【もののけ姫】有名なセリフまとめ!重みのある深い名言揃い!
本記事では『もののけ姫』の印象深い有名なセリフをまとめ、アシタカやサン、その他のキャラクター別に心に残るセリフを紹介しています。そして『もののけ姫』のテーマとも言える人間と自然の共存を考えさせられる数々のセリフを考察していきます。
【もののけ姫】アシタカの有名なセリフや名言・名シーン
アシタカの名言①「そなたの中には…」
そなたの中には夜叉がいる
『もののけ姫』の作中でのアシタカの名言の1つ目を紹介します。森を破壊するエボシへの強い憎しみから、決着をつけにタタラ場に来たサンと、それに応戦するエボシの一騎打ちのシーンでのアシタカのセリフです。エボシは身売りに出された女性や病人を積極的にタタラ場に招いて、仕事を与えるといった優しい一面もありますが、自身の目的のためなら手段を選ばず、シシ神にさえ立ち向かうという性格です。そんなエボシの心には夜叉がいると考えたアシタカがエボシに気づきを与えるために言ったセリフです。
アシタカの名言②「生きろ…」
生きろ。そなたは美しい
続いて『もののけ姫』のアシタカの名言の2つ目です。このセリフは『もののけ姫』の作中で最も有名なセリフであり、耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。アシタカはタタラ場でエボシとサンの一騎打ちの止めに入り、サンを担いでタタラ場を立ち去る際に、石火矢で撃たれてしまいます。そんなアシタカに対し、首にナイフを突きつけるサンに対して放ったセリフです。今までモロに醜いと言われ育ったサンには衝撃的なセリフであり、「生きろ」という言葉は本作品にとって重要なテーマであると言えます。
アシタカの名言③「それでもいい。サンは森で…」
それでもいい。サンは森で、私はタタラ場で暮らそう。共に生きよう。会いに行くよ。ヤックルに乗って
『もののけ姫』のアシタカの名言の3つ目がこちらのセリフです。これは後述するサンのセリフに対してのアシタカ答えです。サンはアシタカに対し、アシタカのことは好きだが、人間とは一緒にに暮らせないという旨を伝えます。それに対しアシタカが今後の人生はサンの側で共に暮らすと宣言します。シシ神の森の危機を乗り越えた2人に、新しい関係性が生まれた希望に満ちた『もののけ姫』の名シーンです。
【もののけ姫】サンの有名なセリフや名言・名シーン
サンの名言①「その喉切り裂いて…」
その喉切り裂いて 二度と無駄口叩けぬようにしてやる
『もののけ姫』のサンの名言の1つ目を紹介しましょう。瀕死の状態のアシタカがサンに対して「死なせたくなかった」というセリフを放ちます。それに対しサンが「無駄死にするのはお前のほうだ」と言ってその後に続くのが上記のセリフです。今まで人間と対話することがなかったサンは、真っ直ぐな心で対話してくるアシタカに対して、動揺し、つい出てしまった言葉なのかもしれません。
サンの名言②「人間を追い払うためなら…」
死などこわいもんか!人間を追い払うためなら生命などいらぬ!
続いては『もののけ姫』のサンの名言2つ目です。上記の名言も、瀕死のアシタカとの会話の中でサンが言ったセリフです。そしてこちらもサンのことを「死なせたくない」というアシタカに対してのセリフでもあります。森を破壊する人間を追い払うためなら、死んでもいいというサンの強い意志が伝わるセリフであり、サンが『もののけ姫』と言われる所以かもしれません。
サンの名言③「アシタカは好きだ…」
アシタカは好きだ。でも、人間を許すことはできない
『もののけ姫』のサンの名言の3つ目です。このセリフも『もののけ姫』の作中では有名なセリフと言えるでしょう。そしてこのセリフは、アシタカのプロポーズに対するサンの答えだと宮崎駿監督の絵コンテにも描かれています。「アシタカのことは好きだけど、他の人間とは一緒にいられない」というのがサンの答えであり、それに対するアシタカの返事がアシタカの名言③になります。「お互い別々に暮らしながらも、ともに生きる」というのがアシタカの答えです。自然の中で育ったサンの真っ直ぐな人柄を表す名言です。
【もののけ姫】その他の有名なセリフや日常で使える名言
名言①「誰にも運命…」
誰にも運命は変えられない。だが、ただ待つか自ら赴くかは決められる
タタリ神になってしまったナゴの守を、村を守るために殺めてしまったアシタカに対し、村の巫女ヒイ様が言ったセリフです。この時アシタカは腕にタタリ神の呪いを受けてしまい、やがて呪いが全身に回り死を待つしかありませんでした。そんなアシタカに厳しいながらも、進むべく道を示した名言であると言えるでしょう。このセリフは日常使うにしては、シリアス過ぎるかもしれません。
名言②「天地の間にある…」
天地の間にあるすべてのものを欲するのは人の業というものだ
出典: ciatr.jp
このセリフはシシ神の首を奪い、シシ神から逃げ回る際に、それを阻止しようと立はだかるアシタカとサンに向けたジコ坊のセリフです。神に仕える僧侶でありながらも、森の神であるシシ神殺しを請け負うという行為に、とても欲深いけれども、それが人間であると言っています。この言葉通りに生き方をしているジコ坊だからこそ説得力のある名言です。日常で欲深い人がいたら、ぜひ使ってみてください。
名言③「いやぁ、参った参った…」
いやぁ、参った参った。馬鹿には勝てん
出典: ciatr.jp
こちらは『もののけ姫』のラストシーンでのジコ坊のセリフです。命を与えもするし、奪いもするシシ神に力で森に緑が戻っていくシーンで、このセリフを言いました。一見バカにしているようにも聞こえますが、最後まで諦めなかったアシタカたちをジコ坊なりに称賛しているセリフなのかもしれません。こちらは日常でアシタカのように無茶をする相手に対しては使える名言でしょう。
名言④「黙れ小僧…」
黙れ小僧!お前にサンが救えるか
出典: ciatr.jp
こちらはサンを育てた山犬モロの君のセリフです。サンは人間なのだから、サンを解放しろというアシタカに対して放った言葉になります。人間にも山犬にもなりきれないサンを哀れに思う母心が表れているセリフと言えるでしょう。黙れ小僧!の部分はすぐにでも日常使いできそうですが、ケンカになるかもしれません。
名言⑤「生きてりゃ…」
生きてりゃなんとかなる!
シシ神の首が取られ、森中を首を探して歩き回るデイダラボッチから湧き出るドロドロした呪いの液体がタタラ場を飲み込もうとしていました。この時、甲六はつい「もうダメだ」と呟きます。それに対して妻であるトキが放ったセリフです。絶望的と思われるシーンでトキが言ったこのセリフは、生きていればやり直せるという勇気を与えました。日常でも「もうダメだ」とつい言ってしまう人がいたら、使える名言かもしれません。
名言⑥「みんな初めからやり直しだ…」
みんな初めからやり直しだ。ここをよい村にしよう
アシタカとサンによって無事シシ神の首が戻され、森にも緑が戻りましたが、タタラ場は崩壊してしまいました。その状況でエボシが民衆に向けて言ったセリフです。モロの君によって片腕を失ったエボシでしたが、なんとも晴れやかな表情で、これからの明るい未来を表現したセリフと言えるでしょう。このセリフはなかなか日常では使うことは難しいかもしれません。
この記事のライター
ゆさは
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