【進撃の巨人】クルーガーの正体は?ミカサとアルミンとの関係も

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クルーガーは「進撃の巨人」の作中にて、主人公・エレンの父、グリシャの手記の中に登場した男性キャラクターです。進撃の巨人において非常に重要なポジションを担うクルーガーですが、その正体やグリシャとの関係性、ミカサやアルミンとの関係性についても見ていきます。

【進撃の巨人】クルーガーの正体は?ミカサとアルミンとの関係も

目次

  1. 【進撃の巨人】クルーガーとは?
  2. 【進撃の巨人】クルーガーの正体や過去
  3. 【進撃の巨人】クルーガーとミカサとアルミンとの関係
  4. 【進撃の巨人】クルーガーの名言
  5. 【進撃の巨人】クルーガーの声優
  6. 【進撃の巨人】クルーガーに対する世間での評判や人気
  7. 【進撃の巨人】クルーガーの正体には謎が多かった

【進撃の巨人】クルーガーとは?

クルーガーは「進撃の巨人」に登場するキャラクターで、主人公・エレンの父親であるグリシャの過去の記憶の中に登場しました。マーレ治安当局の職員として働いており、物静かな雰囲気をまとった落ち着いた男性です。グリシャと出会って以降、彼はある「目的」のために動き出していきます。

クルーガーのプロフィール

  • 誕生日:4月5日
  • 身長:198cm
  • 体重:100kg
  • 所属:マーレ治安当局

幼少期のグリシャが飛行船を見るため、無断でエルディア人収容区を出た際、マーレ当局職員としてそれを取り締まったのが、クルーガーでした。厳しい態度でグリシャに制裁を加えるクルーガーでしたが、一方で最後はグリシャに「せっかくだから見ていけ」と飛行船を見ることを許可するなど、どこかぶっきらぼうな中に優しい一面も見せていました。

進撃の巨人の概要

「進撃の巨人」は「別冊少年マガジン」(講談社)にて2009年より連載された漫画作品です。凄まじい力を持つ「巨人」と人々の戦いを描いたダークファンタジー作品で、2011年に「このマンガがすごい! 2011」オトコ編第1位を獲得して以降、社会現象とも呼べる凄まじい人気を誇り、今もなおアニメ展開を続けている名作です。

進撃の巨人のあらすじ

ある日、突如として出現した「巨人」の影響で、人類は滅亡の淵に立たされていました。残った人類は巨人を防ぐための巨大な壁を建造し、その中で100年間、外の世界を隔絶することで生き延びていました。主人公・エレンもまた壁の中で暮らすごく普通の少年でしたが、彼が10歳になった年、壁を越える「超大型巨人」が現れたことで、安息の地は奪われてしまいました。エレンは調査兵団の一員として、巨人達を駆逐するための戦いに身を投じていきます。

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【進撃の巨人】クルーガーの正体や過去

幼少期のグリシャと出会って以降、劇中でも度々彼と交流を深めていくクルーガーですが、物語が大きく動き出す15年後に、その驚くべき正体を明かされ、真の目的が明らかになりました。クルーガーの正体と、過去、真の目的について詳しく見ていきます。

クルーガーの正体はスパイ「フクロウ」だった

クルーガーの正体は「フクロウ」と呼ばれる内通者であり、実は彼はマーレ人ではなく、エルディアの人間だったのです。ある「巨人」の能力を持つ彼は、とある目的のために素性を偽り、暗躍し続けていました。しかし、グリシャとの出会いがきっかけとなり、彼は本格的にその目的のために動き出すこととなります。

クルーガーとグリシャの関係

クルーガーはフクロウとして活動する中で、偶然にも出会ったグリシャに目をつけます。エルディア人収容区を抜け出した幼少期のグリシャと出会ったクルーガーは、その後、妹を殺されたことに激しい怒りを抱くグリシャを見て、彼ならばマーレに対しての憎しみを糧として、ある「目的」のために共に動いてくれると確信します。その結果、クルーガーは自身のある重大な「任務」をグリシャに託すことを決意しました。

