【鬼滅の刃】産屋敷耀哉の声優は森川智之！お館様の強さや無惨との因縁とは

鬼滅の刃で屈強な柱達に尊敬され「お館様」と呼ばれている産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)。鬼殺隊の最高管理者であり産屋敷一族の第９７代目当主です。かつて一族から鬼を出してしまったことからその鬼の呪いで一族代々が３０歳までに亡くなってしまう短命の宿命を背負わされた悲しき当主、それが産屋敷耀哉です。

産屋敷耀哉の風貌は顔面の上半分が呪いでただれ、両目の瞳も白く濁っており盲目というなんとも痛々しいのが印象的な産屋敷耀哉。ただ鬼殺隊の柱達に優しく語りかける産屋敷耀哉のその声には癒しと安心感を与えるカリスマ性を秘め、危機回避能力を持ち合わせておりまわりの誰もが魅了されてしまうお方といえるでしょう。

「鬼滅の刃」鬼殺隊の当主、産屋敷耀哉。今だ謎めいた部分が多いキャラですがここでは産屋敷耀哉がどんな人物なのかをみていきます。これさえ知っておけば産屋敷耀哉は若いのにとてもしっかりしていることがわかり今後の活躍にも注目できます。

今、大人気の「鬼滅の刃」。漫画からアニメ、それにともなうおもちゃにグッズ、コラボ商品など私たちのまわりには今、鬼滅の刃にまつわるものがたくさんあふれています。この作品がどんな内容で誰の代表作なのかをみていきましょう。

漫画家、吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)が描く「週刊少年ジャンプ」に掲載された代表作的漫画。2016年11号から２０２０年24号まで掲載されました。時は大正時代。鬼と化した妹を人間に戻すべく不本意にも鬼と戦う心優しき少年剣士の冒険と成長の物語。2019年にはufotable(ユーフォーテーブル)制作にてアニメ化もされました。独特な個性派ぞろいのキャラにくわえ、個々の特殊能力を生かした鬼との戦闘シーンが話題を呼びアニメファンの心も鷲掴みとなりました。

現在、大人気の吾峠呼世晴の代表作「鬼滅の刃」ですが、タイトルは知っているけど内容まではという人も多いのではないでしょうか。そこで話の始まりからどうして妹を背負って鬼と戦わなくてはならなくなったのかを簡単にみていきましょう。

時は大正時代。炭焼きで生計を立てていた主人公、竈門炭治郎(かまどたんじろう)は家族で力を合わせ貧しいながらも幸せに暮らしていました。ある日、薪を売りに村へ出かけている一夜の間に愛する家族が何者かによって惨殺されてしまいます。瀕死の状態ではあるものの、まだ息のある妹、禰豆子(ねずこ)だけを背負い村への道のりを必死でかけだす炭治郎。

そんな中、瀕死の状態の禰豆子が突如、鬼と化し炭治郎へと襲いかかります。必死で説得する声もむなしく殺されると思った瞬間、一人の青年剣士、富岡義勇(とみおかぎゆう)に助けられます。鬼になった禰豆子を躊躇なく殺そうとする富岡に炭治郎は必死でやめるよう懇願しますが聞き入れられず痛めつけられていたとき、鬼であるはずの禰豆子が炭治郎を守ろうとする姿に驚きを隠せない富岡は、その２人に自分の記憶を重ねつつ、兄弟の絆を感じ取ります。

そしてかつての自分の師匠、鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)のもとを訪ねるよう言い、去ってしまいます。訳が分からずも左近次のもとを訪れた炭治郎は過酷な修行に耐え鬼殺隊に入隊。水の呼吸の使い手として妹、禰豆子を人間に戻すべく鬼たちとの壮絶な戦いが幕を開けるのでした。

鬼殺隊の当主、産屋敷耀哉の声を担当されているのが声優界の帝王、森川智之さんです。 代表作ではアニメの声優はもちろん、ゲームや洋画の吹き替え、声優養成所の熱血指導までマルチに活躍。個性豊かなキャラを、洋画では某有名アクション俳優の声をかっこよく演じられるユーモアのセンスと実力、そして妥協しない指導力を兼ね備えた声優です。

そんな大人気声優、森川智之さんの意外な経歴や代表作、その中に描かれる個性的なキャラがどんな印象なのかを見ていきましょう。

産屋敷耀哉の声を担当する大人気声優、森川智之さんの経歴をわかるだけあげてみました。これをみるだけでも声優にとどまらず、さまざまな分野で活躍されているのがわかります。声優だけではないマルチに活躍される今後が楽しみです。

