【呪術廻戦】虎杖悠仁のおじいちゃんの正体とは？両親の秘密や遺言も

虎杖悠仁は『呪術廻戦』の主人公です。特級呪物である両面宿儺の指を食べ、身体に宿儺を受肉させました。そんな虎杖悠仁のおじいちゃんの正体や秘密が話題になっています。虎杖悠仁のおじいちゃんは1話で病気で亡くなっています。その際に悠仁に遺言を残しています。そんな悠仁のおじいちゃんの遺言や正体、悠仁の両親の秘密や悠仁の出生について解説します。

虎杖悠仁（いたどりゆうじ）は『呪術廻戦』の主人公です。両親を亡くし、おじいちゃんに育てられていましたが、病気で亡くしています。人並みならぬ身体能力を持っており、悠仁が通う高校でも有名になっていました。所属していたオカルト研究会の先輩が見つけた「両面宿儺の指」を食べ、宿儺をその身に受肉させることになりました。その後は東京都立呪術高等専門学校に通い、呪術師として活躍します。

『呪術廻戦』は芥見 下々（あくたみ げげ）によるダークファンタジーバトル漫画で、2018年14号の『週刊少年ジャンプ』から連載している作品です。2020年にはテレビアニメが放送され、2023年にはテレビアニメ第二期が放送されています。『東京都立呪術高等専門学校』が正式な前日譚となっており、劇場版アニメ『呪術廻戦 0』として公開されました。

『呪術廻戦』は人並み外れた身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁を主人公にした物語です。虎杖悠仁は特級呪物である両面宿儺の指を食べ、その身に宿儺を受肉させてしまいます。このことから呪術界では危険人物と見なされ死刑になりかけますが、呪術師である五条悟が阻止し、悠仁を東京都立呪術高等専門学校に入学させます。同じ1年生として伏黒恵、釘崎野薔薇と共に呪術師として任務に就き、呪霊を倒す生活を送ることになりました。

『呪術廻戦』の1話で悠仁のおじいちゃんが登場しています。おじいちゃんは病気で亡くなってしまいますが、悠仁に2つの遺言を残しました。そんな悠仁のおじいちゃんの正体や秘密、遺言の意味などを紹介します。

虎杖悠仁のおじいちゃんの名前は「虎杖倭助（いたどりわすけ）」です。『呪術廻戦』の1話で登場し、肺がんのために亡くなりました。悠仁は両親を亡くしており、親族はおじいちゃんだけでした。そんなおじいちゃんが亡くなりますが、悠仁は病院の手続きを淡々と済ませ、「後は笑ってこんがり焼きます」と看護師に行っていました。

悠仁のおじいちゃんは気性が荒い人物だったようで、お見舞いに来る人は悠仁以外いなかったようです。火葬の際も悠仁と、付き添いの五条悟がいただけで、他には誰もいませんでした。

悠仁のおじいちゃんが呪術師がどうかが話題になっていますが、作中では触れられておらず、死因も肺がんで呪術と関わりが無かった様子です。しかし、回想シーンで悠仁の父親に対して「仁…オマエがどう生きようとオマエの勝手だ。だがあの女だけはやめとけ」「死ぬぞ」と意味深な発言をしており、呪術師なのか、ただ本能で「あの女」を危険をみなしたかはわかっていません。

おじいちゃんは亡くなる直前に、悠仁に遺言を残しました。それは「オマエは強いから　人を助けろ」「オマエは大勢に囲まれて死ね　俺みたいにはなるなよ」という遺言でした。その遺言の意味などを紹介します。

おじいちゃんは悠仁に「人を助けろ」という遺言を残します。この言葉は悠仁の身体能力の強さや、悠仁の出生に関係しているとされています。悠仁は人並み外れた身体能力を持っており、呪術師でなくても呪霊に攻撃することができました。この遺言を守り、悠仁はオカルト研究会の先輩達を守ったり、呪術師として人の助けになることをしようと決意しました。

おじいちゃんは「オマエは大勢に囲まれて死ね」と言う遺言を悠仁に残しています。おじいちゃんは入院中は悠仁以外にお見舞いにきてくれる交友関係もなく、お葬式や火葬も、悠仁と付き添いの五条悟以外は誰もいませんでした。自分のようになってほしくないという思いから、悠仁にそんな遺言を残したのだと言われています。

おじいちゃんは死期を察して悠仁に両親のことを伝えようとします。何度も伝えようとしますが、悠仁に「興味ない」と言われて遮られてしまいました。おじいちゃんが両親の何を伝えたかったのかは、まだ明らかになっていません。