クルーガーが巨人の能力をグリシャへ継承

フクロウとして活動していたクルーガーは、作品のタイトルにもなっている「進撃の巨人」の能力を有しており、正体を明かした後、その能力をグリシャに継承することを決めました。「進撃の巨人」は九つの巨人の一つですが、そのため「ユミルの呪い」のせいで13年しか生きることができず、クルーガーは自身の寿命が近いことを察していたのです。彼はフクロウとして暗躍する中で、自身の目的をも受け継いでくれる後継者として、グリシャを選んだのです。

クルーガーの過去

クルーガーの父は元々、王家の血筋を引いており、大陸に留まり活動する革命家でした。しかし、それが理由となりクルーガーの父はマーレに捕まり、生きたまま焼き殺されてしまいます。父が死ぬ姿を幼いクルーガーは見ていることしかできず、この出来事をきっかけに、彼はマーレへの激しい「復讐心」を抱くようになります。このため、クルーガーはフクロウとして、表向きはマーレの人間として振舞い、国に復讐する機会をうかがい続けていました。

クルーガーの目的

クルーガーの目的は「始祖の巨人」を王家から取り戻すことです。始祖の巨人は巨人を操作するだけでなく、ユミルの民の記憶すら操作できる強力な存在です。マーレが始祖の巨人の力を利用すれば、巨人達を無効化することでエルディア人達は滅ぼされてしまいます。これを防ぐため、クルーガーは「進撃の巨人」の力を宿し、マーレに潜入することで暗躍していました。

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【進撃の巨人】クルーガーとミカサとアルミンとの関係

「進撃の巨人」の作中にて、グリシャの回想という「過去」の描写に登場するクルーガーですが、彼はなんと現代の登場人物であるミカサ、アルミンの名を口にします。本来、別々の時間軸を生きているはずのクルーガーがなぜ、二人の名を知っているのか、その詳細について見ていきます。

クルーガーがミカサとアルミンの名前を口にするシーン

グリシャに全てを打ち明け、彼に「進撃の巨人」の能力を継承させようとするクルーガーですが、そのためにはグリシャを巨人化させ、自身を喰わせる必要がありました。決意を固め、グリシャの背中を押すクルーガーでしたが、その際にふっと「ミカサやアルミン、みんなを救いたいなら使命を全うしろ」と告げます。グリシャに指摘されたクルーガーでしたが、彼自身、なぜその名を口にしたか理解できていませんでした。

クルーガーとエレンは同一人物?

「進撃の巨人」の現代にて、主人公・エレンが偽名として「クルーガー」の名を語るシーンが登場します。「エレン」という名が共通していることから、実はクルーガーと主人公のエレンは同一人物なのではないか、という憶測が飛び交いました。しかし、これは「進撃の巨人」の能力によって、過去と現在の二人の「記憶」が交差したがゆえに起こった現象だったのです。

未来の継承者の記憶とは?

クルーガーがグリシャに継承させ、そして最終的には本編の主人公であるエレンに受け継がれた「進撃の巨人」の能力ですが、「未来の継承者の記憶を見ることができる」というとてつもない力を有していることが分かりました。このため、クルーガーは知らず知らずのうちに、未来に誕生するであろうミカサやアルミンの存在を認識しており、記憶の干渉を受けていたのです。

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【進撃の巨人】クルーガーの名言

クルーガーは作品の名を冠した「進撃の巨人」の能力者であり、マーレとエルディアに起こった過去から続く因縁を語る上で、非常に重要なキャラクターといえます。そんな物語の核を担うクルーガーは、作中でも数々の名言を残しています。ここからはクルーガーの放った名言について、詳しく見ていきます。

クルーガーの名言①「彼女に聞いたわけじゃ…」

「死ぬまで敵国のために子を産まされ続ける生涯の方が良かっただろうか…?実際…人を食う化け物に変えられるのとどっちがマシか、彼女に聞いたわけじゃなかったが…」

出典: www.riarebi.net

エルディアの王族の末裔である女性・ダイナが巨人に変わったことを受け、戸惑うグリシャに向けて放ったセリフです。ダイナは王家の血を引いていましたが、マーレに利用されることを防ぐため、巨人へと変えられてしまいました。その非情な事実を受けてもクルーガーは揺らぐことなく、堂々とグリシャにこの言葉を投げつけました。