声優界の帝王、森川智之(もりかわとしゆき)さん。有名声優になるまでの数々の経歴を見ていきましょう。森川智之は神奈川県で育ち活発な少年だったといいます。スポーツ好きで将来は体育教師を目指していました。それが大きな怪我でその夢を断念。それでも何かスポーツにたずさわれないかと考えた末、おしゃべりで声が大きいからとの評判でスポーツ実況のアナウンサーを志したのが最初の声優へのきっかけでした。

その後、アナウンサーより声優のほうが活動の幅も広くおもしろいとのことで声優学校に入学。それが勝田声優学院でした。声優同期にはあの三石琴乃や高木渉などがおり、声優の稽古があまりにもきつく泣きながら帰ったとのエピソードも。そこで声優の稽古しながら同時に発声の講師も任されるなど超多忙な生活を送っており、その声優の教え子には今のアニメ界を牽引する声優、関智一、小西克之、平川大輔などもいました。

その後2011年4月1日、声優事務所アクセルワンを設立。声優と代表取締役を兼任しながら活動。たくさんの代表作アニメの個性的キャラをを演じながら、新たな声優を生み出すため、日夜指導にも取り組んでいます。

イケメン役が多く癒し声優と定評のある森川智之さん。産屋敷耀哉役をはじめ、今までたずさわった代表作と演じたアニメキャラをみていきましょう。アニメはもちろん海外の大人気作品の吹き替えも多く担当されています。すべては書ききれずほんの一部にはなりますが、まずはこれをみれば一度は見たことがある作品やキャラを思い出すかもしれません。

こうやって見てみるとやはり、知ってる作品の大好きだったキャラの声もたくさんされていることに改めて驚かされます。今後もまだまだ増えていくことでしょう。

1998年に始った初代遊戯王の城之内克也(じょうのうちかつや)。彼はのちに主人公の親友になる重要人物ですが、親友になる前は、学校内で喧嘩上等といわんばかりの不良少年でした。おとなしく弱々しい主人公が気に入らずいじめの対象にしていたのが、あることをきっかけに無二の親友となり、戦いの中でその絆を深めながら人を殴らずとも強くなれることを学んだ成長ある人物です。

1992年4月より放送されたアニメ「クレヨンしんちゃん」。マイペースな風雲児で永遠の５歳児と称される幼稚園児、野原しんのすけが巻き起こす、大人の心を翻弄する日常ハートフルコメディーアニメ。そのしんのすけの父である、野原ひろしを担当。家ではだらしなく足が半端なく臭くて家族からうとまれる存在ですが、家族に危険がせまるとたちまちお助けマンヒーローになる熱いパパさんです。

通称「六刀流のハチ」とよばれるはっちゃん。腕が６本、頭はツンツンとがっている滑稽な容姿のたこの魚人。そんな容姿とは裏腹に義理人情にあつくどこか憎めないたこ焼き屋の店主。かつてナミを傷つけた自責の念から、麦わら一味と再会してからは手助けし彼らを導く存在となっていきます。

空島編に出てくる強敵、雷人間エネル。長い耳たぶに白いターバンを巻き、背中には雷神様のもつ太鼓が4つ背負われているという個性的な姿で登場。「我は神なり(雷)」は有名な台詞。透視能力さながらに人の心を読み、誰もが逆らえないようにすることで皆を支配してきました。それがゴム人間ルフィーと対戦し唯一、雷を通さない人間を目の当たりにした時のあの表情は必見。誰もが魅了されたことでしょう。

癒しの雰囲気で鬼殺隊の柱達に慕われているお館様、産屋敷耀哉。そんな産屋敷耀哉の隠された真の強さとはどんなものか。そして鬼の大将、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)との関係性やそれにまつわる深い因縁がどのようなものかをみていきましょう。

産屋敷耀哉の1つ目の能力はその声から発せられる1/fゆらぎです。これは聴いた人の心に癒しと安らぎを与えるもので、知らず知らずのうちにその声の魅力にはまってしまう、まさにカリスマ性をおびた声のことをいいます。産屋敷耀哉を前にした柱達の会議では、前に突き出された炭治郎が産屋敷耀哉の声を聞いたのち「頭がふわふわする」などの表現をしているのがまさにそうです。柱達の信頼を勝ち取り鬼殺隊を統括するにふさわしい声の持ち主といえます。

