいと熱望しています。

カレンはスパイの娘ですが、それだけであればカレン自身に非はなく、悪者ではありません。しかしカレン自身も、犯罪行為に手を染めているため、ロイドに利用されたことも、平和のためであれば仕方がないという意見もありました。

カレンに関してもっと詳細を知りたいというツイートも見かけました。残念ながら、スパイファミリー作中では、カレンというキャラクターはあまり深堀されず、彼女の犯罪内容についても名言されませんでした。その為、今後カレンやエドガーが再び登場するのか気にしている声もあります。

もしもカレンがあなたの身近な存在なら？と想像してみました。今回は、彼女・娘・友達の3パターン考えてみます。

もしもカレンが彼女だったらどうでしょう？スパイファミリー作中では、彼女自身から結婚を提案していたことから考えると、積極的な性格と推測します。奥手な人なら、そんな彼女とのバランスがよく、グイグイと引っ張ってくれてよい関係になれるかもしれません。

重大ではないとはいえ、犯罪を繰り返し行っているカレンは、目的のためなら手段を選ばない性格と推測されます。そのようなカレンが娘だとすると、トラブルが多くて親としては苦労が多いでしょう。

カレンが友達だったらどうでしょうか？ロイドの調べによると、犯罪行為もしているカレンですから、友達だと少し苦労する可能性があります。もしかしたら、犯行に巻き込まれて、ハラハラするようなこともあるかもしれません。

スパイファミリー第1話に登場するカレンは、東国のスパイであるエドガーの娘という理由で、ロイドに利用されてしまいます。また自身も犯罪行為に手を染めており、決して善人というわけではありませんでした。家族をテーマにしたスパイファミリーにおいて、彼女たち家族の情や繋がりが利用されたことが印象的です。