クルーガーの名言②「これはお前が始めた…」

「これはお前が始めた物語だろ」

出典: researchcorps.blog.fc2.com

グリシャは母国であるエルディアを救うために組織を立ち上げますが、様々な困難を前に心を折られかけてしまいます。「戦えない」と立ち止まりかけるグリシャを、クルーガーは上記の言葉で鼓舞しました。自由を求めるために戦い、死んでいった同胞達のために残った者ができることは、最後の最後まで進み続けることであると、グリシャに説いて見せます。「進撃の巨人」という物語の根幹を表すような、深く響く名言です。

クルーガーの名言③「その巨人はいついかなる…」

「その巨人は、いついかなる時代においても、自由を求めて進み続けた。自由の為に、戦った。名は・・・「進撃の巨人」」

出典: sekihi.net

クルーガーがグリシャに自身の能力を受け継がせる際、その名称を告げた際に放った一言です。「進撃の巨人」の能力を説明するだけなく、作品のタイトル回収にも繋がるこのセリフは、当時読者達にも大きな衝撃を与えました。「自由」を求めて進み続ける、という点も現代のエレン達にしっかりと受け継がれており、まさに「進撃の巨人」という物語そのものを表す名言と言えます。

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【進撃の巨人】クルーガーの声優

「進撃の巨人」のアニメにもクルーガーは登場しており、フクロウとしての素性や彼が宿した巨人の能力など、彼の登場から真実の解明まで、その存在は視聴者に大きな衝撃を与えました。ここからはアニメ版でクルーガーを演じた声優について、詳しく見ていきます。

クルーガーの声優は「松本保典」

アニメ版「進撃の巨人」にてクルーガーを演じるのは声優の松本保典さんです。声優として非常に長いキャリアを持つ人物で、青年から中年、好青年の二枚目からコミカルな役まで、器用に声色を変えることで幅広い役を演じてきました。

松本保典のプロフィール

  • 誕生日:1960年2月7日
  • 出身:千葉県松戸市
  • 所属:シグマ・セブン
  • 血液型:O型

松本保典さんは声優として活動していただけでなく、同じく声優の緒方賢一さんが主宰する劇団「劇団すごろく」にて、座長を務めていたこともあります。現在も声優だけでなく舞台俳優やナレーターと、様々な場面で活躍しています。

松本保典の主な出演作品

松本保典さんはとにかく演じるキャラクターの幅が広く、国民的アニメである「ドラえもん」では野比のび助役を、「サザエさん」では波野ノリスケを演じています。また、「テイルズオブジアビス」のガイ・セシル役、「ジョジョの奇妙な冒険」のアヌビス神役、「疾風!アイアンリーガー」のマグナムエース役など、様々なテイストのキャラクターを見事に演じ分けている、ベテラン声優の一人です。

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【進撃の巨人】クルーガーに対する世間での評判や人気

劇中でグリシャとクルーガーが交わした会話は、「進撃の巨人」という物語の始まりとも呼べる非常に重要な内容であり、自由に向かって進むグリシャを様々な言葉で勇気づけ、背中を押したクルーガーのその姿にファンは心を動かされているようです。

クルーガーがグリシャと交わした会話の中には「進撃の巨人」の真相を紐解くために必要な、様々な伏線がちりばめられており、長らく物語を読んできたファン達の間では、しばしば考察の対象となっているようです。タイトルである「進撃の巨人」の意味を知る人物であったりと、作品の鍵を握るといっても過言ではない、非常に重要なキャラクターであると言えます。

また、アニメ版「進撃の巨人」を観たファンの中には、声優の松本保典さんが演じている他のキャラクターとのギャップに気付き、驚く方も多いようです。物静かかつシリアスな雰囲気のクルーガーを演じる松本保典さんの声優としての実力の高さがうかがえます。

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【進撃の巨人】クルーガーの正体には謎が多かった

クルーガーはフクロウとして暗躍し、独自の目的のためにグリシャに力を託すなど、非常に多くの謎を秘めたキャラクターでした。彼とグリシャとの出会いが「進撃の巨人」の主人公・エレンの戦いの起源となったともいえます。複雑な過去、背景を抱きながら「自由」を求めて進むとはどういうことかを教えてくれる、まさに「進撃の巨人」を代表する重要なキャラクターです。

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【進撃の巨人】クルーガーがミカサとアルミンを知っていたのはなぜ?進撃の巨人の能力?
創也慎介

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