産屋敷耀哉の２つ目の能力はこの先の出来事を予知する能力、いわば危機回避能力です。この先見の明の能力のおかげでいくつもの危機をすり抜け、鬼殺隊の柱達への勝利へ導く的確指示が可能なのです。

では鬼殺隊の当主、産屋敷耀哉と鬼の大将、鬼舞辻無惨の関係性と顔や雰囲気がどことなく似ている２人の今に至る因縁についてもみていきましょう。これをみれば産屋敷耀哉の鬼殺への執念がきっと理解できるはずです。

鬼殺隊の当主、産屋敷耀哉と鬼の大将、鬼舞辻無惨はもともとは同じ一族です。今から１０００年前、鬼舞辻無惨は人間として産屋敷一族の当主として産まれましたが、重い病におかされ余命いくばくもないという時に担当医に特効薬をすすめられ、なかば人体実験かのように服薬しました。

一向に改善の兆しがなく鬼舞辻無惨はその医者を切り殺してしまいます。医者を殺してしまった後にようやく、自分の体の異変に気付いた鬼舞辻無惨。回復していく体とその体にみなぎる無限の力を得た鬼舞辻無惨はもうすでに鬼と化していたのです。

一族から鬼を出してしまった呪いを受け、産屋敷家の代々当主は皆、短命となり滅ぶ寸前、神主より一族を守るには鬼と化した鬼舞辻無惨を倒すため心血をそそぐこと、神職より嫁をめとれば延命につながることを聞かされここに鬼舞辻無惨 との深い因縁が生まれたのです。産屋敷耀哉もまた４歳という若さであとを引き継ぎ２３歳まで勇敢かつ立派に当主を務め上げました。こうして同じ一族であっても倒し倒されの因縁が続いてきたのです。

カリスマ性のある声の持ち主、産屋敷耀哉の声を担当されているのが声優、森川智之さんです。あの風情あるお屋敷からのぞかせる癒しと安らぎの産屋敷耀哉の声と姿に魅了されるファンも多いはず。産屋敷耀哉は柱達を「私の子供たち…」という名言がありますがこれを耳にするだけでも高揚感と安らぎを頂けるのはまさに産屋敷耀哉の特殊能力といえます。

そんな鬼殺隊のカリスマ当主、産屋敷耀哉がもしも〇〇だったらと仮定したら…あなたはどんな想像をしますか？それぞれのキャラ設定に当てはめてイメージを膨らませてみましょう。共感したりクスッと笑えたりするかもしれません。

産屋敷耀哉が彼氏なら優しい雰囲気、安らげる癒し声にいつもうっとりしてしまうでしょう。いつも優しくおだやかに寄り添い、いざというときには叱って正しい方向に導いてくれるそんな彼氏になってくれるでしょう。恋の呼吸の使い手、甘露寺蜜璃がお館様への敬意を表する可愛いらしい態度に似た行動や言動をとってしまうかもしれません。

アニメでも５人の子供の父親の産屋敷耀哉。褒めるでも叱るでもなくいつも優しく微笑んで温かく見守る父親像が浮かびます。屈強な柱達を一瞬で黙らせひれ伏すほどに、一声発することで子供達も一瞬でいうことをきかせてしまうそんな父親になるでしょう。子供の危機には命をも投げ出す覚悟はあるでしょう。

産屋敷耀哉がもしも会社の上司だったら、まさにアニメの中のキャラや能力さながらにカリスマ性をおびた敏腕上司になるでしょう。部下たちに癒しと高揚感を与える声での指導と危機回避の力で誰もが尊敬する会社のトップにも君臨することもできるでしょう。

「お館様」と呼ばれる鬼殺隊のカリスマ当主、産屋敷耀哉の声を担当するのは声優界の帝王と称される、森川智之(もりかわとしゆき)さん。なめらかで癒しの声と定評のある森川さんはイケメンから個性派キャラ、海外作品の吹き替えも多く演じられてきた裏で、経営者や後輩の指導者としての顔も兼任するマルチに活躍するカリスマ性のある声優さんです。まさに産屋敷耀哉と重なる所も多く感じます。

アニメ「鬼滅の刃」も遊郭編が終わり新シリーズ開始予定ですし、今後もヒートアップまちがいなし。それに伴い鬼殺隊最後の当主、産屋敷耀哉の登場頻度やエピソードも多く際立ってきますのでますます目が離せなくなります。声優業界の盛り上がりも最高潮ですし声優、森川智之さんの今後の活躍ぶりに期待したいものです。