『呪術廻戦』の虎杖悠仁は両親を亡くしています。悠仁の両親の正体や、悠仁の出生の謎について、ファンの間でも話題になっています。虎杖悠仁の父親や母親の正体、悠仁の出生の秘密、兄弟構成や悠仁の正体について紹介します。

虎杖悠仁の父親は単行本17巻で登場しました。名前は虎杖仁（いたどりじん）で、悠仁と思われる赤ちゃんを抱いています。悠仁の見た目にそっくりで、おじいちゃんのことを「父さん」と呼んでいることから、悠仁の父親であることは確定だと言われています。

悠仁の母親として「虎杖香織（いたどりかおり）」が登場しています。しかし、香織の頭には夏油傑のような縫い目があることや、おじいちゃんの言葉から、本当に悠仁の母親かはわからないとされています。仁と香織は子供に恵まれず、子供がいませんでした。また、おじいちゃんの言葉から香織は死亡していることが明らかになっています。このことから母親の秘密や悠仁の出生については、まだ謎の部分が多いとされています。

悠仁に人間としての兄弟はいませんが、受胎九相図の1人なのではと言われています。受胎九相図の脹相や壊相、血塗の脳裏に浮かんだ「存在しない記憶」が、悠仁の出生に関わっているとされています。悠仁の母親の香織に縫い目があったことから、香織は羅索に乗っ取られて悠仁を出産したため、受胎九相図とは異父兄弟だという説もあります。

虎杖悠仁は加茂憲紀によって作られたという説もあります。加茂憲紀は悠仁を宿儺の器と言っており、死滅回遊が始まる直前に、オカルト研究会の先輩たちに「息子と仲良くしてくれてありがとう」と言っているシーンがあります。これらのことから、悠仁は加茂憲紀によって作られたとされています。

虎杖悠仁のおじいちゃんは『呪術廻戦』の1話で登場し、亡くなっています。テレビアニメでも登場しましたが、おじいちゃんの声を担当した声優は誰だったのでしょうか。悠仁のおじいちゃんの声優のプロフィールや代表作などを紹介します。

悠仁のおじいちゃんである虎杖倭助を演じたのは、声優の千葉 繁（ちば しげる）さんです。千葉繁さんは『呪術廻戦』で漏瑚の声も担当しています。

千葉 繁（ちば しげる）さんは熊本県出身の声優で、81プロデュースに所属しています。将来の夢は宇宙飛行士でしたが、仕事でテレビの最終審査をしているときに「この中にオレが映ったらどうなるかな?」と思ったことが芝居を始めるきっかけになりました。友人と劇団フジのオーディションに参加して合格し、役者業に転向して、テレビドラマ『一心太助』でデビューとなりました。1976年の『ドカベン』から声優としてのキャリアを積んでいます。

千葉繁さんの主な出演作品は、『幽☆遊☆白書』の桑原和真、『ONE PIECE』のバギー、『北斗の拳』のナレーション、『ハイスクール!奇面組』の一堂零、『鬼滅の刃』の桑島慈悟郎、『ゲゲゲの鬼太郎（第4期）』のねずみ男などです。

悠仁のおじいちゃんは亡くなる直前に遺言を残しています。それは「人を助けろ」「大勢に囲まれて死ね」というものですが、それは悠仁にとって「呪い」になっているという説があります。その「呪い」は悠仁とは別の人間がいないと成り立たないものです。大勢の人が死亡していっている中、悠仁以外の人が全て死んでしまうということを想像しているファンもいました。

悠仁はおじいちゃんからの遺言の通り、人助けをしていました。しかし物語が進んでいく中で、悠仁が遺言を忘れているのではないかというファンの声がありました。真人の無為転変によって姿を変えられた人を殺し、宿儺となって渋谷で大勢の人を殺してからは、悠仁は遺言のことを口にすることはなくなっています。

『呪術廻戦』では遺言のことを「呪い」とも言います。唯一の親族であったおじいちゃんの遺言を糧に生きていた悠仁ですが、人を大勢殺してしまったことを気に病んでいました。それからの悠仁は、七海賢人に言われた「後は頼みます」という言葉を糧にして、生きているのではないかというファンの声がありました。

『呪術廻戦』に登場する虎杖悠仁のおじいちゃんの正体や秘密、悠仁の両親の正体や悠仁の出生の秘密について紹介しましたが、いかがだったでしょうか。悠仁のおじいちゃんの正体は名前くらいしか明らかになっておらず、正体不明となっています。今後物語が進んでいくと、悠仁の出生や両親の秘密、おじいちゃんのことについても、明らかになるかもしれません。また『呪術廻戦』を見る際は、おじいちゃんの遺言や悠仁の出生についても注目してみてください。